
ハブの30倍ともいわれる猛毒を持つ魚「オニダルマオコゼ」。そんな毒魚を捌いて食べるのは超人気YouTuberのハイサイ探偵団だ。紹介する動画では猛毒のオニダルマオコゼを2尾用意したハイサイ探偵団が捌いていく。
今回紹介する動画はコチラ
超猛毒魚「オニダルマオコゼ」を2尾用意したハイサイ探偵団は毒針に注意しながら捌いていく。調理したオニダルマオコゼは、どのような食味なのだろうか。
【超危険】最強猛毒魚を捌いて食べてみた!!
めちゃくちゃ危険な魚「オニダルマオコゼ」
この魚、めちゃくちゃ危険な魚。どのように危険なのかといえば水中でみると岩にしか見えないうえに、泳ぎ回る魚でもないため誤って踏みつけてしまうのだ。背ビレには非常に鋭く、強いトゲが連続して生えているためサンダルくらいであれば貫いてしまう。
このオニダルマオコゼのトゲからは強力な神経毒が分泌されるので、呼吸困難や痙攣を起こす。この毒だけで人を死に至らしめることもあるが、神経毒におかされて浅い場所でも溺死する可能性があるので、細心の注意が必要だ。
猛毒魚オニダルマオコゼを捌いていく
まずは毒のあるトゲが何本も生えている背ビレを、キッチンバサミで切り落とす。オニダルマオコゼが死んでいたとしてもトゲに毒が残っているので、捌くときは最新の注意を払って望んでいただきたい。
ハイサイ探偵団メンバーの叔父さんが漁師ということもあり、もっと簡単な背ビレの落とし方を教えてくれた。まずは背ビレ沿いに包丁を両側からいれて切り込みを作る。V字に谷ができると、真ん中に背ビレが残るので、キッチンばさみを入れて切り落とす。非常に簡単だ。
おじさんに教えてもらった方法だと、身崩れもなくキレイに背ビレを取り除けている。これには他のメンバもー「これ正解だわ」と声を重ねる。
他のヒレ、頭を落として皮を剥ぐ
毒針は背ビレにしか無いのでもう安全。あとは普通の魚と同じ用に他のヒレを落として頭も落とす。首の骨は太く、包丁が通る場所を探して慎重に頭を落としたい。あまり雑に進めると包丁の刃がかけてしまう。
次に皮を剥いでいくが、かなりしっかりと身についており難易度は高め。包丁で削ぐにも皮がやわらいので誤って手を怪我する可能性があるので注意したい。
皮を剥いだら身を捌く
普通の魚と同じように身を3枚におろす。身質はやわらかいのでゆっくり落ち着いて捌こう。捌き終えた骨からは良いダシがでるので捨てないように。
下準備ができたら調理開始!
まずは鍋に肝をいれ炒めていく。ある程度火が入ったら、みりん・みそを加えて混ぜながら炒める。
そこへ捌いた身や皮・ヒレを加え全体になじませるように炒める。
全体的に混ざったら、泡盛を注ぎ込む。もちろん目分量なので動画をみてチェックしてほしい。
アルコールが飛んだら捌いたときにでたアラと水を加える。あとはダシが出るよう煮込むだけ!
オニダルマオコゼのバター焼きも
オニダルマオコゼの身に小麦粉をまぶしたら、フライパンでバターを溶かす。そこへみじん切りにしたニンニクと醤油を加えて、焼くだけ!
オニダルマオコゼの刺し身は炙りで!
お刺身用に身を捌いたら炙りにしていただく。バーナーで身を炙っていくと良い香りが部屋中に広がる。
ついにオニダルマオコゼ料理が完成
完成したメニューは「オニダルマオコゼのドブ汁」、「オニダルマオコゼのムニエル風」、「オニダルマオコゼの刺盛り」だ。
まずドブ汁は、プリプリとした皮がうまい。さらに炒めた肝もうまい。全部うまいが皮に関しては身より美味しいとのこと。次にオニダルマオコゼのムニエル風はたっぷりとバターを使用した逸品。タンパクな味の魚にはバターと濃いめの味が合う。刺身は甘みをほのかに感じる上品な味。
すべての料理を口にした総評として「皮がうまい」。とにかく皮がうまいそうだが、もちろん身も上品な味で美味だ。これだけ美味しいから毒をまとって身を守っているのかもしれない。
今回紹介した動画はコチラ
捌くのが難しいオニダルマオコゼをキレイに捌いていくメンバーの様子は必見。さらに機動戦士ガンダムに登場するグフが持っている斧でオニダルマオコゼを捌くシーンも必見だ。ぜひ視聴してほしい。
【超危険】最強猛毒魚を捌いて食べてみた!!
※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
- 1
- 2