
普段飲んでただ捨てているアルミ缶を溶かして、釣った魚を捌くために必須アイテムである包丁にリメイクするハイサイ探偵団のDIY動画をご紹介。ただ捨てるだけだと「もったいない」という精神は我々も見習わなければいけません。それでは新年一発目のハイサイ探偵団の動画紹介記事をお楽しみください!
●文:ルアマガプラス編集部
今回紹介する動画はコチラ!
660℃の火力でアルミ缶を溶かしつくして包丁をリメイクするこの動画。キャンプをはじめアウトドアに包丁は必須装備。ハプニングが続くなかで果たして包丁はできあがるのか!?
660℃の高温でアルミ缶50個を溶かして包丁を作る
アルミ缶を溶かして包丁を作ろう!
普段ただ飲んで捨てているだけでのアルミ缶を溶かして包丁を作ろう! という企画。アルミニウムの融点は660℃と金属のなかでも低く、割と加工がしやすい。
アルミ缶包丁の自作に必要な材料
アルミ缶を溶かして包丁を自作するにあたって必要な材料はこちら。
- 厚いガラス瓶
- 木炭
- ステンレストレイ
- 七輪
材料が揃ったら作業開始!
七輪に木炭と瓶をセットしたら、アルミ缶を投入しやすいようコンパクトに潰していく。ただ踏み潰すだけだと瓶に入らなくなってしまうので、入れ口を計算してハンマーなどで潰す。
作業を進めていると七輪から「パリンッ」と不気味な音が響く。恐る恐る瓶を持ち上げてみると底の部分が割れてしまっている! どうやら熱に耐えられず破損してしまったようだ。代替として金属製の入れ物を使用することに。
アルミ缶を溶かしていく
七輪は送風機を使用して木炭を常時加熱。そこへアルミ缶を投入すると「ジュー」と音を立てて溶け出した。そのまま溶けたらアルミ缶を追加する作業を繰り返す。
するとここで悲報。アルミを溶かし溜めていた鍋(?)が高火力に耐えられず穴が空いてしまった。そこから漏れ出したアルミは七輪から「はぐれメタル」のように投げれ落ちてしまった。
秘密兵器投入
これ以上底が抜けないよう鉄の水道パイプを使用して再挑戦。アルミ缶を再度溶かしていく。
この「鉄の水道パイプ」が大正解で底が抜けることなくアルミ缶をどんどん溶かしていく。
アルミを型に流し込む
アルミ缶を溶かしつづけ、ある程度の量が確保できたら型に流し込んでいく。ちなみにステンレストレイは容積が多すぎたため、自作の型をレンガと木材を使用して急遽作成した。
型に流し込んだアルミがある程度固まったら水で冷やす。
固まったアルミを整形する
ブロック状に固まったアルミが冷えたら包丁の形に整形する。ある程度形を整えると「ナタ」の形状に…。急遽予定を変更し、ナタを作ることに!
予定変更、ナタを作る!
アルミから包丁を切り出していると見た目が完全にナタになってしまったので、ナタ作りとして作業再開。刃になる部分を削って整えていく。