元ルアマガ編集部員のフルカワが初のロクマルを求め琵琶湖釣行へ。ところが、なんと初ロクマルどころか、立て続けに3本釣り、琵琶湖を軽くザワつかせたらしい…。いったい何が起こってるんだってばよ!?
●文:ルアマガプラス編集部
元ルアーマガジン編集長で、ヤングマシン編集部の古川です。
ルアーマガジン4月号「ロクマルの釣り方」を編集した身として、自己記録が57センチでは特集に偽り有りになってしまうだろうということで、ロクマルを狙いに3日間、遊漁登録のあるライターの望月さんと琵琶湖チャレンジしました。
1日目
序盤はいわゆる旬の釣りともいわれるマンメイド撃ちや浚渫・ミオ筋周りでのスイムジグなどを試すもバイトが遠く、なかなか慣れない釣りのため、コンフィデンスも保てず釣りに集中できていないなと…。
そこで、自分が得意とするシャローの釣りに切り替え、エリアも前日吹いた強風と雨による濁りが絡んだシャローを中心にプラン変更。
ジグ・テキサスで細かく刻んでいくも依然バイトが遠く、風が吹いたタイミングでビーブル1/2オンスに変えてみると、すぐさま自己記録タイ(3本目)となる57センチ3490グラムのナイスバスが釣れてくれました。
【2日目】
濁りを求めて、北湖東岸の河川をラン&ガン。しかし、午前中はノーバイト…。諦めかけた昼過ぎに、望月さんがスピナーベイトで52センチと50センチをキャッチ。
シャローは気温上昇する午後が時合だと推測。よく見ると、モロコの姿も多々あり、スピナーベイトがハマった理由もなんとなく納得。しかし、この釣りではロクマルが出そうな雰囲気はなく、一気にふりだしへ戻されました。
【3日目】
ロクマルチャレンジ最終日。
朝イチは少し深めのマンメイドにて、カバースキャットでコンディションのいい52センチをキャッチ。
その後も初日同様、浚渫・ミオ筋などのちょい沖の変化を狙うも沈黙。やはり濁りの入った浅めのレンジのカバーか?と前日までの釣りにシフトし、今度はスピナーベイトではなく、ジグストによるスイミングを試すと立て続けにチェイスやバイトが多発!ギャップジグ9グラム+ギミーに55クラスがバイトするもフックオフ…。
これは釣り方がハマっている!?と感じ、濁りのなかでもゆっくりかつ、強いアピールで横方向に動かせるフレックスジグ14グラム+スクーパーフロッグマグナムに変えると、これまでの人生で感じたことのない重たいバイトが…! 渾身のフッキングを入れましたが、まさかの痛恨すぎるラインブレイク。
千載一遇のチャンスを逃した…と思いつつも、諦めずに同ルアーをアプローチすると、ついに目標達成となる61センチ/4040グラムをキャッチ!
広いエリアをひと流しで船中ロクマル4本…、スクーパーフロッグマグナムがビッグバスにドンピシャでハマっていると確信…。
折り返して流したい気持ちもありましたが、残念ながらタイムリミットでした。
ボート屋に戻ると、常連さんたちは苦戦したようで、この日の釣果にざわざわ…。
この日だけ釣りしていても到底この釣果にはたどり着かなかったでしょうし、何と言ってもビッグバスを刺激するスクーパーフロッグマグナムのルアーパワーがあってこその釣果だったと思います。
生涯、超えられそうにないメモリアルな1日をくれたスクーパーマグナムに感謝しかありません!
参考までにタックルは
でした。
ラインは浅めをよりゆっくり泳がせられ、ビッグバスにも負けない25ポンドでもいいかなと後日思いました。
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