仕掛けよりも、釣り方よりも、釣果を左右するもっとも重要な要素がエサ。当たり前かもしれないけれども、つまりエサを知ることは、チヌ(クロダイ)へ近付くための基本にして最重要課題なのだ。知ってるようで知らなかった、普段何気なく使っているエサを、1種類ずつご紹介していこう。


Part1「オキアミの種類とサイズ」

画像1: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【生オキアミ】

オキアミ(英語でクリル)とは、オキアミ目に属する甲殻類の総称で、エビに似るがエビではなく、動物プランクトンに分類されている。

釣りエサとして使用されるのは正式には「ナンキョクオキアミ」という種類。その名の通り南極海に生息している。

生鮮食品と違い、冷凍したものであっても、便宜上「ボイルオキアミ」に対して「」と呼ばれるので注意。

画像2: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]
画像3: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【ボイルオキアミ】

その名の通りオキアミをゆでたもの。

ハリ持ちがよく、エサ取りに強いのが最大の特徴。白っぽくなるのでマキエとして使ったときの視認性もよく、生と比較すれば少し水に浮きやすい。生とボイルの中間の「半ボイル」もある。

オキアミはサイズ分けされて販売されている。写真は上から最小のSサイズからLLまでを並べたもの。

微妙な違いではあるが、使用感の違いは大きい。地域によっては「MS」などの中間サイズもある。

Part2「刺し方のバリエーション」

画像4: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【通し刺し】

尾バネの間からハリ先を入れ、腹を内側にして、オキアミの形を利用しながら丸く刺す。もっともスタンダードな方法。

仕掛け回収時に回転するのを防ぐため、ハリを刺す前に尾バネをカットすることもある

画像5: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【頭を取って通し刺し】

頭を取り去ってから腹を内側に丸く刺す。サシエを小さく見せたいときや、遠投時に空気抵抗を少なくするのに有効。

ハリ先は尾バネの間から入れるほか、頭を取り去った切り口から入れる方法もある。

画像6: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【房掛け】

文字通り複数のオキアミを房のように連ねてハリに刺す。特にチヌの場合は大きなエサが効くこともあるので、条件によってはとても有効な手段となる。

画像7: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【背中刺し】

尾バネの間からハリ先を入れ、背中を内側にして、オキアミが「エビ反り」になるように刺す。

遠投しても背中側の殻がストッパーとなり、振り切れしにくい。エサを目立たせる効果もある。

画像8: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【頭を取って背中刺し】

頭を取り去って尾バネの間からハリ先を入れ、背中を内側にして、オキアミが「エビ反り」になるように刺す。

背中刺しのバリエーション。

画像9: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【ムキ身刺し】

頭を取り、胴の部分を中身だけにしたものをハリに刺す。小バリがマッチするが、2、3匹分を刺してもいい。

特に食い渋り時には抜群の効果を発揮する。

エサ付けは釣果を大きく左右することがある大事なポイント

エサの付け方によっては、潮の動きや使い方などの要因で魚の反応が変わってくることがある。付け方ひとつで釣果に差が出ることもあるので、攻め方のポイントとして覚えておこう。

また、エサの付け方がおろそかになっても、エサがハリから落ちやすくなったり食い方が変わったりするので、丁寧にエサを付けるよう心がけることも大切だ。

画像: エサ付けは釣果を大きく左右することがある大事なポイント


Part3 使用上のワンポイント

画像10: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【尾バネは取る? 取らない?】

最終的には好みだが、ウキフカセ釣りでは尾バネを取る人が多いようだ。

逆にあえて残して、ダンゴから抜けにくくする効果もある。

画像11: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【エサをつけるときはハリではなく、オキアミを動かそう】

初心者にありがちなのがハリを動かして刺そうとする失敗。オキアミを押すようにしてハリに刺すとラクなので覚えておこう。

画像12: 『ちぬ倶楽部』クロダイを釣るためのエサ図鑑[オキアミ]

【ムキ身の作り方】

胴の部分の殻をむくのではなく、頭を取って尾バネの方から身を押し出せば簡単に取れる。


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