ちょい投げ釣りとは!?
オモリ付きの仕掛けを軽く投げて、かんたんに魚を釣って楽しめるちょい投げ。近年はオモリと仕掛けがセットになったものが多く売られており、買ってすぐに始められるという便利さが人気を博しています。キスなど投げ釣りで人気な魚を対象に、砂浜や波止など身近な釣り場で楽しめるちょい投げを紹介します。
教えてくれるのは・・・・・
■橋本翔大さん
仕事も釣り、休日も釣りと、釣り三昧な日々を送っている株式会社ハヤブサのスタッフです。岸釣り・船釣り問わず様々な釣りを日々楽しんでいます。
ターゲットは!?

釣って楽しい!食べて美味しい!海の女王「シロギス」
晩春から初夏を迎えると沿岸部の海水温が上昇し始め、それを機に産卵のためにシロギスの群れが大挙して押し寄せます。そして以降の7月から8月は絶好のキス釣りシーズンに突入。岸から20~30メートル先で簡単に狙うことが出来、それよりも手前にいることもあります。
釣り場

段差がなく、安全に釣りが楽しめますよ。
砂浜が最適!!
オススメの釣り場は砂浜(サーフ)です。広い釣り場の中で、水深が急に深くなる場所(カケアガリ)には魚が集まりやすいので、そのような変化を狙います。また波止も同様に好釣り場ですが、岩場や海藻の多いところでは、根掛かりが多くなってしまいます。
仕掛け

小型の天秤オモリの先に1~2本ほどのハリがついた仕掛けです。天秤には仕掛け絡みや根掛かりを防ぐ効果があります。道糸と仕掛けが直結できる誘導式がアタリをとりやすい。
エサ

短くカットするとハリに掛かりやすくなります。
虫エサが一般的
メインターゲットのキス狙いでは、口の小さくても食べやすいイシゴカイがおすすめです。ハリに通すように刺し、鈎先から1㎝程度でカットしましょう。長すぎると端から食べられてしまい、魚がうまく鈎に掛からなくなってしまいます。
釣り方

海底の感触を感じながら横や上方向にサビきます。
投げてゆっくりサビく
なるべく遠く投げオモリが底についたら、ゆっくり竿を横や上に動かします(サビく)。海底のゴツゴツとした感触を竿先で感じながら、たまに止めて魚の食いつきを待ちましょう。魚が当たれば、竿先にコン! と気持ちいいアタリがありますよ。アタリがあればゆっくりとアワセを入れます。
橋本さんイチオシ仕掛けはコレ!!
かんたん投げ釣りセット 立つ天秤 2本鈎(HA310)/ハヤブサ
海底で立ち、仕掛けを漂わせるオモリ「立つ天秤」を使用しているので、魚に対して自然にアピールできます。また、初心者の方でも投げやすいように、仕掛けの全長を短めに設定しています。
橋本さんオススメ!関西のちょい投げポイント!

アジュール舞子内にある海水浴場。明石大橋を望む砂浜です。
アジュール舞子内海水浴場砂浜
都心からもアクセスしやすい釣り場近くには駐車場やトイレもあり釣りがしやすい環境が整っています。ファミリーフィッシングにも適しており、多くの釣り客で賑わう人気釣り場です。
※砂浜からの釣りは、海水浴期間外のみ可能です。また台風による損傷のため立入禁止区域があります。ご注意ください。