DAIWAリールのスペックを見ていると、頻繁に登場する言葉。「マグシールド搭載!」ってやつ。なーんとなく、どんなものかはわかっているけれど、説明しろと言われるとモゴモゴしてしまう人多いかもしれない。そこで今回は、そのマグシールドってなんなんだ! ってのを私見含めてやっちゃいます。


画像: いまさら聞けないマグシールド。DAIWAリールの根幹テクノロジーのひとつを解説!

マグシールドの正体を簡潔にまずは解説。

リールというのは、あっちゃこっちゃが回転しまくる道具です。そのリールの、スムーズな回転を実現するために不可欠なパーツというのがベアリングです。このベアリングに異物が混入するとスムーズな回転が得られなくなるばかりか、破損にも繋がりかねません。

なので、そういった事象を防ぐために、従来はシリコンやゴムなどでシーリングするなどして、ベアリングを守っていたのです。ですが、それを磁性流体シールという液体をベアリングに封入することによりプロテクトしましょう!という発想、テクノロジーがマグシールドなのです。ちなみに、今から9年も前、2010年にDAIWAのハイエンドリール「セルテート」導入された技術なんですね。現在は、幅広い機種に導入されています。

画像: 下の、液体が磁性流体シール。これをベアリングに封入することで、余計な異物(特に汚れた水や塵)などをシャットダウンしようという発想が「マグシールド」なのだ。

下の、液体が磁性流体シール。これをベアリングに封入することで、余計な異物(特に汚れた水や塵)などをシャットダウンしようという発想が「マグシールド」なのだ。

そもそも、なんでシーリングじゃダメだったの?

シリコンやゴムという素材は、どうしても摩擦係数が高い物質です。回転部や可動部にシールドとして装着するとその摩擦抵抗によりシルキーな回転が得られないことがままありました。

磁性流体シールは粘度の低いオイル状の物質ですから、スムーズな回転の根幹になるベアリングに直接封入しても、スムーズな回転が損なわれることがなかったんですね。

でも、こういう疑問をもった人も多いのでは?

「摩擦係数がいくら低くても、余計なものがないほうが回転は良くなるんじゃないの?」

はい。確かにそうです。磁性流体シールは非常に摩擦係数が低く、メーカーによりますと、その具体的な数値は0.1g以下であると以前の取材でお聞きしました。「感じるか、感じないか程度」とはいっても、摩擦抵抗は微細にしろある。その主張は正しいと言えます。

非常に微細な情報を捉える必要のある、エリアトラウトの釣りや、アジングなどのシーンで活躍するユーザーはマグシールド化されたベアリングを外し、社外品に換装する方も多いと聞きます。しかし、その僅かなパフォーマンス差を求めるリスクについても言及しなければならないでしょう。

画像: そもそも、なんでシーリングじゃダメだったの?


ピークパフォーマンスかキープパフォーマンスか。

このマグシールドという技術をリールに導入してから、リールの修理依頼件数が大きく減ったと取材時にお聞きしました。マグシールド化によって、リール性能がキープされることから、ベアリングに起因するトラブルが極端に減ったことが想像できます。

画像1: ピークパフォーマンスかキープパフォーマンスか。

ほぼ、大半のユーザーはリールの回転に関し、キープパフォーマンスが重要であることから、マグシールドのもたらした恩恵は非常に大きいと言えます。基本的に使用後のメンテナンスは必須なリールですが、実は多くのユーザーが使ったら水洗いもせずそのままなんてことも多いわけです。推奨はしませんが、そういった使い方においても、マグシールドのある無しで、リールの性能が担保される結果になっているわけです。

仮にマグシールド搭載機の初期回転性能が9だとしましょう。マグシールドが搭載されていないリールのベアリング初期回転性能が10だとします。マグシールドが搭載されていないベアリングを内蔵したリールは常に、異物混入の危険にさらされており、いくら注意しても、数回の釣行でその性能は9に、そして8になってしまう可能性が高くなります。

画像2: ピークパフォーマンスかキープパフォーマンスか。

仮にピークパフォーマンスを維持したいならば、定期的なベアリングの清掃。それだけで済めばいいですが、ベアリングの交換が条件になってきます。10だった性能が、9になって、さらに落ちていくことを考えるならば、長い間9の性能をキープできるマグシールド搭載機のほうが…と、整備無精な私なんかは考えてしまうのですが…。どうでしょうかね!

最後に、私的に欲しいマグシールド搭載機をご紹介しつつマグシールド小噺を終わりにします! シーバスからエギングまで、幅広く使えるカルディアLTシリーズ! 価格帯も2万円以下なのでコスパいいですよぉ〜。



This article is a sponsored article by
''.