いよいよ夏が迫ってきた。スポーニングの疲れから完全に回復したバスが盛んにベイトフィッシュを追いかけるシーズンの幕開けだ。令和で初めて迎える夏。この夏を「巻き」の釣りで鮮やかに組み立てたいアングラーも多いのではないだろうか? しかし、時に難しくも感じる「巻き」の釣り。今年のファースト巻きフィッシュの要点を…、または初心者が一尾を手にする秘策を、ZPIの伊藤雄大さんに聞いてみた。


伊藤雄大(いとうゆうだい)

総合メーカー・オフィスZPIのメインプロモーター。ハードルアーのみ使用可能なバストーナメント2019年H-1グランプリ亀山湖戦では3位表彰台を獲得。エリアフィッシングでは絶対王者の異名を持ち、そこで培ったレンジコントロールを武器に様々な魚種を追いかけるプロアングラー。

画像: 170名の参加者で賑わった2019H-1GP亀山湖戦ではベイトフィッシュに着いたバスを捉え表彰台を獲得

170名の参加者で賑わった2019H-1GP亀山湖戦ではベイトフィッシュに着いたバスを捉え表彰台を獲得

伊藤さんの愛用するアルカンセロッド。バーサタイル、ジグワーム、ファーストムービングの3つのカテゴリーに分けてラインナップ!もちろん「巻き」の釣りにも完璧に対応可能だ

【バスフィッシング】「巻き」の釣りは難しい?

画像: 巻き物入門にベストなシーズンの到来だ

巻き物入門にベストなシーズンの到来だ

伊藤「結論から言うと、巻きの釣りは決して難しくはありません。水温が安定して20℃を超えてくるこの時期は入門にもオススメ。この時期のバスは横方向の動き、つまりリトリーブでルアーを引っ張ってくる動きに反応しやすく、二つの「お約束」さえ守れば簡単にバスに出会えますよ」。

シーズン的にはこれからがベストと伊藤さんは語る。気になるワード、2つの「お約束」を解説してもらおう。

【巻きの釣り】二つのオキテを押さえよ!

●オキテその1:出来る限りゆっくり、かつ一定のスピードで巻く
●オキテその2:よく飛び、引っ掛かりにくいルアーを選ぶ

伊藤「この二つがとても重要です。一つ目から解説します。今回、巻きの釣り入門に最適ないくつかのルアーを紹介しますが、そのどれもが沈むルアーです。リトリーブスピードが遅過ぎると沈みこんでいってしまいます。逆に速過ぎると浮き上がってきてしまう。リトリーブスピードを調節して一定のレンジをなるべくゆっくり巻く。これが大前提となります」。

画像: 一定にムラなく巻けるかで釣果は大きく変わる

一定にムラなく巻けるかで釣果は大きく変わる

一定巻きこそ基本と伊藤さん。他のテクニックは使わないのだろうか?
伊藤「リアクションバイト狙いで速く巻いたり、ロッドでルアーの動きに変化を付けるテクニックもありますし、有効なケースも多々あります。これらは逃げ惑うベイトフィッシュを演出するアプローチと考えています。一定巻きはこれと真逆で、バスの存在に気が付かずにそこを通り過ぎようとしている無防備なベイトフィッシュを演出するアプローチです」。

画像: 膨大にあるルアーから状況に応じてセレクト

膨大にあるルアーから状況に応じてセレクト

伊藤「私の経験上、後者のアプローチ、スピード一定のリトリーブが、安定して多くのバイトを得られるのでこちらを考え方のベースとしています。テクニック的にも一定巻きをしっかりできた上で変化も付けられるって考え方の方が自然ですよね。野球で例えるとストレートを覚える前にスライダーとかフォークを投げようとするピッチャーがほとんどいないのと同じですね(笑)」。
言われてみれば確かにその通り。一定巻きから覚えることによって、他のテクニックの基盤も自然とできてくるようだ。引き続き二つ目も解説してもらおう。



「遠投性能&根がかり回避性能」が巻きの釣果を伸ばす!

画像: オカッパリでもボートでもルアーの飛距離はアプローチ精度に大きく影響する

オカッパリでもボートでもルアーの飛距離はアプローチ精度に大きく影響する

伊藤「よく飛び、引っ掛かりにくいルアーを使う理由は、とにかく障害物ギリギリを正確にタイトに狙うためですね。トーナメント等の過度のハイプレッシャーが掛かった状況では例外もありますが、基本的に活性の高いバスはシャローの障害物に身を隠してベイトフィッシュを待ち伏せしているケースが多い。よく飛ぶルアーは力を抜いてキャストしても十分に飛距離が出るので結果として狙った所に投げ込み易いです。立ち位置の制限されるオカッパリの釣りでは特に重要視したいポイントですね。」

画像: 巻き物が苦手とするブッシュ等の障害物をどう攻略するかがキーとなる

巻き物が苦手とするブッシュ等の障害物をどう攻略するかがキーとなる

引っ掛かりにくいルアーを使うのも、やはり障害物をタイトに狙うためだろうか?
伊藤「ええ、その通りです。上手くキャストが決まっても、見えてなかった沈み枝一本に根掛りしてしまうだけでそのキャストは失敗になります。また、ミスキャストして思わぬところにルアーが飛んでいってしまっても、引っ掛かりにくいルアーなら無事回収できることが多いのでリズム良くキャストを繰り返していけるのもメリットですね」。

画像: プラグの多くはトリプルフックがついていて根がかりやすく、キャスト難易度は高め

プラグの多くはトリプルフックがついていて根がかりやすく、キャスト難易度は高め

伊藤「トリプルフックを装着したルアーは抜群のフッキングの良さと引き換えにどうしても引っ掛かりやすいので、巻きの釣り入門用としてはちょっと難易度が高いかなと。」

それではズバリ、巻きの釣り入門に適したルアーを教えてもらおう。
伊藤「シャッドテールワーム、バズベイト、スピナーベイト この3つですね。
どれもよく飛び、引っ掛かりにくい長所を持っているルアーです。それぞれのルアーの使い分けとしては…」。

画像: 巻きの釣り入門に最適な3種 詳しくは次回!

巻きの釣り入門に最適な3種 詳しくは次回!

巻きのオススメルアーは3種! 具体的な使用法は次回に譲ろう。

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