バスの最盛期を迎えた今、俄然おもしろいのが水面&表層の釣り。なかでも中田敬太郎さんが注目するのは、ワカサギを意識したバスだ。そこでトップ攻略に最適なトラファルガー7の特徴、そして初夏の水面攻略に有効なI字引き、水面ピクピク、放置(ステイ)の方法を教えてもらった。


教えてもらったのはこの人

中田敬太郎(なかだ・けいたろう)さん
河口湖、西湖、山中湖を主戦場とするフルタイムプロガイドにして、JB河口湖A/B/JB2戦に参戦する現役勝負師。ティムコ・プロスタッフを務め、デルゼ55F/70Fなどルアーの監修も手がける。中田さんのポークルアーブランド『デュースタン』が今夏ついに本格始動!!

『トラファルガー7』ってどんなルアー??

画像: 『トラファルガー7』ってどんなルアー??

ワカサギパターンの最終兵器、連続ローリング×強烈な明滅

中田さん「ワカサギによく似たシルエットでしょ!? ワカサギパターンの最終兵器みたいなルアーです。基本的な操作法はI字引き水面ピクピクによる明滅ローリング、そして放置(ステイ)。ラインアイが2つ、フック&ライン兼用アイが1つ(計3つ)あり、移動速度や潜行深度を微調整できます」。

ラインアイ

画像: ラインアイ

ヘッドにラインアイを2つ装備。フロントアイは直進性が高く、I字引きなど“線の釣り”を繰り出すのにおすすめ。対してリアアイは、水面ピクピクなどの“点の釣り”を得意とする。接続には小型スナップを使用する。これによって接続部に遊びが生まれ、より小刻みなアクションを可能とする。

フックアイ

画像: フックアイ

ベリーのフックアイはスイベル付き。軸が回転するので、魚が暴れるなどして瞬間的に強い負荷がかかってもフックアウトしにくいのが強み。純正フックは#10を装備。
中田さん「ショートバイトが多発するときは、ワンサイズ大きな#8を付けて掛ける釣りを試すのもありです」

フェザー

画像: フェザー

アメリカ大陸原産のモルフォチョウをモチーフにしたフライマテリアル・TMCモルフォファイバーを採用。屈折率の異なるポリエステルやナイロンを重ね、光を受けるとまるで鱗粉のように赤や青に輝く。一般的なフェザー素材に比べると張りがあり、水中でヌメヌメと動いて波紋を発生する

画像: 本物のワカサギとサイズ感がマッチするのはもちろん、フェザーのきらめきも超リアルなのだ。

本物のワカサギとサイズ感がマッチするのはもちろん、フェザーのきらめきも超リアルなのだ。

I字引き、水面ピクピク、放置、食わせ効果抜群の技巧派ルアー

アイポジションによってアクションは自由自在!!

画像: アイポジションによってアクションは自由自在!!

トラファルガー7には、ラインアイが2つある。中田さんによれば、直進性を生かせるフロントアイは、I字系ノーアクションで横に引くのが得意。風が吹くとバスは口を使いやすくなるが、そんなときは巻いて誘ったほうが釣りを効率的に組み立てられる。

対してリアアイは、ヘッドが水を受けることで短い距離で何度もロールさせられる。このときに発生する明滅は、バスの視界に猛烈にアピールするため食わせる力が強く、光が遠くまで届くので魚を引き寄せる効果もある。

中田さん「カバーのチョウチン釣りをオープンウォーターで再現できるみたいな感じ(笑)。こんなに移動距離が短いルアーは、ハードプラグでは初じゃないですか!?」。

次に中田さんのトラファルガー7使いこなし術&裏技を徹底的に解説してもらおう!!



トラファルガーテク① I字引き

画像: 水面を漂うワカサギは、バスに追われると最後の力を振り絞って逃げようとする。そんな瀕死状態の、美味しそうなワカサギを演出できるのがI字引き。フロントアイにラインを結ぶ(スナップを付ける)と水面を“超低速”で、リアアイなら水面直下を“超々低速”で誘える。風があるときに有効。

水面を漂うワカサギは、バスに追われると最後の力を振り絞って逃げようとする。そんな瀕死状態の、美味しそうなワカサギを演出できるのがI字引き。フロントアイにラインを結ぶ(スナップを付ける)と水面を“超低速”で、リアアイなら水面直下を“超々低速”で誘える。風があるときに有効。

中田さん「I字引きは、線で探るときにおすすめのテク。西湖であればブイやロープ、大きな岩、ヘラボールのキワなどをゆっくり誘います。操作法は、水面に波紋が出るか出ないかのスピードで巻くだけ。具体的には6〜7秒でリールハンドル1回転くらいかな。『I字引き』とはいうけれど、ほとんどラインスラックを巻き取るだけのイメージ。これで瀕死のワカサギを演出します。バスにルアーを(横方向に)追わせながら、『このワカサギは生きているのかも…!?』と思わせてバイトさせます」。

画像: 横方向の釣りながらアクション自体は超スロー。ほぼノーアクション状態でも十分なアピールだ。

横方向の釣りながらアクション自体は超スロー。ほぼノーアクション状態でも十分なアピールだ。

弱ったワカサギに似せる

画像: 弱ったワカサギに似せる

6〜7秒でハンドル1回転の速度で糸フケを巻き取る。これだけで水面でツ〜ッと引き波を立てながら泳ぐ瀕死ワカサギを演出できる。

トラファルガーテク② 水面ピクピク

中田さん「無風時に有効なワザ。点で誘える“水面ピクピク”は、ルアーに興味はあるけど口を使わないなんてバスにもしっかりアピールします。操作法は、竿先を小刻みにシェイクするだけ。竿先でラインの弛みをちょんちょん弾いてやると、ボディをロールさせながらキラキラと明滅する。口を使わせる力が強いだけでなく、集魚効果が高いので、別の個体が遠くからスッ飛んでくることもあります。バスが寄ってきたら、水面に浮かせた状態で止めること。これが食わせの誘いになります!!」。

画像: アイポジションでの使い分け

アイポジションでの使い分け

トラファルガーテク③ 放置(ステイ)

画像: トラファルガーテク③ 放置(ステイ)

中田さん「風が吹いていると、バスをだましやすい。こんな状況では、ルアーを投げたらそのまま放置するのも効果的です。トラファルガー7は体高があるので、波を受けるとナチュラルにロールする。それに連動してテールのフェザーが揺らぎ、水面に波紋を発生させる。先に紹介した水面ピクピクよりもさらにスローな誘いです。ラインは弛ませた状態が基本。バスの捕食が見えたら、即座に糸フケを巻き取って合わせを入れられるように構えておきます。アイの位置はリアがいいでしょう」。

フェザーの輝き&揺らぎにも注目!!

画像: フェザーの輝き&揺らぎにも注目!!

中田さん「風が当たる場所はワカサギなどの小魚が溜まる。ただあまりに小魚が多いと、魚がその状況に慣れてしまい、なかなかスイッチが入らない。釣りやすいのは小魚が適度な密度でいるときかな!?」。

中田的ルアーの使い分け

画像: 中田的ルアーの使い分け

中田さん「今回は3タイプを使い分けました。無風から微風時はトラファルガー7の水面ピクピクが効果的。風があるときは自発的にアクションするデルゼ70F。45度で浮くため、波が当たったときに独特の波紋が出る。ロンサムスイーパーIはワカサギを追っているときにI字引きで使うのに有効です」。

どのカラーを選べば良いの?

中田さん「色は好きなものを選んでOK。参考までに西湖の実績色を挙げると、曇天ならシルバーミラー系、風が吹いて水が濁ったらホワイト系がおすすめ。ちなみに、僕のお気に入りはパールシラウオです。これは光を通さないパールベースに、ヘッドとテールにブルーが吹いてあるのが特徴。揺れる波間でもアングラーからの視認性が高く、それでいてバスからすると逆光で黒っぽく見えます」。

中田さん使用タックル

中田さん「トラファルガー7にはPEタックルがおすすめ。ロッドはラインスラックのコントロールが容易で、遠投性抜群の7フィート前後が使いやすい。マイクロガイド採用のエイシス ACES70SLP+Jは、長めながら小刻みなシェイクも得意です。スピニングリールは2500番で、ラインはPE0.4号+フロロ5ポンドを組み合わせる。フロロリーダーは水に沈むので、シェイク時のラインのキラキラ(魚に与える違和感)を最小限に抑える効果が見込める。リーダーの長さは80センチが目安です」。

●ロッド:フェンウィック・エイシス ACES70SLP+J(ティムコ)
●リール:コンプレックスCI4+2500S F6 HG(シマノ)
●ライン:ソルティメイト・スモールゲームPE-HG 0.4号(サンライン)
●リーダー:トルネード松田スペシャル競技ブラックストリーム 1.25号(サンライン)

画像: 中田さん使用タックル

中田さん「ワカサギ以外の小魚を食べている場合でも釣れます。例えばオイカワとか。琵琶湖だったらアユパターンにも効くはずです!!」。


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