アジング導入新書#01では、アジングに興味はあるが、可能な限り格安で!という読者のためのロッド&リールをご紹介しました。今回は、それなりな価格帯ではありますが、昨今のアジングシーンの最前線に立つことも可能な厳選タックルをチョイス。アジング…。この釣りやるからには本気で取り組んで遊んでみたいんだよね!という心意気の皆様のために、忖度なしで厳選。ちょっとマニアックです。ですが、ちんぷんかんぷんでもいいんです! フィーリングで選んでいただいても、高次元であなたのアジングを支えてくれる道具たちです。


SRAM EXR-57S-Sis(TICT)¥35,000(8月発売予定)

人気ライトゲームメーカーが送る、最新アジングロッド! 初代アジング王トミー敦さんがプロデュースするカリッカリな専用ロッドです。ティップはなんと0.6mm径と極細ソリッドティップを装備しており、その感度は異次元。

画像: ルアーマガジンソルトのアジング対決企画「アジング王BATTLE」初代覇者、トミー敦さん。そのトミーさんが自信をもってこの夏お送りするアジングロッドなのであります。

ルアーマガジンソルトのアジング対決企画「アジング王BATTLE」初代覇者、トミー敦さん。そのトミーさんが自信をもってこの夏お送りするアジングロッドなのであります。

トミー「ティップはこれ以上細くすると折れるという、製造上のギリギリライン。このティップが今まで以上に仕事をしてくれるので、使用するジグヘッド+ワームの操作感は異次元ですよ」

画像: 左が紹介モデルです。

左が紹介モデルです。

編集部としても、最先端でなおかつ信頼できるアジングのパイオニア的メーカー&アングラーが開発しているロッドということもありチョイス! ティップの取扱注意なんてのは、これから紹介するアジングロッドは全てに言えることなので、初めてアジングにトライするって人は、竿先の取扱だけは注意ですぞ! 発売は8月ですが、取材を経てコレは!というロッドでしたので紹介ひとオシ。

Advancement PSR-60(サーティフォー)¥36,000

アジングのパイオニアとして業界を牽引してきた、家邊克己さん率いるサーティフォーが提案するアジングロッド。記事テーマはあくまでエントリーユーザー向け。でも、それなりの道具をちゃんと揃えてこの釣りに挑みたいという人向けということで選んだのがこの機種。

画像: アジングのパイオニアとして知られる家邊克己さん。その家邊さんが手がけた現代アジングを制する先駆的ロッドがアドバンスメントPSR-60

アジングのパイオニアとして知られる家邊克己さん。その家邊さんが手がけた現代アジングを制する先駆的ロッドがアドバンスメントPSR-60

PSRというシリーズは、現代アジングの基本、ルアーを投げて、フォール(沈ませる)させて、アジにそれを喰わせて、ノセるという流れを比較的再現しやすいアクションに仕上がっています。そうなんです、ある意味、ちゃんとルアーを送り込めば魚が釣れるオートマチックなロッドなんです。最初はこの手のロッドで、アジがルアーをどのように捉えるかを知ることで、経験を積むことができるはずです。

SUPER AJIST TZ 53/SSL(TailWalk) ¥30,000

ルアーマガジンソルト誌で好評連載中のアジング対戦企画で1stシーズンのファイナリストとして活躍した、木村壮大さんが監修を務めるロッドシリーズ。横浜というアジング激戦区で磨き上げたロッドは、ビギナーからベテラン問わず、一線で使い続けることのできるハイエンドな性能。特に近代アジングを象徴するかのような無機的で研ぎ澄まされたデザインは所有欲をそそります。

画像: 独特なグリップデザイン。無機的ながら機能は有機的。

独特なグリップデザイン。無機的ながら機能は有機的。

画像: SUPER AJIST TZ 53/SSL(TailWalk) ¥30,000

オススメするモデルは5ft3inと短く感じるかもしれませんが、取り回しの良さ、最近のロッドのキャスト性能の良さを考えると、メインのキャストレンジとなる近・中距離をビギナーでもカバーできる性能を有していると考えました。このTailWalk製のロッドの特徴として、使用しているパーツなどのクオリティは同じ値段帯のロッド群より1ランク上と言ってもいいでしょう。感度の良さもこのロッドシリーズの特徴でもあります。

画像: 変顔が得意だが、安心してください。アジングの腕は超一流な木村壮大さん。彼がロッドに関しては監修しています。安心してください。アジングは超ウマいです(笑)。

変顔が得意だが、安心してください。アジングの腕は超一流な木村壮大さん。彼がロッドに関しては監修しています。安心してください。アジングは超ウマいです(笑)。

月下美人 AIR AGS AJING 64LRS(DAIWA) ¥38,500

日本の大手釣具メーカーがリリースするアジング用ロッド。ルアーマガジンソルト誌のアジング王BATTLEで2年連続ファイナリスト進出、かつ準優勝と安定した成績を残す渡邉長士さんが、右腕と使用するシリーズでもあります。大メーカーの提供する製品でもありますので、安心してどなた様にもオススメできます。

画像: アジング王BATTLE企画、2シーズン準優勝。渡邉長士さんも愛用!

アジング王BATTLE企画、2シーズン準優勝。渡邉長士さんも愛用!

小難しい話はともかく、非常に軽量に仕上げられるAGSというガイドパーツを使用していたりと、ならではの技術が投入された最新鋭のアジングロッドと言えます。赤いブランクも特徴的ですので、デザインで選んでも良いかもしれませんね。



ソアレCI4+ アジングS608UL-S(シマノ) ¥37,000

近年、同社のロッドブランクは今回紹介するアジングロッドに限らず、ユーザーの評判が非常に良く、人気になっている。開発に携わった丹羽喜嗣さん(アジング王企画ファイナリスト)にこのロッドの特徴を訪ねてみた。

画像: ソアレCI4+ アジングS608UL-S(シマノ) ¥37,000

丹羽「まず、シマノにはソアレ・エクスチューンという軽くて、掛けを意識したアジングロッドのシリーズがあるんですが、ちょっとその方向でないロッドも必要だろうと。なので、このロッド、どちらかというとノセ(アジが勝手に掛かりやすい)の仕様に近いのです」

ある意味ビギナー向けでもありますね。

丹羽「でも実はノセだけでなく、掛けもどちらもできます。結果的にはノセ調子と言える、竿先を靭やかにすることで、操作するルアーに人間の無駄なノイズがなるべく入らないようにしたかったんです。その絶妙なバランスを追い求めて、なおかつ感度が欲しかったんですよね。キンキンの感度を求めるタイプだとディープ(深い水深)を攻めるときにはいいのですが、それより浅いレンジを攻める時はちょっと雑音が入りすぎる……そのあたりを補完したかったんですよ」

画像: 左がS608UL-Sです。

左がS608UL-Sです。

ちょっと、初心者向けの話ではなくなってきましたが、ようはコダワリまくっている機種だということが理解できました。本来は二律背反する機能を絶妙なバランスで詰め込んできた……。そんなロッドだということです!

スキャッドウォールSWS-56JH-ST(ジャッカル) ¥39,800

軽量化するルアーを快適にキャストできるロッド性能は、イコール、ビギナーでも使いやすいロッドということになります。特に、近距離〜中距離の使い勝手を意識したロッドの長さであり、アクションになっていることから、最近のアジングシーンにカチリとハマる使い勝手なっているのが特徴と言えます。また、ジャッカルはバスロッドを古くから手がけてきたメーカーで、バス釣りのトーナメントシーンを戦うためのこういった繊細なロッドを設計するノウハウは独自のものを持っているんです。その技術が存分にフィードバックされたアジングロッドと言えるでしょう。

画像: アジングを始め、トラウトのトーナメントシーンで活躍する若き天才アングラー、杉山代吾さんも愛用。

アジングを始め、トラウトのトーナメントシーンで活躍する若き天才アングラー、杉山代吾さんも愛用。

画像: 繊細なバスのフィネスフィッシングのためのタックルノウハウを存分にフィードバックし、独自の進化を遂げたアジングロッド……。バスマンの人なら気になりますでしょ??

繊細なバスのフィネスフィッシングのためのタックルノウハウを存分にフィードバックし、独自の進化を遂げたアジングロッド……。バスマンの人なら気になりますでしょ??

宵姫天 S511Fl-solid(がまかつ)¥49,000

ルアーマガジンソルト誌の「アジング王BATTLE」企画の二代目アジング王に輝いたのが藤原真一郎さん。そのアジングの達人が手がけた最高峰のアジングロッドが宵姫天シリーズ。これからアジングを始めるような人にこのロッド??? と思うかもしれないが、良いものを薦めないわけにはいかないのですよ…。

アジング王BATTLE 二代目アジング王! 藤原真一郎さんが究極のアジングロッドを目指して監修したシリーズが宵姫天シリーズなのです。

究極とも言える、各種感度を追い求めたエンスー仕様だが、これを最初から使いこなせたらあらゆるアジングシーンを攻略できるようになるはずです。ワンハンドキャストと呼ばれる片手投げをマスターする必要があるが、普通のキャストと難易度そのものは変わらないので、これが欲しい!これでアジングを極めてやるという心意気の方は躊躇なく購入して、使いこなして欲しいところですね。

画像: ショートグリップという、グリップが短いデザインなので、片手でルアーをキャストする技術が必要になります。ですが、なれるとなんてことない!

ショートグリップという、グリップが短いデザインなので、片手でルアーをキャストする技術が必要になります。ですが、なれるとなんてことない!

ルナキア LK632S-LMLS(テンリュウ)¥36,000

メーカーのカタログ解説を見ると「掛け」に特化したロッドという記載があります。どういうことかというと、アジングには大きく別けて「掛け」と「ノセ」の釣りがあるのです。そこの説明はやはり必要ですよね。

ざっくり説明すると「掛け」の釣りは釣り人が能動的にアジをルアーに鉤掛かりさせる釣り(アワセという動作が重要になる釣り)、「ノセ」は、ある意味ロッドの穂先のしなやかさを利用して、自然にアジをルアーに鉤掛かりさせる方法です。

どちらにも一長一短あるのですが、ビギナーにはオートマチックにアジがルアーに掛かる「ノセ」タイプのほうが良いとされています。

つまり掛けは玄人向け?と思われガチではあるのですが、繊細なアジのアタリがロッドを通して伝わってきたときに、それを感じ取って掛けていくというほうが性に合う人だっているハズ。つまり、アタリがあったら掛けたいじゃん?というゲーマータイプの人だ。そういう人には、おそらく、あれ?掛かっているよね?となる「ノセ」よりも「掛け」ていくアジングのほうがいいはず……。

な・の・で、選択肢としてすすめたいのであります。このロッドは「掛け」に向いた仕様になっているので、そういう釣りをやってみたい人はぜひ!

MOBILE 5 AJING-2TIP(LML・ルアーマガジンリンクス)¥29,800

最後は、小社PBのLMLがレジットデザインというバスロッドメーカーとタッグを組んで開発した5ピースのアジングロッド。このロッド、実はティップと呼ばれる竿先が2本ついているロッド。アジングロッドの代名詞となっているソリッドティップと、中空になっているチューブラーティップの2本が同梱されているのです。つ・ま・り、途中説明させていただいた「ノセ」の釣りはソリッドティップが担当。「掛け」の釣りはチューブラーが担当と機能が別れているんですよね。

ただ、使っていただいたらわかるのですが、「ノセ」を意識したソリッドティップを装着した際の、フッキングのオートマチック力は秀逸。開発に携わっていたスタッフも「あれ? 掛かってる」「いつのまにかフッキングしてる…」とまるで釣りウマになったかのように、アジが勝手に掛かります。ルアーを投げて、潮の流れに乗せることに集中できるようになるので、釣果は必然的に上がるんですね。つまり! 超ビギナー向けの1本と言えますので、オススメしたい次第です。

画像: 2本あるティップが特徴の可変アクション・アジングロッド&MOBILE仕様。全国の釣具店で注文可能です。

2本あるティップが特徴の可変アクション・アジングロッド&MOBILE仕様。全国の釣具店で注文可能です。

選んだ8本のロッドは、長く、そして最前線で戦えるアジングロッドだ!

というわけで、結局1本、1本真面目に解説してしまいました……。どうしてもメーカーホームページのコメントのコピー&ペーストでは済ませられないタチで……。ほとんどが実際に開発者に取材して、機能をまとめた内容です。ぜひ、じっくりご覧いただき、深淵なアジングの世界に浸るための道具をまずは選んでみてください。

初心者向けじゃないような用語や解説もあったかと思いますが、なんでも形から入ることで、その遊びを続けようという心構えも成るものです。

選んだロッドはどれもこれも決して安い商品ではありません。なので、ちゃんと吟味して編集部で話あって選んでみました。そこは信頼くださいませ。そして、これから始めようというアジングライフの一助になれば幸いです。

次回はオススメしたいアジングリール編になります。また、暑苦しくなるかとは思いますが、何卒ご期待ください!



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