SNSのロール中に、み・つ・け・たー! アジングの名手、丹羽喜嗣さんがなにやらプラグでバンバンとアジを釣ってるやないかー! どこの、どんなプラグ??? こりゃ、本人に聞くしかないでしょ!と直撃インタビュー。理論派であり、実戦派の丹羽さんが手がけてるのだから、間違いないはず! 最速濃密インタビューをお届けします。※写真のルアーは全てプロトです。

バイブレーションのような形状だが機能はまったく違ったー!

丹羽さん、早速ですけどSNS見ましたよ。詳しく教えろっ! なんですか、あのアジ用を謳っているプラグは、バイブレーションみたいな形状の小さいミノーですが…?

画像: 丹羽喜嗣(にわよしつぐ)。ルアーマガジンソルト誌の人気アジング対戦企画「アジング王」の2018年シーズン・ファイナリスト。緻密で、論理的なアジングを展開する瀬戸内の実力派アングラー。シマノのフィールドテスターでもある。革新的なフロートシステム「ウルトラシュート(シマノ)」の開発者。

丹羽喜嗣(にわよしつぐ)。ルアーマガジンソルト誌の人気アジング対戦企画「アジング王」の2018年シーズン・ファイナリスト。緻密で、論理的なアジングを展開する瀬戸内の実力派アングラー。シマノのフィールドテスターでもある。革新的なフロートシステム「ウルトラシュート(シマノ)」の開発者。

丹羽「ようやく、解禁になったんでね(笑)あ、大事なことなんで形状より先に、こだわったフックの部分の解説を先にさせてくれる?」

フック?? あ、フロントがチラシばりで、あれ?リアがトレブルになっていますね。

丹羽「そうそう。実はこのフックのセッティングがこのルアーの大きなキモのひとつ。フロントにチラシばり…、アシストフックっぽいでしょ? でもこれがメインフックなんよ。実は後ろのトレブルがアシスト的役割を担ってるのよ」

どういうことですか?

丹羽「まず、プラグでアジを狙うチャレンジというのはメタルジグしかりで成されてきたけど、いまいちパッとしなかったでしょ。それは、単純にその手のルアーってアジがフッキングしにくいというのがあったんよ」

確かにそうですね。

丹羽「で、開発に入る前に、なんでプラグやジグ系のルアーにアジがフッキングしにくいかを紐解いて行ったんよね。まぁ、それでわかってきたこと…、というか、すでにわかってたことが、アジって魚は進行方向のルアーの端部を頭と認識して、そこを狙う習性があるってことですね」

つまり、まさにルアーのヘッドを吸い込んだり、抑え込む習性があるってことですね。

丹羽「そうそう。でね、普通のプラグはフロントはトレブルフックが付いてるでしょ。これだとフッキングしてくれないのよ。なんでかっていうと、アジのバイト力って弱い。ジグ単やってる人はわかってると思うけど、アジって吸い込み系のバイトが多いじゃないですか。その吸い込む力がかなり弱いんですよ」

はいはいはい、わかります!

丹羽「そうなると、トレブルだとフックが重すぎる。なんで、吸い込みやすくて軽いチラシばりを採用してみたのよ。そしたらテキメンですよ(笑)。で、なんで後ろにトレブルが付いているのかですよね」

それは気になります。

丹羽「アジの口って柔らかい薄皮タイプでしょ。2本のチラシばりがついてるから、分散はしてくれるんやけど口切れしやすい。そこをカバーしてくれるのがトレブルフックなんよ〜。チラシばりがフッキングしてくれたあとに、トレブルフックが身に掛かる。つまりアシストしてくれる」

そのフックの二段構えで…、バイトからのランディング率アップということなんですね!

画像: まさにこの写真…。しっかりチラシばりがアジの口をとらえ、抑えのトレブルフック。ルアーの形はご覧の通り。一見バイブレーションのように見えるが、機能は違った…。
まさにこの写真…。しっかりチラシばりがアジの口をとらえ、抑えのトレブルフック。ルアーの形はご覧の通り。一見バイブレーションのように見えるが、機能は違った…。

気になるアクションは? え? アクションしない???

そして、気になるこのルアーのアクションですが、どんな感じなんですか?

丹羽「うんと、アジって基本的にアクションするものが嫌いなんです。興味を示さない…というか示しにくいんですね。ほら、アジングの主力となっているジグ単って基本、ノーアクションでしょ。なので、このプラグ、i字アクションなんですよ。ス~っとi字アクション(ノーアクション)。

ただ、それだけじゃないですよ。どのリトリーブ域でもそのi字アクションを保てるんです。低速でも高速でも、フォールでも」

画像: 丹羽さんはデイアジングの達人でもある。気難しいデイのアジもご覧の通り。

丹羽さんはデイアジングの達人でもある。気難しいデイのアジもご覧の通り。

i字系マニアの記者にはかなりソソる話しをぶっこんできましたね。もっと詳しく!

丹羽「あとね…、これもキモですよ。i字を止めると姿勢を崩したり、不用意にアクションしたり、ゆらめいたりする…この機能、邪魔なんですよ…。なんで、水平フォールをきっちりとどの状態でも演じきれるルアーにしました」

オールタイムi字系de水平ってやつですか…。そ・そ・ら・れ・ま・す! 

でも、丹羽さん、意地悪な質問していいですか? リリースされるプラグが魅力的で、釣れる機能が詰め込まれているのはわかりました。ゆうても、ジグ単には敵いませんよね。

丹羽「……。そう思うでしょ。僕はこれ、アジングのローテーションの一角に汲み入れられる、機能と特徴を持たせてますよ。ジグ単との違いは、ずばり水圧しの違いだと感じています。プラグにしか出せない強めの水圧しをするので、これが効く状況、ハマる状況はあるんですよ。この違いを意識した使い方は釣果に繋がります」

なるほど、万能だと言うことではないということですね。ただ、これも意地悪な質問よいでしょうか? 先程もおっしゃってましたが、アジは不用意なアクションは苦手というか反応しない。つまりi字系が正解だと。それとも関連するんですが、アジって水圧しが弱い波動が弱いルアーやジグ単のほうが良いと言われていますよね。プラグだと強すぎないですか?

丹羽「そこなんですが、そもそも、アジ用のプラグってそうそう多くない。でも、ジグ単でどうにも反応が悪い時に、質の違う波動、水圧しをするルアーを投入すると、途端に反応がよくなったりします。逆もしかり。プラグならではの質の水圧しをするってだけで、アクションはノーアクションの水平i字系なんで。だからローテーションに加えられるんですよ」

おお、ということは、例えばですが、アジが大きな群れで釣りやすい水深、飛距離内にいるときはジグ単が強い…。でもアジの群れが小さかったり、群れの規模が散漫で薄かったりする場合は、プラグのちょっとした強めの波動が活きたりするなんて使い方をちょっとイメージしてみたんですけど、どうでしょうか?

丹羽「それも正解のひとつです。状況は変化しますので、アジングの引き出しとしてこのプラグが強い武器になるということですね。プラグで無理やり釣るのではなく、より釣るための道具になるということです」

話しを聞いていると欲しくなってきました…。ちなみに重量展開は?

丹羽「3gと6gを予定してます。メタルジグなんかで遠距離を無理やり狙わなきゃいけないような条件下とかに、当然ジグ単より飛距離は出ますから、武器になりますよ。このi字系はホントにアジには効きますから」

なるほど! ありがとございました。気になる発売時期ですが…。

丹羽「9月末を予定しています。名前はライズショットDI(シマノ)で46SSと46HS(3gと6g)です。ぜひ、アジングの釣りのローテーションの一角に…。あ、あと、他にもちょっとおもしろい事を考えてるので、期待していてくださいね。お披露目できるタイミングになったらお伝えしますよ」

期待してます!

画像: メバルも釣れるよ!(当然ですね…)

メバルも釣れるよ!(当然ですね…)




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