はい! 俺たちの強い味方DAISOではありますが、こと釣り具に関してはどうなのよ? 釣り専門誌をあれよこれよと渡り歩いたひねくれ編集者。どうしても、この禁断の果実に手を出して見たくなったわけです。忖度なし! 100円という最大のアドバンテージも加味しつつ、本気でインプレッション開始。今回はバイブレーション編です。


いきなり王道から外れた仕様ですがいいんでしょうか?

全長69mm実測、重量は11.5g。仕様はふむふむ。こんなものか。ですが、二度見したのがタイプ。このバイブレーション、タイプは「フローティング」なのであります。ぇぇと、割にニッチなところに突っ込んできましたね。最近は尖ったバイブレーションのいくつかは確かにフローティング仕様として販売されています。例えばバイブレーションX(メガバス)、モラモラ(オーバスライブ)、ミスティF(スミス)、LV-0(ラッキークラフト)など。でも、ちょっと名前を引き出すのに、えーっとというレベルです。

画像: フォルムは名作TD.バイブレーション(DAIWA)を彷彿とさせる。少なくとも100円感はない。つかフォルムまんまじゃね!? 顔はハクレンぽい。

フォルムは名作TD.バイブレーション(DAIWA)を彷彿とさせる。少なくとも100円感はない。つかフォルムまんまじゃね!? 顔はハクレンぽい。

小社マシモP曰く「フローティングバイブは重心ちゃんとしてないと泳がないで〜」と言ってくるくらいですから、専門のメーカーでもフローティングバイブのセッティングには気を使う仕様だということがわかります。

くっ、それをDAISO100円ルアーがやってのけるのか! と、パッケージから取り出し、とりあえず投げて見ることに。

キャスティング性能は良好。バイブレーションらしい飛距離はでます。ということで、まず難関を与えましょう。

川の流れの中をタダ巻きしてみました。むう、バランスが流れを受けて崩れます。ちょっと崩れすぎです。ただ、止水でのリトリーブでは、比較的真面目にまっすぐ泳いできますから、ルアーとしての機能はギリ保っています。

あと、バイブレーションはしています。比較的ピッチも細かいですし、釣れそうなアクションではあります。しかし。あれ?ラトル音がしない。ノンラトルだったかな? 一旦引き上げて、ルアーを振って見るとラトルは入っている感じです。

使っていたロッドがソリッドティップのベイトロッドだったこともあり、これ、ティップで振動を吸収しているかも?と疑いましたが、そうではないようです。無理やり手元でスピードを上げてリトリーブしてみると、かろうじてラトルの音がします。

画像: カラーリングは決して悪くない。他のカラーも及第点。丁寧な塗装かと言われると。いや、まぁ、成りですねと答えますが。

カラーリングは決して悪くない。他のカラーも及第点。丁寧な塗装かと言われると。いや、まぁ、成りですねと答えますが。

これはこれで、有りかもしれない。サイレントではないけれど、申し訳程度にラトル音が鳴るとか、最近のハイプレッシャーなフィールド事情を鑑みれば、無しか有りかというと、有り寄りでしょう。ただ、DAISOというパイの大きな小売店で販売しているものですから、ジャラジャラと音が鳴るらしいバイブレーションでも良かったのでは?とは思います。

まだ使い込みが足りないのでなんとも言えませんが、ラトルが下部スペースに溜まるだけで、バイブレーションのアクションではラトルが振られていないのだと思います(ラトルが稼働するスペースが制限されている?)。石にヒットしたときや、かなり強くジャークしたときに音がかろうじて聞こえました。原因については今度、一斉解剖して解明しましょう!

さて、戻ります。リトリーブしたあとにテンションを抜いて見ましょう。どんな浮き上がりをするのかな?

....。ん?....。沈んでいきますね。これ、フローティングじゃない?? かといってサスペンドでもありません。ゆっくり沈んでいくスローシンキングタイプじゃないですか。フローティングではないですね! まぁ、100円ルアーにその手の突っ込みは、もはや野暮ってものでしょう。

その恩恵か、ちょっとしたリフト&スローフォールという、割に他のバイブレーションではやりにくいテクニックが実現できます。

これ真面目に効く状況があるのではないでしょうか。フォール姿勢も、安定していなかったミノーに比べれば、かなりちゃんとしています。た・だ・し、横風というか横からの流れに弱い弱点はありますから、そこは意識すべきでしょう。



ツッコミどころは満載なものの、ルアーとして成立

総評としては、これはアリ。ただ、やはりウエイトセッティングの関係からか、比較的バランスがシビアです。気持ちよく使うのであれば、板おもりなどをルアーの前方底に貼り付けて、姿勢を安定させてやったほうが良いかもしれません。フックは交換推奨です。

表記通り、フローティング・バイブレーションではなく、あえてカテゴライズするなら、スローシンキング・バイブレーション。ラトルは入ってるけど、気持ち鳴るだけセミサイレント

前回インプレッションしたミノーと比べると、実力は同じくらいかもしれないですね。一応、アクションを伴うプラスチックの塊がフックを装備して泳いでいるわけですから、ルアーとして成立しています。あと、文中にも書きましたが、ほぼ音がならないセミサイレント、シンキングほどストンと沈まない、スローシンキングという特徴は持っていますので、そっとボックスに一つくらい入れておいても良いかもしれません。

ただ、これはいい! オススメ!!とはよう書きませぬ....。

以上、ミノーに続き辛口になってしまいました。どちらにせよ、インジェクションプラグが、100円+消費税で買えてしまうことに関しては平服せざるを得ません。ダイソーファンの方、ごめんなさいっ! 次回はポッパー編を予定しています。

画像: ミノー、バイブレーション、次はポッパー編。クランクベイトは、まだ手に入れてないので近いうちに。

ミノー、バイブレーション、次はポッパー編。クランクベイトは、まだ手に入れてないので近いうちに。




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