アメリカ・バスマスタークラシック出場12回にして、日本人唯一のクラシック優勝者、"T.O."こと大森貴洋。現在は戦いの舞台をMLF(メジャーリーグフィッシング)へ移し、選ばれしトッププロとともに戦いを繰り広げているT.O.だが、20年以上世界最高峰の第一線で活躍し続けるに必要不可欠な2台の車があった。


“バス釣り界のイチロー”こと世界のT.O.

画像1: 大森貴洋が世界で戦うための“2台”の愛車

【Profile】
大森貴洋(おおもり・たかひろ)
1970年生まれ。英会話も資金もままならない状態で21歳のときに単身渡米、B.A.S.S.トーナメントにノンボーターとして参戦を開始。以来、着実にキャリアを重ねて2004年に世界最高峰の舞台バスマスタークラシックを制する快挙を成し遂げた。現在は選ばし強者の集うMLF(メジャーリーグフィッシング)を戦う。

『仕事』と『趣味』愛車は2台

大森シボレートラックの中で一番デカいやつで、内装は革貼りで一番いいグレード。トルクがすごくてキャンパーとバスボートを引っ張るときも安定するから、長距離運転が楽だよ」

2019年度からメジャーリーグフィッシングを中心に、全米を転戦する大森さんの愛車はV8の6.6リットルエンジン搭載。時には数日間のドライブを強いられるツアープロの頼れる相棒だ

画像2: 大森貴洋が世界で戦うための“2台”の愛車

全米を転戦する大森さんの足となるのはシボレー・シルバラード3500HD。後輪のタイヤが左右2つずつ装着されている「デューリー」タイプだ。

画像3: 大森貴洋が世界で戦うための“2台”の愛車

そしてブルーを基調とした大森さんの愛艇、レンジャーZ520Lだ。

そんなことより…と、撮影もそこそこに大森さんがシボレーで取材スタッフを連れていってくれたのがダラス郊外のサーキット。オフシーズンのトレーニングを兼ねて数年前から始めて、今ではマシンをガレージに預けるほどのハマりっぷりだ

大森「ラフウォーターをロングドライブして1日何1000回もキャストしなきゃいけないから、バストーナメントはハードなスポーツ。マネージャーもトレーナーもいないし、身体は自分で管理しなきゃいけない。バスプロ体型っていうのがあって、最近の強い選手って普段から走ったりトレーニングしてるからシュッとしてる人が多いんだよね

自分もジムに通ったり、カートもなるべく行くようにしてるよ。マシンは小さいけど全身を使って、すごくいい運動になるからね

画像4: 大森貴洋が世界で戦うための“2台”の愛車

サーキットのガレージに、大森さんは愛車を預けている。トレーニングを兼ねて、試合の合間やオフシーズンはなるべく通うそうだ。

画像5: 大森貴洋が世界で戦うための“2台”の愛車

大森さんが通うサーキットにはレンタルカートも充実。この日はラッキークラフトU.S.A.サポートプロのケリー・ジョーダンも挑戦。

「さすがに走りはT.O.に勝てないね(笑)」



大森さんのマシンはコースに定められた一定のタイムをクリアしないと乗れないので、取材スタッフはレンタルカートに挑戦。レンタルとはいえ目線が低いし、時速50キロ程度でも体感速度は倍以上

4つの小さなタイヤが受ける路面の衝撃がステアリング、いや全身に伝わり、コーナリング時の加減速ごとに身体が左右に振られる。さらに日差しが容赦なくアスファルトを焦がす。1周80秒ほどのコースを5周走り終えたらヘロヘロになってしまった。

画像6: 大森貴洋が世界で戦うための“2台”の愛車

トーナメントで結果を出すのが大森さんの仕事なので、カートは完全な趣味。かれこれ5年以上続けている。

画像7: 大森貴洋が世界で戦うための“2台”の愛車

愛車を駆る大森さん。度重なるコーナリングの衝撃で肋骨を折る可能性があるため、レーシングスーツの下にプロテクターを着込むという気合の入れようだ。

大森「自分のマシンは2ストローク125ccのエンジンで、6速トランスミッションだから130キロは出るんじゃないかな。押しがけ手伝ってよ」。

と、大森さんの背中を軽く押すとエンジンがうなりを上げてピットアウト。取材スタッフはその勢いですっ転んでしまいましたが(笑)

画像: 『仕事』と『趣味』愛車は2台

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