一見すると普通のラバージグ。でも、実はほぼノーウェイト。「沈まない」ことでスキッピングが容易にできて、ブッシュの奥に潜むビッグフィッシュに口を使わせてしまう。今まで以上に積極的にカバーを攻め込めるのが『PDLロベルタスイムジグ』なのです。


ブッシュを釣るには水切り音が不可欠

野良ネズミやブッチギルなど、近年話題のルアーを続々と生み出し続けているティムコの大津清彰さんが、またしてもエポックメーキングなアイテムを創り上げてくれました。

大津さんのホームグラウンドはTBCの主戦場・利根川であり、ブッシュなどカバーには事欠きません。それらを攻略する際にシャッドテールワームやスイムジグを多用するわけですが、その場合ピッチングやフリッピングでブッシュの中に入れるのではなく、スキップさせることがキモだというのが大津さんの考え。

画像: ピピピピピピ…ッと何度も水面を跳ねながらジグがブッシュへ滑り込んでいく。慣れないうちはリールのブレーキを強めにして、サイドハンドキャストで水面と平行気味の弾道を意識するといいですよ。

ピピピピピピ…ッと何度も水面を跳ねながらジグがブッシュへ滑り込んでいく。慣れないうちはリールのブレーキを強めにして、サイドハンドキャストで水面と平行気味の弾道を意識するといいですよ。

スキッピングでさらに効率よく釣っていけないかと思案した結果、辿り着いたのが…

ノーウェイトのスイムジグ!!

大津「シャッドテールワーム単体では、スキッピングを続けるとフックがズレてしまう。そっと投げるとスキップしないし、普通のスイムジグにシャッドテールの組み合わせだとスローに引きづらい。そんなわけで樹脂で作ったヘッドを試してみたら、ブッシュの奥までスキップできて、ゆっくり引ける上に障害物もかわしてくれたんです」

画像: 樹脂製のヘッドに、ブラシガードは20本。細めで1本ずつ抜けるので、攻める障害物の強弱に応じてガード力を調節しやすい。スカートの動きをよくするため、内側はすべてカットされている。

樹脂製のヘッドに、ブラシガードは20本。細めで1本ずつ抜けるので、攻める障害物の強弱に応じてガード力を調節しやすい。スカートの動きをよくするため、内側はすべてカットされている。

“沈まない”プロトタイプは予想どおり上々の結果をもたらしてくれたとか。しかも利根川だけでなく、相模湖や亀山ダムといったリザーバーでもとても効果的だったそうです。

大津「ピピピピピッとジグが水面を跳ねる音が、小魚やエビがブッシュに逃げ込むようすを演出しているんだと思います。そしてゆっくりとジグがカバーから出ていくので、無防備なエサだと思ってバスが本気で食ってくるんですよ」

大津さんの言葉どおり、取材時にキャッチしたグッドサイズも口の奥にガッチリとフックが掛かっていました。

画像: 本気食いの証。

本気食いの証。

シャッドテールはスキップのさせやすさとアクションで使い分ける!!

画像1: シャッドテールはスキップのさせやすさとアクションで使い分ける!!

いわゆるスイムジグ同様、『PDLロベルタスイムジグ』も単体ではなく、4inから5inのシャッドテールワームと組み合わせて使います。

画像: ティムコの名作、キャリラバHDから受け継がれたナイロン製ダブルワームキーパーを搭載。スキッピングを繰り返してもシャッドテールワームがズレることは皆無。スイム姿勢を安定させるため、フックの軸に1gのウェイトが仕込まれています。

ティムコの名作、キャリラバHDから受け継がれたナイロン製ダブルワームキーパーを搭載。スキッピングを繰り返してもシャッドテールワームがズレることは皆無。スイム姿勢を安定させるため、フックの軸に1gのウェイトが仕込まれています。

大津さんが多用するのは以下の4つ。

画像2: シャッドテールはスキップのさせやすさとアクションで使い分ける!!

①ワンナップシャッド4インチ(サワムラ)
「ノンソルトでボディがもっちりしているので、簡単にスキッピングできます。速めのリトリーブが効く時に多用しています」

②ドライブシャッド4.5インチ(O.S.P)「重いのでロングキャストしやすいのが利点のひとつ。超スローリトリーブでもしっかり動いてくれます」

③フルスイング4インチ(レイドジャパン)
「安定した動きで、なおかつ水押しが強い。硬めの素材なので持ちもいいです」

④ヴァラップスイマー4.2インチ(ボトムアップ)
「どこからどう見ても小魚アクション。困った時はコレですね」

タックルも重要! 太めのPEが欠かせない理由

ブッシュやアシの中、立ち木などを狙う釣りなので、この釣りではタックルセッティングもとても重要です。ラインに関しては、太めのPEがベストだと大津さん。

大津「この釣りはフロッグの延長線上にあると感じているのでどんな釣り場でもPEラインの使用をオススメします。

カバーに対する強さだけでなく、ジグが障害物に引っ掛かった時、フロロやナイロンだと伸びがあるので、ジグが外れた時は1メートルほど手前に引っ張られて落ちるのでストライクゾーンを逃してしまう。だけどPEは引っ張ったらたいてい真下に落ちるので、バイトチャンスを長くとれるメリットもあります。

PEラインの存在を気にする人もいますが、ルアーの存在を際立たせるためにスキップさせているので、PEでも釣果にまったく影響はありません」

画像2: 【2020注目の新製品】沈まないから釣れる! 型破りなラバージグ『PDLロベルタスイムジグ』【ティムコ】

【メインタックル】※ラインはPE、もしくは太めのフロロを推奨

①のタックル構成
●ロッド:フェンウィック・リンクス68CMHJ(ティムコ)
●リール:アルデバランMGL30HG(シマノ)
●ライン:フロロカーボン20lb

②のタックル構成
●ロッド:フェンウィック・エイシスFL68CMH(ティムコ)
●リール:フエゴ103HL(DAIWA)
●ライン:フロッグデュラセンサー5号(DAIWA)

③のタックル構成
●ロッド:フェンウィック・テクナPMX68M(ティムコ)
●リール:フエゴ103H(DAIWA)
●ライン:フロッグデュラセンサー5号(DAIWA)

大津さんは、この釣りにおけるグラスロッドの有効性についても力説していました。

大津「フッキングパワーが必要なのでミディアムヘビー以上のロッドを使ってますが、この釣りを1日中やるにはしなやかなグラスロッドが欠かせません。硬めの番手でもグラスならゆったりとした軌道で投げられるから、思ったところに入れやすい。そして長めのロッドを使うことで、しっかりとストロークをとったフッキングができるんです」

障害物攻略に特化したノーウェイトのジグを生み出したことで、それに合わせた新しいタックルセレクトが生まれる。

気難しいグッドサイズを手にするために、どんどんと進化していくのもバスフィッシングのおもしろさですね。

『PDLロベルタスイムジグ』は2020年春の発売予定。お楽しみに!!

画像: 水深数10cmのブッシュ際を通し、ピックアップ直前に船べりでバイトしたこの日の最大魚。フッキングを決めた勢いで、そのまま抜き上げた。「強めのロッドにPEラインはこの釣りにマストです!」

水深数10cmのブッシュ際を通し、ピックアップ直前に船べりでバイトしたこの日の最大魚。フッキングを決めた勢いで、そのまま抜き上げた。「強めのロッドにPEラインはこの釣りにマストです!」

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