どれも機構に大きな差異はなく、シンプルにキャストできるスピニングリールとは異なり、メーカーごとに独自の構造を持つベイトリールはいささか扱うのが難しい…。そうお嘆きの貴方に送る当企画。案ずることなかれ、どんなベイトリールのセッティングも基本は同じ。各メーカー推奨のセッティング方法をご紹介しよう!今回はリールメーカー各社が提唱するブレーキシステムの共通点や違いを簡単に解説していこう。


多少の差こそあれ、基本は全て同じ!

リールメーカー3社が飛距離増とトラブルレスを目指した英知の結集!

世に星の数ほど存在するベイトキャスティングリール。モデルごとに明確なコンセプトが打ち出され、自身の釣りにマッチしたモデルを選ぶことは今や難しいことではない。が、しかし…。

課題となるのは、各社ごとに異なるブレーキシステム。これを如何に克服して、トラブルなく扱うことができるか。そこが大きな差となるのも事実だ。

国内でメジャーなリールメーカー3社には、それぞれ3タイプのシステムが揃い、全9タイプが存在する計算になる。しかし、それらの構造は厳密には異なるとはいえ、大きく分けてわずか4タイプに絞り込める。しかも、セッティング方法は実に似通っている。

当企画を読み込めば、もう不安はない。また、来たるべく時に向けて、愛機のお手入れも忘れずに。

主なブレーキシステム

その名と構造はそれぞれ違えど、いずれもセーフティを狙う機構

【マグネットブレーキ】
搭載メーカー:DAIWA、アブ・ガルシア、シマノ

【遠心力ブレーキ】
搭載メーカー:アブ・ガルシア、シマノ

【ハイブリッド(マグネット×遠心)】
搭載メーカー:アブ・ガルシア

【DC(デジタル・コントロール・ブレーキ)】
搭載メーカー:シマノ

スプールの過剰な回転を抑え、スムーズにラインを送り出し飛距離を伸ばす要。それがベイトリールのブレーキシステム。より飛ばすためのシステムなのに、アクセルではなくブレーキと名が付くのは構造上の理由。大別すると、世には4タイプが存在している。

全社共通の機構

メカニカルブレーキ

画像: メカニカルブレーキ

ブレーキとはいうもののスプール軸を押さえるパーツ
スプール回転の軸となるシャフトの一方を、ハンドル側プレートのノブで押さえるのがこの部分。そのため、締め過ぎれば高回転を妨げ、緩過ぎれば過剰に回転。各社推奨は『スプールにガタが出ない程度』の締め込みだ。

外部調整ダイヤル

画像: 外部調整ダイヤル

各ブレーキシステムを外側から微調整が可能
遠心力ブレーキはスプールサイドの内部ブロックを調整する必要もあるが、基本的にはこのダイヤルのみの調整で快適なキャストを実現可能。まずはブレーキ力を最大値にセットして試投へ。

試投

画像: 試投

問題なく飛ぶなら、徐々にブレーキ力を弱めて最適値へ
ブレーキ力最大値から始め、トラブルなく投げることができるなら徐々に弱めていくのが基本。腕に自信があるなら、最大値からやや弱めた値から攻めていくのもいい。トラブルなく飛ぶ範囲内で最も弱いブレーキが最大限の飛距離をもたらしてくれる。

次回は3大メーカーの東の雄「DAIWA」のブレーキシステムを徹底解説! 乞うご期待!!



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