
【Profile】
山田ヒロヒト(やまだ・ひろひと)
バックドリフト釣法やノーテンションソフトフォールなど、最先端で画期的なテクニックを駆使してエギングの高みを追求し続ける、数少ないフルタイムプロエギンガー。『ヤマラッピ』の愛称でおなじみ。
第一段階:見せるエギ
第二段階:感じさせるエギ
最後の喰わせで重要なこと

最後の喰わせで大切なのが、イカがエギに追いつけるようにしてあげることです。
そのための移動距離を抑えてダートは、ラインスラックを出すことで入力したパワーをあえて低減させることができるスラックジャークが最適です。
ロッドティップを下に向けて細かくトゥイッチする水中ドッグウォークもヨシ!
喰わせるエギ1:エメラルダスラトル
ポイント:注目すべきはラトルよりダート!
エメラルダスラトル


使用可能な釣法:イカ釣りエギング
エギサイズ:3.5号
自重:18.5g
フォールスピード:3.75秒/m
鋭いダートアクションと安定した跳ね上げを実現「横向きアイ」
妖しく輝いてイカを挑発し強力にアピール「エメラルダスリアルアイ」
コンパクトかつ低重心で安定したキャスタビリティとスナッグレス性能を兼備「コンパクトシンカー」<br>6個のラトルボールが生み出す波動が広範囲のイカにアピール「ラトルボール内臓」<br>段差フックと鋭い針先で確実にイカを捕らえる「スーパーシャープ段差フック」
エメラルダスラトル タイプR

山田「感じさせるエギとしても使うけれども、ここではダート性能を重視。ただ、派手な動きで注目させる段階はすでに過ぎているので、フォールで喰わせるまでの焦らしのような意味合いで、移動距離が少ない小刻みなダートが有効ですね」
喰わせるエギ2:エメラルダス ダートⅡ
ポイント:スロー/スーパースローフォールに喰う!
エメラルダス ダートⅡ

エメラルダス ダートⅡ タイプS/タイプSS

山田「その名の通りダート性能を追求したモデルだけれど、一旦スイッチが入ったイカは移動距離を抑えたダートの方が反応は良い。そしてスローおよびスーパースローシンキングのゆ~っくりフォールが、高確率で喰わせを誘発する。そんなエギですね」
抑えめのダートと安定したフォールで確実に喰わせる!
最終段階の『喰わせる』エギ。
そこで活躍してくれるのが、現代エギングでもっともポピュラーな大分型のダート系エギです。ですがその性能を活かすのではなく、むしろ移動距離を抑えたダートで、イカがエギの動きに追い付きやすいようにしてやるのが重要です。
そしてその直後に安定した姿勢でフォールさせれば、喰わせられる可能性は高いはずですよ!