バス釣り最強の座を争う「陸王」を誰もが参戦できる一般参加型イベントに発展させた「陸王オープン」。今年の予選は8月8日~9日の2日間で開催され、全国から選ばれた4名の代表選手が決勝戦・チャンピオンカーニバルへの切符を手にしました。本記事では9月13日に岐阜県・五三川で行われた決勝戦の模様をお届けします。陸王を目指す男達の熱い戦いを見逃すな!


今年も陸王ドリームを手に入れるため全国の猛者が集まった。

陸王オープンとは

今年で2回目を迎える、ルアーマガジン主催の一般アングラー参加型陸っぱりバス釣り大会「陸王オープン」。

A~Dブロックの各予選を制した勝者4名が激突するチャンピオンカーニバルで優勝すれば、上位大会である「陸王モバイル」の参戦権を手に入れることができます。

2020年は、期間内であればいつ何回でも釣りに行ってよい、3ヶ月間のポイント制競技「陸王ダービー」も開催。よりいっそう、一般アングラーが陸王トーナメントに参加しやすい環境が整えられました。

これにより、「陸王モバイル」には「陸王オープン」「陸王ダービー」それぞれの優勝者、計2名が進出することになります。その「陸王モバイル」で優勝することができれば、「陸王」本戦出場への道が現実のものとなるのです!

決勝の地はバス釣りメジャーフィールド「岐阜県・五三川」

今年のチャンピオンカーニバルの地に選ばれたのは岐阜県・五三川。全長5kmほどの河川の中に様々な地形変化がある魅力的なフィールドですが、近年は非常に多くの釣り人が訪れる中京を代表するハイプレッシャーフィールドです。競技ルールとエリアは陸王オープンおよび陸王ダービーと同じで、詳細は下記をご覧下さい。

【タックルについて】
■使用できるタックルは5セットまで。 ただし持ち歩けるのは2本。ラインやスプール交換は自由。タックルが故障の場合は、プレス確認の元で、同様の代用品の交換はOK。
■ライフジャケットは着用必須。

【競技について】
■キーパーは25cm以上の5尾のトータルウェイトで競う。ウェイトおよび長寸は、プレスが持ち込んだデジタルスケールとメジャーを使用し、プレス確認のもとで正式スコアとする。バスのサイズは口閉じ尾開きで計測する。
■プレスのランディング補助は不可。

【競技時間について】
■6:00をめどにスタート。休憩は9:00〜9:15、12:00〜13:00、15:00〜15:15の3回。昼休憩以外の小休憩中は移動不可。ストップフィッシングは17:00。

【その他】
■その他、五三川のローカルルールに準ずること。

ちなみに、五三川で釣りをするときは遊漁券(1日券300円[2020.9現在]、年券もあり)が必要です。巡回されている養老郡漁業協同組合の方から購入することができます。

五三川では、フィールド周辺の釣り人による迷惑駐車解消のため、5ヶ所に「アングラーズパーク」という無料の釣り人専用駐車場が設置されています。今大会でも近くにアングラーズパークがある場合は必ずそこに駐車するよう、選手の皆さんにお願いしました。

画像1: 決勝の地はバス釣りメジャーフィールド「岐阜県・五三川」
画像2: 決勝の地はバス釣りメジャーフィールド「岐阜県・五三川」

4名の各ブロック代表選手を紹介!

それでは、予選にて各ブロックを勝ち抜いた猛者達を紹介していきましょう。

画像: 一見、物静かだが話すと笑顔が素敵なナイスガイ。

一見、物静かだが話すと笑顔が素敵なナイスガイ。

Aブロック代表[関東エリア]
梅田 大地(うめだ・だいち)

年齢:33歳
ニックネーム:梅地
血液型:B型
出身地:茨城県神栖市
得意な釣り:サイトフィッシング
意気込み:「ここまで来た以上、優勝しか狙っていません」

予選では激戦区の霞ヶ浦水系で50cmを含む3尾合計146cmのビッグスコアを叩き出し、見事決勝進出を決めた。陸王ダービーでも常に上位に絡む猛者だ。近年のアングラーの増加でハイプレッシャー化している五三川をどう攻略するのか、霞ヶ浦水系で磨かれたそのスキルに期待したい。

画像: 今大会最年少。低音ボイスが素敵なナイスガイ。

今大会最年少。低音ボイスが素敵なナイスガイ。

Bブロック代表[中部エリア]
萩原 崇之(はぎはら・たかゆき)

年齢:27歳
ニックネーム:53taka17
血液型:A型
出身地:山梨県笛吹市
得意な釣り:サイトフィッシング
意気込み:「絶対に優勝したいです」

予選では河口湖で50アップを含む3尾合計128.5cmを釣り上げ、他の強豪選手に競り勝った。7月ダービー、8月ダービー共に3位につけるなど安定した実力の持ち主だ。実はDAIWAの営業職を務める業界人。これまで戦ってきた河口湖とは性質の異なる五三川というフィールドでどこまで状況にアジャストできるのか、その手腕を要チェックだ。

画像: スタッフへの気遣いと丁寧な口調が紳士的なナイスガイ。

スタッフへの気遣いと丁寧な口調が紳士的なナイスガイ。

Cブロック代表[関西・中国エリア]
佐野 亘彬(さの・のぶあき)

年齢:34歳
ニックネーム:NOB-RC
血液型:AB型
出身地:大阪府熊取町
得意な釣り:何でもこなすオールラウンダー
意気込み:「勝つつもりで来ているので、何としても勝ちにいきます」

ビッグバスレイク広島県八田原ダムで3尾全てを50アップで揃え、157cmという全ブロック中最大スコアを記録し、予選通過を果たした。7月ダービーでも淀川で3尾合計170cmというもはや唖然とするしかないスコアを叩き出しているビッグバスハンターだ。その一方、佐野さんはエリアトラウトの凄腕としてもよく知られている人物。ロデオクラフトのフィールドテスターも務めており、釣りに関する幅広い知識と経験が強みだ。今回の決勝戦でも、ぜひデカバスを釣り上げ、会場を沸かせてほしい。

画像: たくましい上半身が素敵な自信みなぎるナイスガイ。

たくましい上半身が素敵な自信みなぎるナイスガイ。

Dブロック代表[四国・九州エリア]
安田 大助(やすだ・だいすけ)

年齢:35歳
ニックネーム:★Daisuke★
血液型:O型
出身地:高知県高知市
得意な釣り:サイトフィッシング
意気込み:「絶対勝ちます」

群雄割拠のDブロック予選では、釣果が芳しくない香川県府中湖に見切りをつけ、福岡県遠賀川で3尾合計148.5cmを釣り上げ、見事決勝への切符を掴み取った。ジークラックのフィールドスタッフを務めるサイトフィッシングの名手だ。リザーバー、河川、野池、琵琶湖など様々なフィールドで高い経験値を持つオールラウンダーは決勝の地・五三川を制することができるのか!?

今年のスペシャルゲストは……

今年で2回目の開催となる陸王オープン・チャンピオンカーニバル。全国各地からどんな猛者達が集まってきたのかと鋭い眼差しで選手達を見守ってくださるのは……。

画像: 今年のスペシャルゲストは……

皆さんご存知、永遠の「霞のプリンス」、川村光大郎さんです!

画像: バス釣りへの情熱と飽くなき探究心で常に時代の最先端を突き進む正真正銘のナイスガイ。

バス釣りへの情熱と飽くなき探究心で常に時代の最先端を突き進む正真正銘のナイスガイ。

川村さんには、この日1日、フィールドを回りながら4選手の釣りを見ていただきました。超々熾烈な予選を勝ち上がってきた選手達だけに、川村さんも興味津々なご様子。川村さんの各選手に対するコメントは『ルアーマガジンmobile』で配信中です!

試合開始。負けられない戦いが始まった。

先制打を放ったのはBブロック代表・萩原さん!

スタート直後に迷わず上流へと向かったBブロック代表の萩原さん。1週間前のプラクティスから状況がガラッと変わり、戸惑いもあったようですが、得意のサイトフィッシングで勝負するつもりのようです。釣りを開始して20分、幸先のよいナイスキーパーをキャッチ!

画像: 萩原さんの1尾目。32cm390g。ヒットルアーはドライブクロー2in(O.S.P)爪カットチューンのダウンショットリグだ。

萩原さんの1尾目。32cm390g。ヒットルアーはドライブクロー2in(O.S.P)爪カットチューンのダウンショットリグだ。

カスミの大漢が魅せる超精密フリッピング

Aブロック代表の梅田さんは他の選手とは逆に下流方向へと釣り下っていく作戦。ここでルアマガスタッフが感心したのは、梅田さんのフリッピングテクニックです。点在する杭やオダにスピニングタックルで正確に、そして着水音を抑えてアプローチしていきます。すると…

画像: カスミの大漢が魅せる超精密フリッピング

30分間で立て続けにナイスキーパー2尾をゲット〜!!

画像: 梅田さんの1尾目。37cm690g。ヒットルアーは自作の通称「イモラバ」。

梅田さんの1尾目。37cm690g。ヒットルアーは自作の通称「イモラバ」。

画像: 梅田さんの2尾目!36cm760g。ヒットルアーはまたしてもイモラバ。

梅田さんの2尾目!36cm760g。ヒットルアーはまたしてもイモラバ。

4日間のプラクティスでは何と完全ノーフィッシュだったという梅田さん。この日のために運を貯めておいたのでしょうか!?

梅田「プラクティスで助けてもらったカスミの仲間や五三川のロコアングラーの思いも背負っているので絶対に負けられません」

物静かな男の内に秘めた煮えたぎる闘志が運命を味方につけ始めた!?

画像: こちらが梅田さんお手製の「イモラバ」。結構作るの大変なんだそうです。

こちらが梅田さんお手製の「イモラバ」。結構作るの大変なんだそうです。

川村さんをも唸らせる関西ビッグバスハンターの繊細なラインさばき

予選でのビッグフィッシュ連発の印象から、Cブロック代表の佐野さんに対してストロングな釣りをイメージしていたルアマガスタッフ。しかし、佐野さんは五三川というハイプレッシャーフィールドで、ラインの存在感を消すことを強く意識したアプローチを心掛けていました。

「ラインスラックの作り方、巻き取り方、ロッドさばき。全ての所作がきれい」と川村さんも太鼓判。

状況変化に苦しみながらも、中流域の杭がサークル状に密集するポイントで1尾目をキャッチ。「緊張でずっと地に足がつかない感じでしたがやっと落ち着けました」。

画像: 川村さんをも唸らせる関西ビッグバスハンターの繊細なラインさばき
画像: 佐野さんの1尾目。25.5cm340g。ヒットルアーはDワーム(バークレイ)の1.3gカバーネコリグ。

佐野さんの1尾目。25.5cm340g。ヒットルアーはDワーム(バークレイ)の1.3gカバーネコリグ。

ルアマガスタッフや川村さんを驚かせた安田さんのキャスト精度

スマホでやり取りをしていた現場スタッフ達の元に、Dブロック代表安田さんに同行していたマイケル野村から1通の連絡が。「釣りの動作が上手くてびっくりしています」。

あとから安田さんの釣りを観察していた川村さんも同様の感想を持ったようです。「スピニング2本をメインタックルにしていますが、普段からサイトフィッシングを軸にしているだけあって、アプローチの精度がずば抜けて高いです」。

画像: 昼前からストップフィッシングまで粘り続けた上流域にある安田さんの一級スポットだ。

昼前からストップフィッシングまで粘り続けた上流域にある安田さんの一級スポットだ。

そんな安田さんが朝イチにエントリーしたのは中流域の通称「浮島」。沖に葦が茂った島状の陸地が点在するエリアです。プラクティスでは好感触を得ていたものの、減水によってパワーダウン。安田さんは早々に見切りをつけて一気にエリア最下流まで下りました。そこでまずはキーパーギリギリながらも1尾目をゲット。この1尾が運命の分かれ道になろうとは、安田さんもスタッフもこの時は知る由もなかったのでした……。

画像: 安田さんの1尾目。25.5cm220g。

安田さんの1尾目。25.5cm220g。

画像: 今大会から陸王に新しいデジタルスケール導入です。

今大会から陸王に新しいデジタルスケール導入です。

安田vs萩原、上流サイト対決が勃発!?

その後、安田さんと萩原さんが上流部でバッティング。対岸同士てサイト合戦が繰り広げられる展開になりました。先に沈黙を破ったのは萩原さん!

画像: 萩原さんの3尾目。44cm980g。ヒットルアーはクリーピーチューブミニ(ティムコ)。

萩原さんの3尾目。44cm980g。ヒットルアーはクリーピーチューブミニ(ティムコ)。

安田さんも負けてはいません!萩原さんの目前で釣り返す!

画像: 敢えて自分の体を隠さずバスに見せてブッシュの定位置につかせる。驚きのアプローチの詳細はルアマガモバイルで要チェックだ。

敢えて自分の体を隠さずバスに見せてブッシュの定位置につかせる。驚きのアプローチの詳細はルアマガモバイルで要チェックだ。

画像: 安田さんの2尾目。38cm1080gのグッドコンディション!

安田さんの2尾目。38cm1080gのグッドコンディション!

残り時間はわずか! 全選手、集中力は極限状態に!

最後まで上流域で粘り続ける安田さん。残り1時間で上流を離れてランガンを開始した萩原さん。中流域の杭でリミットメイクを目指す佐野さん。エリア最下流で粘る梅田さん……。全選手一歩も引かない展開にスタッフも息を呑みます。

画像: 残り時間はわずか! 全選手、集中力は極限状態に!


結果発表。勝利は誰の手に!?

「10秒前……5、4、3、2、1」。17時00分、ストップフィッシング。第2回陸王オープン・チャンピオンカーニバル優勝は誰の手に!?

画像: 結果発表直前。皆さん緊張の面持ち。

結果発表直前。皆さん緊張の面持ち。

優勝者のみが上位大会である来年度陸王モバイルの参戦権を手にすることができます。家族や仲間の応援、そして何より自分自身のバス釣りに対するプライドと熱意を背負って結果発表を待ちます。

そして……。

画像: 結果発表。勝利は誰の手に!?
画像: 安田「おっっしゃあー!!! よかったー!」

安田「おっっしゃあー!!! よかったー!」

梅田さんとの30グラム差の大接戦を制し、Dブロック代表・安田大助さんが陸王オープン2020チャンピオンカーニバル優勝の座を勝ち取りました!

自分が最も得意とするサイトフィッシングと自分が信じたエリアをブレずに最後までやり切って掴み取った価値ある優勝。本当におめでとうございます!

画像: 2代目陸王オープン覇者はDブロック代表・安田大助さん!

2代目陸王オープン覇者はDブロック代表・安田大助さん!

4名のアングラーがこの日、いかにして魚を追いかけ、釣っていったのか。その熱き戦いの詳細は『ルアーマガジンmobile』で配信中です!

大の大人が1尾のバスを求めて全力で駆け抜け、悩み、時に歓喜し、時に涙を吞む。これが全国のバス釣りファンを魅了する「陸王」だ!

※下記サイトにてブロック別予選ランキングを発表しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。

豪華賞品をゲット!皆さんお疲れ様でした!

陸王オープン2020チャンピオンカーニバルを戦い抜いた4名の各ブロック代表選手には、陸王オープン2020協賛メーカー様より豪華賞品を贈呈させて頂きました!

画像1: 豪華賞品をゲット!皆さんお疲れ様でした!
画像: 1位賞品。

1位賞品。

画像2: 豪華賞品をゲット!皆さんお疲れ様でした!
画像: 2位商品。

2位商品。

画像3: 豪華賞品をゲット!皆さんお疲れ様でした!
画像: 3位賞品。

3位賞品。

画像4: 豪華賞品をゲット!皆さんお疲れ様でした!
画像: 4位賞品。

4位賞品。

各ブロック予選入賞者へのプレゼントもあるよ!

賞品があるのはチャンピオンカーニバル出場者だけではありません。 今回、「陸王オープン2020」予選にご参加いただいた方に、以下のような賞を贈呈させていただきます。近日発送予定ですのでお楽しみに!

※受賞のご連絡は賞品の発送をもって代えさせていただきます。また、ブロックによって賞品の内容が多少異なりますことをご了承ください。

各ブロック2位

画像: 各ブロック2位の賞品

各ブロック2位の賞品

各ブロック3位

画像: 各ブロック4位の賞品。

各ブロック4位の賞品。

ビッグフィッシュ賞(各ブロック)

画像: ビッグフィッシュ賞の賞品。

ビッグフィッシュ賞の賞品。

レディース賞(全ブロックの中から1名)

画像: レディース賞の賞品。

レディース賞の賞品。

各社協賛メーカーの皆様、有難うございました!

一般アングラーが陸王ドリームを掴む日を夢見て…

今年で2年目を迎えた「陸王オープン」。多くのアングラーの皆様のご参加とご協力により、今年も盛況のうちの閉幕となりました。

プロアングラー同士の真剣勝負でこれまでに多くの感動と熱狂を世に届けてきた「陸王」。そして、その陸王の頂を目指して一般アングラーも挑戦できるようになった「陸王トーナメントシステム」。今後も改善を重ね、釣り人の皆様と共によりよいイベントにしていきたいと考えております。

それでは、来年の「陸王オープン2021」でまたお会いしましょう!

「陸王オープン2020」協賛メーカー

画像: 「陸王オープン2020」協賛メーカー

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