バス釣り雑誌のルアーマガジンが創刊して20年以上。私達はこれまでにも色々な挑戦をしてきています。陸王のような名物企画が生まれ、ジャンボリーのようなイベントも行いました。オリジナルロッドもあります。あとやっていないこと…。そうです。いよいよオリジナルルアー開発プロジェクトが進行しているんです!


2020年のFSとルアマガ本誌ではチラ見せ済み!

ご存じの方も多いとは思いますが、実はルアーマガジン2020年2月号にて、オリジナルルアー開発に関しては発表済み。

画像1: 2020年のFSとルアマガ本誌ではチラ見せ済み!

また、1月に行われた釣りフェスティバルの会場では、テストサンプルも展示。

画像2: 2020年のFSとルアマガ本誌ではチラ見せ済み!

一般来場者はもちろん、プロアングラーやメーカースタッフのような業界人の間でも話題になったとか。ひょっとしたらすでに影響を受けたルアーの製作に取り掛かっているところもあるかも!?

今回はそのオリジナルルアー、『キックス(仮)』についてより詳しく紹介しちゃいましょう。

無いなら作ってやる! の勢いで動き出してすでに3年?

キックスはルアマガプライムの古川と、ルアマガプラスの福重が共同で進めているプロジェクトとなるルアーです。

画像1: ルアマガ発完全オリジナルバス釣りルアー続報!? コードネーム『キックス』

古川和弘
ふるかわ・がずひろ/1988年生まれ 茨城県出身。90年代のバスバブル直撃世代。そのままバス釣りを続けた結果、釣り業界に参戦したネイティブであり、ルアマガのグランダー武蔵特集の仕掛け人。バス釣りに対する熱意は全く衰えることを知らず、情報収集、練習、実戦全てを日々欠かさない。田辺哲男を心の、川村光大郎を技の師と仰いでいる。好きなガンダム作品はZガンダム、パイロットはクワトロバジーナ、MSはガンダムAGE2

画像2: ルアマガ発完全オリジナルバス釣りルアー続報!? コードネーム『キックス』

福重智宏
ふくしげ・ともひろ/1988年生まれ 埼玉県出身。90年代のバスバブル直撃世代だが当時はバス釣りをかじった程度だった。しかし大学進学を期に再びルアー釣りにのめり込む。モノ作りが好きということもあり、大学時代にはひたすらルアーを制作。市販品よりも自作ルアーで魚を釣った数のほうが多いとか。好きなガンダム作品はビルドファイターズ。パイロットはトレーズ・クシュリナーダ。好きなMSはトールギスII

ことの発端は2017年の秋、二人が雑談をしていた際に出てきた、古川からの提案でした。

古川「〇〇が☓☓で△△というコンセプトのルアー、無いよな?」

福重「無いと思います。でもあったら間違いなく釣れると思います!」

古川「俺たちで作れないかな?」

福重「できるかも知れません。バルサで素体を作って見ましょう」

そして秋に行われる某お祭りトーナメントの傍ら、二人の手削りによる最初のキックスが完成しました。

画像: おそらく残っている中で最も古いもの。ウェイトがまだ入っていない。

おそらく残っている中で最も古いもの。ウェイトがまだ入っていない。

早速泳がせてみたところ、その動きや存在感は想像以上に二人の心を掻き立てました。

古川の考えたコンセプト、それはこれまでにないはずのもの

でも実現できる

むしろそれ以上のものができる!

…しか喜んだのも束の間。

やはりというか、当然というか、いくつかの問題を抱えていました。

たとえば形状の関係上、キャストした時に上下逆さまで着水するともとの姿勢に戻せないのです。

また同様に空気抵抗を受けやすい形であるため、キャスタビリティが悪い。

そしてそもそもどうやって量産するのか…。

ルアー開発というのは一筋縄ではいかないのだと痛感しました。

試行錯誤とメーカーOEMの道

そこから様々な試行錯誤を行いました。

ひっくり返るのを防止するにはどうすればいいか?

キャスタビリティを上げるためには?

画像: 動きとひっくり返しの防止を天秤にかけつつウェイトを調整していたころのもの。

動きとひっくり返しの防止を天秤にかけつつウェイトを調整していたころのもの。

そして改良を加えていくうちに、さらに魅力的な使い方ができそうなことも発覚。

また、あわせてデザイン的な面もよりカッコよく変更していきました。

画像: ボディ形状やラインアイの位置などをいくつもテスト。

ボディ形状やラインアイの位置などをいくつもテスト。

ところがそうなってくると狙った動きが出せなくなって…。

そんなことを繰り返す途中、何名かのプロアングラーにも見てもらい、好感触をいただいたりもしました。

そして釣果も…!

ですが進展していくにつれ、量産方法にも悩まされました。

バルサを使った完全ハンドメイドにするか?

型を作り、発泡ウレタンを駆使して量産するか?

でもやっぱりちゃんと使える高品質なものを作り、全国のアングラーに使ってもらいたい。

その思いは強まる一方でした。

となると量産方法はただひとつ。

釣り具メーカーに作ってもらう。

そうOEMです。

画像: 手削りで作っていた段階で、もっとも納得の行く泳ぎがでたもの。これをベースに次のステップへと進みました。

手削りで作っていた段階で、もっとも納得の行く泳ぎがでたもの。これをベースに次のステップへと進みました。

そしてメガバス版『キックス』へ…

ルアーのOEMを行っているメーカーは数社あります。

ですが、私達はほとんど迷うこと無く、OEMメーカーを決定しました。

30年以上もバスフィッシング業界の最前線で人気ルアーを生み出し続け、世界中に多くのファンを持つメーカー『メガバス』です。

決めた理由は主に以下の通り。

・デザイン性を含めた優れたルアーを多く輩出。
・LBOのような特殊技術や、一風変わったアイデアの導入など柔軟性も高い。
・有名メーカーのOEM実績もある。
・福重の願望(笑)

そんなわけで早速、メガバスに話を持ちかけました。

こんなルアーが作りたいのですが、出来ますか、と。

さすがのメガバス。答えはYESでした。

ただ、おそらくまだどこにも存在しないタイプのルアーであるため、メガバス的にも手探りになるとも言われました。

それは単純なバランスや内部構造だけにとどまらず、製造方法そのものに関しても同様なのだそうです。

そしてこの記事を作成している現在も、まだ試行錯誤を続けている段階ではあります。

それでも、少しずつではありますがゴールが見え始めてきたため、こうして公開に踏み切ったわけなんです。

画像: 現時点でもっとも完成品に近いサンプル。でもまだ泳ぎは満足していないし、見た目に関してはほぼ手付かず。ここからメガバス的なかっこよさに変わっていくと思うと胸がアツいです(笑)。

現時点でもっとも完成品に近いサンプル。でもまだ泳ぎは満足していないし、見た目に関してはほぼ手付かず。ここからメガバス的なかっこよさに変わっていくと思うと胸がアツいです(笑)。

プライムメンバーの力を貸して欲しい!!

ここからが本題です!

と言っても、今すぐにどうというわけではないのですが…。

近い先、ルアマガ発のルアー「キックス」を使っての実釣テストが始まります。

ですが所詮は私達は出版社。

そこまで高い頻度では釣りに行けないでしょうし、全国各地を回ることも出来ません。

そこで、ルアマガプライムメンバーの皆様にはぜひとも力をお借りしたいのです。

実際にルアーを提供してテストしてもらうのか?

カラー案を出してもらうのか?

具体的な内容もまだ決まってはいませんが、続報をお待ち下さい!






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