2019.11.03
貪欲にベイトフィッシュを追う秋シーバスの動向は、藤田知洋さんのホーム、瀬戸内海でも変わらない。「釣りやすいシーズンだからこそ、釣果を伸ばすには喰わせとリアクションを意識。ルアーの使い分けが重要です」。その戦略を徹底解説!
目次
前回は藤田さんに秋シーバスに向けた喰わせとリアクションのルアーセレクト術をフィールドやベイトパターン別に解説して頂いたが、今回は藤田さんが喰わせとリアクションで使用するルアーをご紹介!!
藤田「イナっ子やイワシパターンで、ボイルしてるときに使います。活性の高い魚が引っ張り出せます。使い方はドッグウォーク。トリックアッパーは操作しやすく、サイズもイナっ子やイワシにぴったりです」
藤田「今夏、デビューで88Sよりハイピッチなウォブンロールが特長。水面下50cmまでのレンジでゆっくり巻けば喰わせ。速巻きでリアクションが誘えます」
藤田「88Fとレンジの違いで使い分けます。88Sは、喰わせのスローリトリーブで水面下50~100cmが攻略可能。速巻きでは水面下50cm前後でリアクションが誘えます」
藤田「ロールが強めのウォブンロールをみせる喰わせ系ミノー。イナっ子、イワシで水面下60cmまでを狙うときは97F。河川で落ちアユやサヨリなど大型ベイトを捕食しているときは120F、140Fを使います」
藤田「97Sは、水面下60cm以深で喰わせの釣りに使用。河川のドリフトで軽くラインテンションをかければ沈みすぎず、流れにのせてもフローティングより浮きにくいのでレンジキープしたいときにも有効です。足元まできっちり引けるので、漁港の護岸際ではバイトゾーンが広がります」
藤田「スローに巻くとシンキングペンシルのようにスイング。河川の明暗でドリフトしてナチュラルに喰わせることができます。速巻きでバイブレーションのようにハイピッチなタイトウォブンロール。小型でスレたシーバスにも口を使わせやすいです」
藤田「ウェイトは15gで、今回挙げたバイブレーション系の中でレンジは一番上。波動は3つの中で一番弱い。浅いレンジや弱めの波動を試したいときに使います」
藤田「ウェイトは20g。ソルトバイブより重く、レンジは下。波動はソルトバイブより強く、樹脂と金属では波動の質が違うので、その使い分けもあります」
藤田「波動は樹脂製より強く、レンジや波動の違いで14gと18gを使い分けます。単純に飛距離を出したいときも出番です。リアルスチールは、キャスト時のリーダー絡みなどトラブルが少ない点も気に入ってます」
2019.11.03
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