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【実践編】リチウムイオンバッテリーの電力消費実験中にアメリカ仕込みのフィネスで事件!? さすがはエリートプロ!【伊藤巧】

古川 和弘

古川 和弘

2021.02.25

2020年12月末日。亀山湖でリチウムイオンバッテリーの電力消費実験中にアメリカ仕込みのフィネステクを披露! 驚きの実験結果と釣果に!?

実際にリチウムイオンバッテリーの電力消費量を電圧の変化を調べてみた。

レンタルボートユーザーには昨今話題のリチウムイオンバッテリー。
なかでも「青いヤツ」こと、エヴォテックのリチウムイオンバッテリーを丸一日使って、電力の消費量や電圧の変化をエリートツアーから帰国したばかりの伊藤プロと実験してみました。

伊藤プロのボートセッティング。

●エレキ:X5-105V[モーターガイド]
●デッキ:スーパーショートバウデッキ[遊心]12ft用ハイデッキ[遊心]
●魚探:ソリックス15[ハミンバード]ヘリックス12[ハミンバード]
●バッテリー:(エレキ用)SE-36700[エヴォテック](魚探用)SE-121000[エヴォテック]

↓リチウムイオンバッテリーが初見の方はコチラの記事をどうぞ!

インジケーターで電圧と残量をこまめにチェック!

今回実験に用意したのがコチラ。

バッテリーインジケーター[エヴォテック]

使用するバッテリーの電圧を設定し、電圧と残量を可視化するインジケーター。
12~48Vまでに対応し、リチウムイオンバッテリーはもちろん、鉛バッテリーなどにも使用可能。
過充電や過放電の警告も設定でき、安全にバッテリーを使用するだけでなく、電圧を管理することでバッテリーの寿命を長持ちさせることができます。

朝イチの電圧と残量

伊藤プロが使用するSE-36700は36Vモデル。
しかし、朝イチはエレキを作動させなければ41Vをマークしており、リチウムイオンバッテリーのメリットでもある電圧の高さが証明できます。
電圧が高い=出力が上がるので、エレキの速度アップに繋がります。(電圧は高すぎてもエレキに負荷がかかるので注意!)

とりあえずバッテリーを消費してくださいww

朝イチのバッテリーチェックを終え、とりあえずバッテリーを消費してほしいので伊藤プロには亀山湖全域を走ってもらいつつ、要所で釣りをしてもらいました。

のむらボートスタート→折木沢上流→笹川→のむらボートへ

バッテリーを消費するだけではアレなので、なんか教えてください

適度にバッテリーの残量や電圧の低下をチェックしていたのですが、これが冬にも関わらずなかなか減らない……ww
なので、伊藤プロにはアメリカで培ったテクニックを披露していただくことにしました。

伊藤「じゃあ、アメリカのフィネスについてお話しましょう!」

伊藤「基本的にアメリカのフィネスは0.6号から1号のPEに8~12ポンドぐらいのフロロリーダーをつけて行うのが基準。それはなぜかというと、基本的な魚のサイズが大きいというのもあるのですが、正直なところフロロじゃなくても食ってしまうのが先に立つから。だからこそ、確実に獲るために強いラインを使いたいという部分でPEラインを使っているんじゃないかというのが僕の解釈です。
ただ、フィネスと言っても狙うブラッシュパイルが日本でいうところの崩落のようなヘビーカバーになることも多々あるので強さを求められることも事実です。けど、パワーフィネスのように2号クラスのPEラインを枝に引っ掛けてちょうちんで誘う……というわけでもない。
変な話、日本のように着水音で逃げるとか、フォールで嫌がられるとか、プレッシャー的な問題がアメリカにはない。僕はそれを敢えてアメリカでもやりますけど、そうするから釣れるとか、それを強いられるほどのプレッシャーというのを今のところ感じたことはないですね。
やっぱり、確実に獲るという意味でのラインシステム、タックルシステムなのかなぁと思います。
あと、スピニングでキャストする距離が日本に比べるとかなり遠いし、ルアーも大きいし、バスもデカいのでロッドも長く、硬くなるので、伸びのないPEラインによるダイレクトな操作感とディスタンスを保った状態でのフッキング性能がメリットになるという点でもPEが主流ですね」

距離にして約50mほど。ルアーはサンカクコティーサンの2.5gネコリグ。

伊藤「アメリカでそんなフィネスを主軸にやっていてふと思ったんです、この釣り方は日本でもありだな……って。
たとえば、少し深い所のカバーを狙うのに3ポンドのフロロでは操作性は良くてもラインブレイクの危険もあるので攻め切れない。だから7~8ポンドのフロロを巻いたベイトフィネスでやるっていうのが日本の主流になっているし、実際に僕もやっていた。
でも、これってキャストアキュラシーが必要とされるわけでもないのでべイトフィネスでやらなくてもいいんじゃないかな? と疑問に思ったんですよ。
やっぱりスピニングの方がタックルバランス的にも繊細にルアーを操作できるし、枝や起伏なんかを細かくアップダウンさせやすい。7~10ポンドのフロロをスピニングに巻くことはできないからベイトフィネスでやっていただけであって、アメリカでPE&リーダーのフィネスを学んで、これでいいんじゃないか?って思ったんです」

伊藤「具体的になにがいいのかというと、伸びのないPEラインを使用することでディープやディスタンスを取った時の感度や操作性、フッキングの良さが抜群です。そして、PEラインの浮力によって、ラインの軌道が水中で宙づりになった状態になるので、その浮力を活かした障害物の回避が容易になるんです。
簡単に言えば、ロングディスタンスのアプローチができる、感度が良い、フッキングが決まる、根掛かりが少なく、カバーから引きずり出せるってこと!」

真冬の亀山湖でナイスサイズ! ロングディスタンスでのファイトがとても楽しそう!

伊藤「もちろん、勘違いしてほしくないのはベイトフィネスを否定しているわけではなく、ベイトフィネスはベイトフィネスでアキュラシーや手返しの良さがいいので、その良さを生かしてシャローのカバーに連続してフィネスリグをアプローチしたりとか、適材適所でタックルを選ぶのがいいかなと。
アメリカを経験したことでその視野が広がったので、新たに提案したいというだけなんです。
アメリカでもスポッテッドバスやスモールマウスバスはPEの水切り音を嫌がる傾向があったので、その二種がメインになる釣り場ではフロロカーボンの6ポンドや歯が鋭いスポッツにはフロロカーボン6ポンドに7ポンドのリーダーを付けたりしてました。
だから一概にアメリカでもPEがすべてというわけではないけども、ほとんどのエリートアングラーのスピニングはPE+リーダーがメインでやっていて、日本でもそれが生きる場所があるよねっていうことが伝えたかったんです」

同スポットでダメ押しのビッグサイズ!

伊藤「ちなみに、アメリカでは実際このセッティングで扱うルアーが6インチのロボワームやオールドモンスター、トリックワームなどを使った7~10グラムのダウンショットやネコリグでボワンボワンとアバウトにやってますね。ただ日本ではさすがに荷が重いのでサンカクコティーサンとか、普通のフィネスルアーが良いと思いますw」

参考タックル

●ロッド:ロードランナーストラクチャーNXS STN680MLS(プロト)[ノリーズ] ●リール:ヴァンキッシュ2500S HG[シマノ] ●ライン:スマックダウン 0.8号[シーガー]

魚も出たし、ホクホクで帰着! さて、バッテリーの残量は如何に!?

伊藤「意外と減らないんだね、これはスゴイ!」

なんと亀山湖を丸々一周して、かつ一日使ってもバッテリーの残量は2/3ぐらい、電圧は37Vをマーク。
一日使っても36V以上の電圧があるので、エレキの速度低下もほぼ感じられませんでした!

SE241000でも実験!

私の所有している24V100Ahモデル、SE-241000でも実験してみました。

朝イチ

夕方

結論:リチウムイオンバッテリーはスゴイ!

実験の結果、リチウムイオンバッテリーは持続力がハンパないということがわかりました。
ボート屋の営業時間が短い、冬季の実験ということもありましたが、たとえ夏日でもバッテリーは持つのではないでしょうか?

実際、インジケーターで計測したわけではありませんが、丸一年4シーズン使用して、バッテリーのパワーが落ちたと感じることはほぼありませんでした。

軽くて、速くて、長持ち! もはや、今後バッテリーの選択肢でリチウムを選ばないという手はないのでは?

引き続き、インプレッションしていきたいと思います。

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古川 和弘

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2021.02.25

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