2017.01.12
寒くてバス釣りから足が遠のいてしまうこの季節。冬眠アングラーの皆さんの「冬活」のひとつとして、伊藤巧さんが追求した『タクミ漬け』作りをオススメしたい。これは、ワームをフォーミュラ(集魚剤)に漬け込み、味とニオイの効果を仕込むという代物。川村光大郎さんや青木大介さんも愛用するタクミ漬け、伊藤家秘伝(?!)のレシピを巧さんから伝授された!
目次
いよいよ本格的に寒くなってきましたね。
僕の住む茨城では朝の気温はマイナスなんて日も多くて、寝起きに布団から出るのがホント辛いです・・・。そうなると、さすがにハイシーズンは一緒にバス釣りに行ってた友達も
「今日は寒いからいいや・・・」
ってなっちゃうわけですよ(それでも釣りに行きますけどねw)。
そんな冬眠アングラーのみなさんにオススメの冬活といえば、「リールメンテ」「フック交換」「ルアー制作・チューン」などなど。
自分もフック交換は楽しいからやれちゃうんですが、手先が不器用なんでメンテはメーカーのオーバーホール任せだし、ルアー制作なんてまるで無理!となると、釣りに行くしかないんですよね~(苦笑)。
でもご安心ください、今回は私のような手先が不器用な方でも絶対にできる冬活をお教えしましょう!
すでに実践しているかたも多いでしょう!
ワームをフォーミュラ(集魚剤)に漬け込み、味とニオイの効果と使い勝手を伊藤巧さんが追求したのがご存じ
『タクミ漬け』。
フォーミュラの効果とタイプの違いはリンク先参照!
パッケージから出したワームをクセがつかないようにきれいに並べよう。
容器は液漏れしないものがおすすめ! アクアストッカーはパッキンが付いているので安心。
バイトバスリキッドをアクアストッカーに入れる
ワームがひたひたに浸かるようになればバッチリ!
容器のフタをしっかり閉めて漬け込み開始! 最低でも1週間は放置しよう。ちなみにタクミは1年以上漬け込んだ1軍ワームを取材では使っている。
漬け込んだワームは冬の車内のように寒暖差のある場所に保管しておくとベスト。なぜならば、ワームには細かい気泡などの隙間があり、それが寒暖差によって膨張収縮を繰り返すから。そうすることでワームにリキッドが浸透しやすくなる。
写真はどちらも元は同色のエスケープツイン。上が漬け込んだもの。
「このナチュラルに黄ばんだ、独特の透明感が修行完了の合図。ここまでくれば一軍入りですね」
漬け込みが完了したワームは再びパッケージなどに移す。その際、素手で触るとヌルヌルになるので割りばしやプライヤーを使うといい。
コーティングの仕上げとなるバイトパウダーをたっぷりと振りかける。
バイトパウダーは容量たっぷりなので、もったいぶらずに振りかけよう。
パウダーがまんべんなく行き渡るようにパッケージの口を閉じ、シャカシャカとシェイク!
「これで味とニオイはバッチリキープ! パウダーのコーティングでヌルヌルせずそのままリグれますよ!」
気になるタクミ漬けの威力は冒頭のリンク先でも証明済み。
取材でも2投連続キャッチや、
陸王では大事なファーストフィッシュを導き、タクミにとってなくてはならない存在。
ちなみにタクミは取材前日に使う分だけのワームをリキッドから取り出し、ボックスにイン!その上からパウダーをまぶしてすぐに使えるように工夫している。
中にはリギング済みのものや、使用するシンカーやフックなども同じ仕切り内に入れてシステマチックに。
『タクミ漬け』いかがでしたか?
これなら商品さえあれば、手先の器用さは不要! ま、そのバイトバスリキッドが売り切れ続出でなかなか手に入らないんですけどね・・・。
試合や状況がタフな時こそ、この味とニオイが最後のもうひと押しをしてくれるかもしれません。
なんかちょっと、ワインチックで年月別にワームを分けたりして使うのも楽しいかもw とにかく、ここぞという大事な時に信じて投げ込めるルアーを冬の間に育成してみてはいかがでしょうか?
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2017.01.12
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