フライフィッシングなんてみじんも難しくなーい。それを証明しつつ、解説する当連載。ようやくキャスティング編です。フライフィッシングで一番の難関なんて言われていますが、どなたでも釣りができるくらいはマスターできます。さぁ、いきますよ。今回のキャストのテーマは「怒髪天を突け!」です。
テニスだってラケットの扱いを最初に覚えるでしょ?釣りだって一緒ですよ
えと、はじめに言っておきます。フライキャスティングは簡単ですが、最低でも30分。場合によっては1時間程度の基本習熟のための練習は必要になってきます。いや、「テニスのラケットはこんなふうにグリップ持って、こんな感じで打ちます」程度の話しですから、何も構える必要はありません。では、いきますよー。
ちなみに、この撮影のためにライターの愚息を同行させて、フライキャスティングのための基本形「突き降ろし」を解説して、練習させたところ、30分ほどでマスターできました。
さてさて、いろいろと座学はあるのですが、今回は先に動画を御覧くださいませ。動画を見る時に心に留めておいて欲しいポイントですが…。
1)フライキャスティングはフライ(毛鉤)を投げるためではなく運ぶための技術である
ルアーと違って、毛鉤には重量がありません。なので、毛鉤を投げるという概念は捨ててください。毛鉤はあくまでキャスティングのついでに運ぶモノです。
2)フライキャスティングはラインを投げる技術である
フライラインが竿を曲げるための重りだということを意識して見てください。ただ、わかりやすいルアーや鉛の重りと違って、重りが糸状になっているという感覚で見ていただければと思います。糸状の重りをどうすれば遠くに投げられるか。これが究極的なフライキャスティングのテーマです。
3)ロッドは振るのではなく、曲げる!
細いライン状の重りと言えるフライラインをどうやって上手く使って、ロッドを曲げればいいかということを意識してください。
以上3つです。ちょっと言っていることがわからないでも今はOKです。なんとなく片隅に起きつつ、動画をごらんくださいませ。じっくり御覧頂いたところで、次回、キャスティングに関する基本的な解説をさせていただければと思います。
https://youtu.be/865-bjuXBUo
フライフィッシングは実は簡単なんです。【どちゃくそ簡単!フライフィッシング講座#00】 – ルアマガ+|内外出版社
フライフィッシングと聞くと、どういうイメージを持ってます? 「かっこいいけど難しそう」「キャスティングがとにかく難しそう」「道具が高そう」「日本では向いてなさそう」「毛鉤作るの楽しそう」「かっこつけ」。なるほどなるほど…。まず、一番の間違いを正しましょう。
フライの道具の正しい選び方、入門編!【どちゃくそ簡単!フライフィッシング講座#01】 – ルアマガ+|内外出版社
さて、この講座のプロローグ編では、フライフィッシングは釣りの中でも最も簡単な部類であると語らせていただきました。そして初心者向けの釣りであるとも書かせていただきました。なぜ、簡単なのかという秘密は、連載で解説していきますが、今回は、おそらくどの入門書にも書かれていない、正しいフライの道具選び論をお伝えします。具体的な話まで届きそうにないので、別けて書かせていただきます。
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ええっとですね。爆弾発言をしますよ(業界的には)。フライフィッシングの道具はブ…
格安から、いっちゃんいいのまで。道具を選んでみた【どちゃくそ簡単フライフィッシング#03】 – ルアマガ+|内外出版社
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