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菊元俊文直伝Q&A! 岸釣り・オカッパリで気をつけるべきこと【バス釣り初心者必読|特選一刀両断】

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2017.01.04



ルアーマガジン本誌で最長期連載を誇る「菊元俊文のQ&A一刀両断」コーナーから、選り抜きの名回答をお届け。特に初心者にピッタリなクエスチョンを一刀両断!

今回のテーマは「岸釣り・オカッパリで気をつけるべきこと」です

<きくもと・としふみ>’97初代JBワールドシリーズチャンピオン。元祖ビッグベイターにしてジグ番長の通り名でも知られるプロフェッショナルアングラー。エバーグリーンインターナショナルで、タックル開発やプロスタッフを統括するプロデューサーとしても活躍。

Q.オカッパリで気をつけることはなんですか?
A.まずは安全第一。そして、岸釣りならではのアドバンテージを活かすこと

「おかっぱりで気をつけることの第一は安全。特に足場の高いところや雨などで濡れた岩や消波ブロックなどは滑って落ちる危険が非常に高いです。菊元的にはボートフィッシングより、むしろ滑ってこけたり、落水の危険性が高いと思っています」

濡れた岩など滑りやすい場所では細心の注意を払おう。もちろんライフジャケットの着用がオススメ

かくいう僕もおかっぱりで雨で濡れた石で滑ってハマったことがあります。

幸い浅かったので自力で這い上がれたのですが、冬場でしたので、深場でなくて良かったです。冬場は特に厚着をしてブーツなどを履いているので、低水温で落水すれば自力で泳ぐことはかなり困難です。低水温下ではもがくと冷えた血液が心臓に回るので、数分で心肺停止に。

死んだら終わりなので、無理をしないことはもちろん、ライフジャケットを着用することをお薦めします。僕もここ数年、おかっぱりでも必ずライフジャケットを着用しています。釣果よりも何よりも命が大切です。安全第一ですわ。肝に銘じておいて下さい」

いきなり水際に立つと、釣れるはずのバスを逃してしまう

「釣りの面では、すぐに水際に近づかないこと。喰い気のあるバスは、岸際にいることが多いです。いきなり水際に立ってバスを驚かせて逃がしてから釣りをするのは大損です。

不用意に水辺に近寄ることは自分でバスを追い散らしているに等しい。やる気のあるバスは得てして岸近くにいる

ボートで釣りすると岸を狙うのに、岸で釣りすると沖へ遠投したがるのは何ででしょうか?

釣りやすいバスを驚かせないよう、水際から下がって岸ギリギリにルアーを落とすだけでバイトするバスは多い事を理解してください。

また、釣りをする前に広い目線で釣り場を観察すること。橋や堰堤の上からだと透明度によりますが、バスがどこにいるか、どのルートで動くかなどが観察できるだけでも有利です。

実際にバスが見えなくても、陸上の地形を観察することで、『この辺は急深だな』とか『遠浅だな』とかが推測することができ、小さな流れ込みなども見つけられることもあります。これでバスがエサを追い込みやすい地形を見つけられることもあり、釣果に大いに役立ちます。

釣りの動作をする前に、釣り場を広く観察することは、おかっぱりの基本だと僕は思っています」

タックルが限られることで「釣りのテーマを絞りやすい」

「また、おかっぱりは持って行けるロッドが限られるので、逆に「今日はカバーをジグとテキサスだけで狙おう」とかいうテーマを持つと狙いが絞りやすいです。

ジグやテキサス向きのカバーなどを探して行き、そこだけを撃ちます。同じルアーを同じタックルで使い続けるので、キャストの精度も増し、リズムが生まれることでバスとの出会いのチャンスが増えることがあります。

たとえば障害物周りの釣りに絞り込むことで、その釣りに対する理解度が大きく高まる。タックルが制限される岸釣りのデメリットを逆手に取るのだ

これはスピナーベイトやクランクでも同じで使い続けることで、キャスト精度、適正なリトリーブスピードなどを身に付ける早道になります。

少ないロッド数を逆手にとって一つ一つのルアーの使い方、釣り方を上達させるのも、ある意味、おかっぱりの利点です」

ボートが入れないスポットは岸釣りの独壇場

「さらにおかっぱりのアドバンテージは、ボートで入れない浅場や操船が極めて難しい激流などでも、大地に足を付けてじっくり狙えることです。

ボートが入れない浅場や川の上流部、厳しい岸沿いのカバー周りなど、岸釣りアングラーしか釣りができない場所を効率よく攻めていくのがオススメ

ボートより魚を驚かさない、逃げても待つことで、バスが戻って来やすいことがあります。

また、同じ場所をじっくり細かく丁寧に攻めることもおかっぱりならではの利点です」

◆この記事はルアーマガジン2014年4月号に掲載された内容をもとに再編集しています


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