キミは北の鉄人・山田祐五を知っているか?
そんな北の鉄人こと、山田祐五さんがルアーマガジン本誌の巻頭実釣に遅ればせながら初登場! ジャイアントベイトや巨大なワームででかバス釣りまくるイメージが強い山田さんですが、誌面では”いろんな釣りで釣ってほしい”というテーマに沿って、ビッグベイト~ライトリグまで、強弱織り交ぜた様々な釣りで琵琶湖を攻略してくれました。
琵琶湖だけでなく、関東のオカッパリでも通用するようなテクも満載なので、ぜひ誌面の方もご覧いただけたらと思います。
山田祐五はなぜ「鉄人」なのか?
ただ、でかバスだけを追い求めるだけで「鉄人」と呼ばれているわけではありません。山田さんといえば、ビッグベイトを超えたジャイアントベイトフィッシングの先駆者。これが鉄人たる理由の核かと。そのジャイアントベイトがどれだけ大きいのかをご覧いただければ、みなさんも山田さんが鉄人といわれることにきっとうなずくはず。
いったいどんなタックルを使えばいいのか?
あまりに普段のバスフィッシングとは別世界の話過ぎて、にわかに信じがたいのだが山田さんはコレを本気で扱っている。2キロのルアーを扱うバスタックルってどんなだよ・・・ということで見せていただきました。
【疑問】果たしてこれが一般人に投げられるのか?
百聞は一見に如かず。動画でご覧いただきたい。
ご覧のとおり、この「ストロングマインド」をお借りしてジャイアントベイトを投げた?私ですが、当然あの程度の飛距離では魚を釣ることはできないでしょう。「あのルアーで記録級を狙う!」という強い気持ちは必要ですが、それだけでは投げれられません。
もし、この記事をご覧いただいて、ジャイアントベイトの道を目指したいという方がいらっしゃいましたら、ひとつアドバイスを。
ストロングマインドだけに、「強い気持ち」を持って日々の筋トレも忘れずにしましょう!
【番外編】編集部・フルカワの雑は矯正されたのか?
ここからは番外編です。
私が山田さんに初めてお会いしたのは2013年。私がまだ、ロッド&リール誌(出版元:地球丸)の編集をしていた時の話です。釣りが雑な私を矯正すべく、山田さんに教えを乞うという企画でした。
結果・・・、私は1尾も釣れず雑の汚名を払拭できないまま取材は終了。「モデルとしては最適」と周囲に笑われたことが懐かしい(苦笑)。
そして、あれから3年の時が経ったいま! 山田さんの教えを従い続けたフルカワの「雑」は果たして直ったのか?
山田「じゃぁ、まずはダウンショットやってみましょうか。ちょっと投げて、シェイクしながらズル引きしてください」
フルカワ「いいんですか~、わりと自信ありますよ?今の僕は昔と違いますから~」
山田「まぁまぁっすね、やっぱいろんな人の釣りを取材で見てるから上手くなるんすね」
フルカワ「おっ、アタった!・・・・送りこんで、糸フケ回収して、そーれっ!!」
山田「あかん!!」
フルカワ「あ、抜けた・・・」
山田「全然ダメ。抜けたからいいものの、10ポンドラインであんなに強くアワせたら切られますわ」
フルカワ「え、だって距離もあるし、レンジも深いから強くアワせないとフックアップしないかと思って・・・」
山田「フッキングは『引く』ことが重要なんです。だから、今の場合は巻きアワセ十分ですよ。ガイドのお客さんなら怒ってましたわ」
フルカワ「すいません・・・」
山田「じゃぁ、もっとかんたんな釣りしましょう。トップウォーター」
フルカワ「はい。先生、これはどうすれば?」
山田「テキトーに投げて、連続トゥイッチでいいです」
フルカワ「(ホントにかんたんじゃないか…)あ、追ってきてる! 食えっ!(ピタ・・・)」
山田「なにやってんすか、止めたらあかん。見切られますよ」
フルカワ「はい・・・(やばいまた釣れないかも)」
バシャッ!!!!
フルカワ「あっ!!」
山田「よかったすね。まぁ、ルアーはちゃんと動いてないですけどあの頃よりかなりうまくなってますよ。そのサイズが釣れるくらいには」
フルカワ「・・・・(涙)」
雑なフルカワでも釣れちゃうキムケンロッド「バーディック」
ということで、もろもろ終えての感想は「いつか、ちゃんと一日ガイドを受けに行こう」です。山田さんのストロングな釣りも魅力ですが、大江川仕込みの超フィネステクはていねいそのもの!雑な私にはぴったりの先生かも。
フルカワの雑矯正はつづく・・・?
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