「釣具のポイント」 店舗スタッフが、各地の旬の釣りモノをレポートする「ポイントスタッフブログ」。ショップ店員だからこそ伝えられる、鮮度抜群の情報&ハウツー、そしてマル秘ネタ?まで盛り沢山のブログ記事を、釣りPLUSでご紹介するシリーズ連載。
今回はポイント伊川谷店(兵庫県)の店長宇土さんが登場!
初心者からベテランまで楽しめる兵庫県のワカサギ釣りがアツい!
冬の風物詩である・・・「ワカサギ」を釣りに兵庫県丹波にある、佐仲ダムへ行って参りました。
兵庫県内はワカサギの釣りが盛んなダム、湖が多くあり、年々人気が高まって話題となっております。
シーズンはおおまかに、10月末から4月位までの期間です。
実はこの日の前日、夜釣りにも行っていたせいで、朝起きれずに出発が昼過ぎという何とものんびりなワカサギ釣りとなってしまい、釣果が心配でした・・・。
佐仲ダムは桟橋とドームで釣りができる「快適ワカサギ釣り場」
いざ出発し釣り場へ着くと、事務所の看板にてワカサギとヘラ釣りのご案内がありました。事務所の受付けで、仕掛けやレンタルタックル、釣り方などの説明を聞きました。ちなみに釣り座はドーム2基と桟橋となります。
<佐仲ダム釣り場・電話079-593-0603>ワカサギ釣り1日料金2000円。レンタルタックル1日1300円
タックルはワカサギ用の短竿とリールはカウンター付き、もしくは電動リールが必携となります。
PE0.1号前後やフロロライン0.6号前後がメインになります。
ワカサギのタナが底であればさほど問題は無いのですが、タナがバラバラな時はカウンターが目安になり、釣果にも影響してくるからです。もしなければメートルごとの色分けしているラインを使う、またアタリがあったところにマジックでマーキングするなど工夫が必要です。
仕掛けは、市販のワカサギ仕掛けの5本針か7本針仕様でOK。針はワカサギのサイズに合わせてチョイスしましょう。オモリは0.5〜1号鉛となります。
ワカサギ釣りテクニックで一番大事な「エサ付けのコツ」
ここから、もっとも重要なエサ付けですが、「紅サシ」か「白サシ」をメインにクワセエサを、寄せエサとして「ブドウ虫」を使います。どうしてもエサの苦手な方は、市販の「人工エサ」もあります。
ここで画像のように刺し方に特徴がありまして、サシ虫を針2本にチョン掛け(必ず針先が出るように)します。
この状態からハサミでカットして2分割にします。
ここで注意なのが必ず針先を出すという事です。こうすることでエサのエキスを吸いに来たワカサギのアタリを取り、掛けることが出来るからです。
ちなみに寄せエサのブドウ虫は真ん中の針か一番上の針にかけて、尻側をカットしてエキスが出るようにしておきます。
誘い方は狙いタナまで仕掛けを投入したら、竿を3~5回シャクって竿先を止めてアタリを待ちます。
アタリがあれば即アワセが基本で、40~50センチ竿を大きく上げて素早くアワセます。これにより小さなワカサギの口に針を掛けることができます。
ちなみにこの日は、管理人の方が見回りに来てくれて、魚探をセットしてくれました。これにより魚群が明確になり、狙うタナを絞れて釣り易かったです。
しかしこの時に忘れてはいけないことは、どのカウンター数でアタリがあったのかを覚えておくことです。また使うリールで回転数と糸の巻き取り量が違いますので、注意が必要です。
この日は結局20尾ほどの釣果でしたが、早朝から来ている方は3ケタの釣果だったとか・・・。
釣ったワカサギを天ぷらにして食べられるサービスも!
帰りに釣りたてのワカサギを天ぷらにしてもらいました。このサービスがあるのも佐仲ダムの魅力のひとつと言えるでしょう!
サイズは小さかったですが、その分絶品でした!
これからが旬になります、「ワカサギ釣り」。
ドームや桟橋も完備ですので、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
あとかなり冷え込むので、防寒対策は万全にお願いします。
ポイント伊川谷店の店長宇土さんは、エサ釣り、船釣りからルアーまでなんでも幅広くこなすマルチな知識と経験の持ち主。兵庫界隈の釣りで迷ったら、相談すれば必ずチカラになってくれるはず。さらにお店のスタッフには女性も多いので、「これから釣りガールになりたい」っていう人には特にオススメのお店です。
〒651-2115
兵庫県神戸市西区伊川谷町別府717-1
電話番号078-974-5351
営業時間:通常営業時間・月-金曜:午前10時 – 午後8時/土曜:午前9時 – 午後8時/日・祝日:午前9時 – 午後7時
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