「釣具のポイント」 店舗スタッフが、各地の旬の釣りモノをレポートする「ポイントスタッフブログ」。ショップ店員だからこそ伝えられる、鮮度抜群の情報&ハウツー、そしてマル秘ネタ?まで盛り沢山のブログ記事を、釣りPLUSでご紹介するシリーズ連載。
今がまさにメバリングHOTシーズン!
この冬はなんといってもライトなゲーム、「メバリング」に限る! ということで、明石近郊の釣り場へ出かけました。
明石では磯や根の荒い場所も多く、根魚はガシラも含めて狙う事が出来る好釣場です。昨年から水温の下がるのが遅れており、高めの水温となっているため、いまだにアジが混じって釣れることもしばしばです。
ちなみにアジングは「掛ける釣り」と言われるのに対して、メバリングは「乗せる釣り」と言われますが、あのモゾっとしたアタリから、穂先にどう乗るか乗ったのか?という感覚が、たまらない釣りだと思っております。
冬のメバル釣りオススメタックル&ワームリグ
タックルですが、私の場合はジグヘッド単体(通称ジグ単)での釣りが好きですので、ソリッドタイプのメバリングロッドを使用しております。それに対して、フロートやシンカー、プラグを多様する釣りにはチューブラータイプが使いやすいと思います。
ラインはトラブル回避とコストパフォーマンスを重視するならナイロン、感度と擦れ防止を考慮するとフロロ、より繊細な感度を重視する、またフロートやキャロを使用するならPEといった感じでセレクトします。ナイロン・フロロは2~3ポンド、PEは0.2~0.4号が一般的によく使われています。
基本リールは1000~2000番クラスで、ノーマルギア(またはローギア)が使いやすいですが、お好みでハイギアをセレクトし、手返しを重視しながら、早い展開の釣りをされる方もいます。
<今回のタックルセレクト>
ロッド:79UL-S(ソリッドタイプ)
リール:2004番
ライン:フロロ2ポンド
今回はジグ単のみの釣りでしたが、ジグヘッドのウェイトは0.7~1gで、針のサイズもシリーズで1番小さいものを使用しました。
ワームは1.3~2インチのサイズで、最近ではアジング用を好んで使ってます。アジングのワームは吸い込みやすいように素材が柔らかいものが多く、ジグヘッドにもセットしやすくて、微波動によりアピール力もあるから気に入っています。
メバルの水深(タナ)を意識してワームを泳がせる
この日も浮いているメバルを狙うようにしましたが、タナは表層からちょっと下までを意識してタダ巻きを基本にしました。
メバルが上を向いて大きな目でエサを待っているのをイメージしながら、あの「モゾアタリ」をいかに獲るか、そして掛けることが出来るかを楽しむことが出来ました。
釣れるサイズは12~25cmまでと小さい目が多いですが、掛かった後のあのトルクのある引きは魅了的だと思います。
これから春まで楽しめるメバリングを、是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
あと防寒対策は万全にお願い致します!!
ポイント伊川谷店の店長宇土さんは、エサ釣り、船釣りからルアーまでなんでも幅広くこなすマルチな知識と経験の持ち主。兵庫界隈の釣りで迷ったら、相談すれば必ずチカラになってくれるはず。さらにお店のスタッフには女性も多いので、「これから釣りガールになりたい」っていう人には特にオススメのお店です。
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