冬でも釣りたいすべてのアングラーに贈るオススメ防寒アイテム【過酷な釣りロケ経験で築いた防寒コーディネート】



数々の真冬ロケを越えてきました…

こんにちはマシモです。

そう、今まで幾多もの極寒の真冬ロケを乗り越えて来ました。

例えば、カナモがあらゆるメーカーやジャンルのルアーを使って釣りまくるDVD・金森隆志「BIG SHOT」vol.1の冬編。年末の岡山野池は底冷えする寒さでした。また粘りストのカナモですから移動もほとんど無く、ほぼ一日を冷えきった野池の岸で過ごしたものです。

少ない時合を捉え、レベルバイブと当時はプロトだったバギークローでビッグバスを仕留めまくったのは流石ッス!

そして初春の河口湖でロクマルを仕留めるという伝説のDVD・青木大介「ディーズスキャンダル2」では、3月の嵐の様な風と冷たい雨が荒れ狂う中で、バスボートを駆りながらの撮影となりました。

なんと河口湖で、カメラの前で仕留めたロクマル! 狙い通り!! 男なら必見の「漢の一本」!

世界のT.namikiとは冬のシーズナルパターンを実証すべく、年の瀬の合川ダムにて撮影しました。

ヴァルナでドカン! 冬らしいルアーでランカーを仕留めまくった世界の並木!

撮影中には横殴りの雪まで降り始め、船のデッキが凍るはカメラのバッテリーは直ぐに落ちるわの大変な騒ぎ。あまりの寒さに周囲の生命活動が全て停止したのか、風まで止んで「周囲が完全に無音になる」というなかなか経験出来ないような体験もしました…。

空は晴れているのに、山を越えてどこからか横殴りの雪が吹き付けてきました。なんの拷問でしょう。w

そんな中でも狙い通りにビッグバスを仕留めまくったT.Namikiはさすが世界です。

イチモビクスは見た! 雪の降るなか、夕食用のアマゴを狙うマシモ。動いてなきゃやってられません。ww

経験に裏打ちれた防寒対策ウェアとは!?

数々の真冬のロケを経て、毎回試行錯誤をしたマシモ。なんせ齢ですから寒がりですから。

防寒具も良いモノは高価ですから、マシモごときに一気に揃えられるワケも無く、既に現行品で無いアイテムも含んでしまうのですが、考え方も含め、現時点でたどり着いた最強と思われる装備品を紹介したいと思います。

12月初旬・陸魂6ロケでのワンショット。防寒防水と機動性を兼ね備えた完全装備がコレ!

では上から紹介していきましょう! 先ずはマシモ的必須アイテム!

まずはフーデッドネックウォーマー! 

これは実は防寒イチオシアイテムです! 首周りを塞ぐ事で、身体で温まった空気が服と首の隙間から抜けて行くのを防ぐ上、極寒になれば着用しているキャップの上からガボっと被れる為、冷たくなり易い耳も含めてマルっと暖めてくれます。

このアイテムはマシモなりのコダワリが有るので、この他にも数点を所有していますが、使い分け的なオススメを三点!

実は首には太い血管が通っています。よって首を丸出しして冷やしてしまうと、冷たい血液が体中に運ばれて、あっという間に体中が冷えてしまうのです。普通のネックウォーマーを使うだけでも、数枚重ね着したような効果が有ることを、一度でも使った事が有る方ならおわかりになるかと思います。

お気に入りスリーアイテム

まずは暖かさナンバーワンの

DSTYLE 「フーデッドネックウォーマー」

厚手の生地が嬉しい、とにかく寒い時に選ぶアイテムです。フィット感もタイトでオススメの逸品。あまり暖かいので日中は外さなきゃ眠くなってしまうのがマイナス点でしょうか。w

犯罪者ではありませぬ

首と口が当たる場所の裏地はモコモコ生地なので肌触りも良く、ヌクヌク感倍増! 欲を言えば裾がちょい広がるか、もう少し長めだと更に防寒性能がアップすると思うのですが…。

上の写真で着用しているのもコレ! え? 光大郎さんのロケなのにディスタイル製品なのか、ですって? 背に腹は代えられないのじゃああああああああ!(涙

そしてユーティリティプレイヤーの

O.S.P「フーデッドネックウォーマー」

適度な厚さと柔らかさで一日中被っていられるので登板回数の多い一品。首周りも余裕が有るので服と首の間をしっかり塞いでくれます。

難を言えば締め込みのゴムが長過ぎて邪魔ッス。w もうモデルⅡになっているので更に良くなってるかと思います。www.o-s-p.net

秋口から初春に活躍するのが

ティムコ「Foxfireフーデットネックウォーマー」

フィットさせる為のゴムが左右から調整出来るなど、機能的にはナンバーワン! 確かこの商品の魁もこのアイテムだったと思います。琵琶湖ガイド平村尚也さんのブログを観て直ぐにプロショップさんに注文したなぁ…。

今も変わらぬ機能性ですが、惜しむらくはフリース生地が薄めなので真冬は上記の二点に比べると、どうしても登板回数が減ってしまいます。厚手バージョン希望。

そして一番怪しい‥

と、この三点があれば完璧、パーフェクツです! が、普通は3つも買わないですよね。w 御自分が釣りにイチバン多く行く時期に合わせてお考えくださいませ。

コレを忘れたら俺は帰るね! のニットキャップ!

かつて雪の降る真冬の陸王戦が有りました。それはまだ陸王も2シーズン目の初戦。前年度に見事、初代陸王に輝いた川村光大郎さんと、当時JBで頭角を現しまくっていた青木大介プロの霞ヶ浦戦。

日も出ていない時間に潮来の道の駅に集合したのですが、当時はまだ冬の取材の厳しさを知らず、普通のキャップしか持っていなかったマシモはクルマの外に出ただけで絶望の相転移。寒いっていうか冷たい! 痛いぃぃぃ! ってカンジで悶絶。さすがのキャリアで何故か余分に持っていたニットキャップを貸してくれたマイケルさんが天使に見えたものでした。

そんな過去も有って追い求めた理想のニットキャップの具現化がコチラのが

「PEAKED」(デックスシェル)

詳細は前回のエントリーをご覧くださいませ。



冬のローライトはコレだろ! 朝夕でも見やすいナイスレンズ!

次は防寒とは直接関係無いのですが、冬の必須アイテムとして御紹介の偏光レンズ。

日照が弱く短い冬は、イエロー系のレンズカラーが明るくて見やすいッスね。って事でイーズグリーンの登板が多いマシモ。結構、手荒に扱ってしまう事が多いので、プラの軽さよりも耐久性を重視して、ガラスレンズのティムコ「サイトマスター」愛用です。

プラレンズで同じ使い方をしてたら一年で傷だらけになっちゃいました。(死) 夏は日中になればライトグレーとかに替えますが、冬はこのワンカラーで薄暗い日の出から続いて終日いけちゃいます! 川村光大郎さんや青木大介プロ、福島健プロといった愛用者からもその性能が伺い知れますね!

インナーはレイヤード! ハイテク素材で固めるぜ!

そしてカラダの防寒の基本はレイヤードスタイル! その中核となるのがこの上下!

なるべく少ない物量で四季に対応する、という考え方の元にたどり着いたのがレイヤードスタイル。数種類のインナーとアウターを組み合わせる事により、連日の釣行にも対応しやすく、温度変化にも合わせやすい、と思うのです。例えば秋口や初春のちょい寒期と、厳寒期のアウターが一枚で共用出来れば、それだけでもコストダウンで、荷物も少なくなるのです。

先ずは信頼の光電子素材を使用した

ハヤブサ「FREEKNOT ジップアップシャツ シープバック超厚手」

とにかく厚手で超暖かいス。通常のスエットなどとは違い、タイトフィットなのでインナーとして着やすい上、暑くなればアウターで使用してもOK。使い勝手の良いユーティリティプレイヤーです。

難点といえば、その極厚さ故に多少の動きづらさが出てしまうカモ。気になる場合は後述するアイテムが最適なのでお待ち下さいまし。

そして

ハヤブサ「FREEKNOT ウォームアップパンツシープバック超厚手」

これはつい2つ買ってしまった程の超・オススメアイテム!!

防寒着を着る前提で釣りに行く際、皆さんはどのような格好で出かけますか? ジーンズなりチノパンなりを履いて行って、寒い現場でヒーヒー言いながら一旦パンツを抜いで防寒に履き替えたりしてませんか?

はい、マシモもそうしていました! ヒーヒー言ってました! もしくはジーンズの上から防寒履いてゴワゴワしまくってました!!

そこでこのパンツの登場ですよ! インナーにもアウターにもなるタイトフィットデザインなので、コンビニやパーキングに寄るくらいなら全く問題無いのです! コレを履いてクルマで現場まで行って防寒ズボっと履いて釣りをして、終わったら防寒脱ぐだけです。

目からウロコがポロポロ落ちる便利アイテムな上に、とても暖かい…。コレは普段使いとしてもええやんけ! ということでつい買い足してしまいました。オシャレスエットかオシャレジャージってカンジなので、近所のコンビニやスーパーくらいならこのままGO! です。

しかしハヤブサさんのウェブサイトによると、残念ながらパンツは現在モデル落ちのようです…。

現行は「鬼掛 シープバック ウォームアップパンツ」のみの販売。バスアングラーにはハードすぎるデザインなのでオリジナルを再販希望です。w

※祝! 在庫復活!! 記事作成時には在庫が無かったアイテムがオンラインショップに復活した模様!(2017/2/7現在)

更にインナーをレイヤード!

釣行、というかロケも数日に渡って続きますので、上記のメインインナーに加えて下着の役割を果たす薄いインナーを重ね着します。コレはUNIQLOだったり、ミズノだったり。メインの重要な厚手のモノは高価な上級品を使い、汗を吸うようなパートは安価な製品で補うカタチですね。これでオッサン臭もシャットアウト!

個人的には汗を吸って発熱する系の素材は、なにか水分がインナーと肌の間に溜まるようなカンジがして好きではありません。ココらへんは旧来のウール系とかのが優れているのかも知れませんが、薄い素材なら比較的安価なので、試してお好みで使い分ければ良いかと思います。

さぁ、次はオプションパーツだ!

ハヤブサ 「FREEKNOT レイヤーテック 腹巻ウォーマー」

隠れ便利アイテムと言いますか、痒いトコロに手が届くこの一品。ええ、オッサンになってお腹を冷やすと急に腹痛に襲われたりするんですよ、コレが。w 取材時の腹痛はけっこう切実で、トイレどこやねん? っていうかこの広大な大地全てがトイレなのか!? 的な展開はなるべく避けたいのトコロなので、そっと巻いておくと安心です。

ハヤブサ FREEKNOT レイヤーテック ソックス 厚手

頭寒足熱とその昔から言いますね。底冷えと言うように、冷えた地面は足元から熱を奪って行きます。脛までカバーしてくれるこの厚手ソックスは保温最高。3足程持っております。

てか何かい? 黙って見てればアンタはハヤブサさんの回し者かい?

はい、おっしゃる気持ちもわかります。ハヤブサさんの製品ばっかりになってますね。でもこのマシモ、初めて光電子素材のインナーを着た時、素直に感動したのですね。同じような厚さのインナーでも、他の素材より暖かい気がしたのです。

はい、プラシーボ効果かも知れません! そう突っ込まれると思ったので、他のオススメポイントも用意してます!   

FREEKNOT製品のイイところ! その① 細かい作り込み

例えばジッパー裏のこのタグと刺繍。コストダウンが主流の世の中で、ちゃんと細かいトコロまで作り込んでくれているんですね。釣り用の服なのに、デザインに手を抜いていなのです! それ故にインナーだけで無くアウターとしても使えるのですね。もちろんデザインの好き嫌いは有ると思いますが、もっさい釣り服に見えない事だけは保証します!

さらにチャックの内側にも生地が有るので金属パーツが直接肌に当たりません!

FREEKNOT製品のイイところ! その② 釣り人設計

釣り人の細かいお助け的な気遣いが効いてます。写真はジップアップシャツの袖口ですが、寒い時用に萌え袖仕様簡易的な手袋代わりにもなり寒さを防いでくれます。

予想しない冷え込み時に助かること請け合い!

FREEKNOT製品のイイところ! その③ チャックがYKK!

やはりコストダウンでメーカー不明のチャックが付いている服も多い昨今に信頼のYKK! 有名アウトドアブランドの服もチャックが壊れて泣く泣く捨てた経験が有るマシモには嬉しいパーツです。この一点だけでも、使い手の事を考えてきっちり作ってくれてるんだなぁ、と思ってしまうのですね…。

日本製の針と同じように、日本製チャックの信頼性は世界イチィィィィィィ!

はぁはぁ、と駆け足で紹介してきたら息切れしました。次回は本丸、アウター&オプション編をご紹介したいと思います。

下の写真は2016年1月に千葉県豊英湖でキャッチした初バスにしてゴジャップ! 極寒の冬でも動いてるバスはぷりっぷりのナイスバス! きっと他の季節には釣れないような猛者かも知れません。さぁ、寒い冬も装備を整えて、レッツらバスフィッシング! ですよ!


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