釣り人のクルマが気になる!
ボートにしろオカッパリにしても、釣りにおいてクルマは必要不可欠だし、釣り具をクルマに積むのっていろいろ大変じゃないですか。クルマの選び方や収納も工夫がいるし、色々気になりますよね。
まかせてください^^
職業バスプロ! 収納のプロ! スキャンダラスなその男のイニシャルはD!
キレイ好きでも有名な青木大介さんにクルマの選び方から収納法を伺ってきましたから!
いつだってランクル。スキャンダラスな俺の相棒。
ザ・釣車の王道ランクル!
数多くのアングラーがランクルを愛車としておりますが、青木さんは今まで100系1台、200系3台のランクルを乗ってきた無類のランクル好き。そして、1月末に乗り換えたばかりの200系後期を今回は拝見させていただきました。
なぜ青木さんがそこまでランクルにこだわるかを聞いてみると・・・
「やっぱりバスボートを引っ張るのに最適。車自体の価格も金額だけ見ると高く感じちゃうけど、実はトータルで見ると安い。その理由は長く乗れるし、壊れないから。
バスボートを引っ張るのってやっぱりあれだけデカいモノを引きずるわけだからクルマには相当な負荷がかかってる。これが、普通のクルマだとあっという間にフレームやシャフトが歪んじゃってダメになるんだけど、ランクルはそれがない。馬力があるからバスボートを引っ張りやすいしね。馬力が無いとトレーラーに引っ張られて運転はしにくいし、ブレーキかけてもクルマが止まらない。トーナメントで全国回るときはその車体の安定感が長距離運転していても楽だしね。
あとはもし事故っても死なないことかな(笑)。たしかに若いときはお金がなくて買えなかったけど、一回買っちゃえば距離乗っても高く売れるし、性能も良いから、いろいろな面を考えるとクルマはもうランクルしかないかな。」
気になる収納は? 青木「どこまでも整理整頓!それが最強への道!」
メインの収納となるトランクルームの全貌。スペースを最大限に活用するため、二段式のダブルデッキ仕様。
まずは上段のスペースから説明しましょう。
今回はレンタルボートでの取材だったため、エレキやバッテリー、チャージャーなどのレンタルセットが鎮座。
本来、それだけでトランクがいっぱいになってもおかしくないが、収納上手な青木さんはルアーやその他の道具をバッカンやボックスにまとめてスッキリ収納しているため、それを土台に上手に収納。死んでいるスペースが圧倒的に少ないのがおわかりだろう。
ロッドは万全の状態で釣りに臨めるよう、ほとんどの番手を持ってきている。使用しないロッドにリールが付いていないのがミソだ(その理由は後ほど!)。
続いて下段。
トランクデッキの柱を仕切りにカラーボックスで、ジャンル別に小分け。
トランクデッキの柱に付いたフックハンガーにはボートのキーを掛けている。
「これでカギがどこに行ったかわからなくなることないんで数年前から、この方式を採用してますね」。
各カラーボックスの内訳について左のボックスから説明します。
左:リール専用ボックス
リールが付いた状態のタックルはまとめにくいので、使わない番手のロッドはリールを外して別々に収納。取材や試合でリールのトラブルがあった場合の予備としても活躍する。
中央:救急箱及びシーズナルアイテムボックス
釣り場でのケガも対応できるよう救急箱が常備。その他、グローブやネックウォーマー、カイロなど防寒アイテムが収納されている。
「夏だったら防寒アイテムの代わりにタオルや虫よけをここに仕舞ってますね」
右:キャップボックス
各スポンサーのキャップをここに収納。取材や、ウェアに合わせてここからピックアップ。
つづいて後部座席。
運転席側の後部座席にはダウンジャケットやレインウェアをハンガーにかけ、足元にはシューズを収納。脱ぎ履きするものを運転席側に配置し、着替えの動作すら無駄を許さない。
助手席側の後部座席には、外泊用のスーツケースが鎮座。
足元にバウデッキとフロアデッキを収納。
できるバスプロは収納も上手い!
着替えやタックル、エレキやバッテリーにハイデッキ、そして・・・・と言い出したらキリがないほどの道具をコレだけスマートに収納。
クルマをベースにオカッパリなり、バスボートなり、レンタルボートなど、常に現場と戦う青木さんにとってクルマは空母、もしくは移動要塞そのもの!
自分にとっての武器(タックルやルアー)がキレイに整頓されていることが、少なからず釣果になっていることは間違いないはず。クルマに限らず、身の回りの整理整頓も心がけるべし!ということで、初回「釣車王」はこのへんで!
ランクル欲しくなっちゃうよ〜!買えないけど!!!!!!!!!!!!!
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