こんにちはマシモです。
お陰様で一時は花の慶次スタンプを抜く勢いを見せていたルアマガムービーLINEスタンプ。w
ご存知かと思いますがラインナップをもう一度
マシモの趣味全開のラインナップですが、その中でも異色の存在感が光るスタンプが有るかと思います
そう、ソレは林圭一さん!
2016年に惜しくも急逝された林さん。
実はこのLINEスタンプを作った理由の半分くらいは林さんスタンプを作りたかったからなんです。
初めてお会いしたのは2010年の陸王シーズンバトル、冬の高滝湖戦。川村光大郎さんとの対戦でした。
当時はカメラマンもしていたマシモ。この時は個人的な興味もあって初出場の林さんを撮影を担当する事に決めていました。
試合の前日、インタビューと舞台である高滝湖の実景を撮影する為、夕方に現地イン。湖を一周していると光大郎さんのサーフを発見しました。しかしクルマは見えても御本人は何処に居るのか全く分かりません。周りはとても人が入れるとは思えないようなブッシュばかりなのですが、きっとこの中の何処かに突っ込んで行ってしまったのでしょう…。「あぁ、今回は光大郎さんの担当じゃなくって本当に良かった、ハッハッハ」と高笑いしながら宿方面に移動していると、おや? 白いランクルを発見しました。アレはひょっとして林さんでは?
リアゲートを開けて何やらゴソゴソされている人影が見えたので、林さんだったらご挨拶をしておこう、と思い近づいて行くと、車の気配を感じたのか、その方が振り向きました。その刹那。
殺気
のん気にドライブしていたマシモの身が一瞬にして引き締まる何か、ソレを確かにその方は発したのです。鋭い眼光、身のこなし。近づく者は全て斬る、というような烈帛の気合を感じ、愚かしくも気軽に声をかけようと思った自分を呪ったものです。「誰だよ、林さんもJBトーナメント引退してからは丸くなったとか言ってたの!!?」と、すっかり涙目
え? 停まったのかって? もちろん華麗に超スルーしました。w
しかし果たしてその夜、宿でお会いした林さんは実に気さくで優しいジェントルマン。「あぁ、昼間のアレは何かの見間違いだったのかなー」、とか思ったアホなマシモの印象は、試合がスタートした途端にまた吹っ飛びます。
「今日のポイントには光大郎君より早く入りたい」
そう言った林さんのランクルは、交通ルールは守りながらも猛ダッシュ。準備の出来てなかったマシモは、助手席で撮影しながら路面のギャップで吹っ飛んで、車の天井にしこたまアタマをぶつけたモノです。
林さんは2日間通じてほぼ同じひとつのポイントを攻めていて、カメラマンとしては撮影アングルも限られてしまうし、絵面も変らないからツマラナイかなーと思ってたのですが大間違い。いやぁ、兎に角、釣りながら飛び出すお話がいちいちユーモアと含蓄が有って面白い!
そしてなんと! 光大郎さんに競り勝って決勝進出をキメるのです! その激闘を収めた一本がコチラ。
そしてチャンピオン・カーニバル! コレは未見の方はぜひご覧になって頂きたい名勝負! この時は奥田さんの撮影をしていたマシモ。奥田さんも終盤に素晴らしい見せ場を作ってくれたのですが、編集する際に林さんの撮影素材を見てシビレました。
林さんカッケー、超カッケー!!
2日間の闘いにおける伏線とドラマ、デッドヒート、そして猛追!! 歴代陸王DVDをプロデュースしていたマシモにとっても、イチニを争う名勝負と言っても過言無いでしょう!
実は、その決勝の時に飛び出したのが、下の名セリフなのです! ご覧になって頂いた方にはとっても印象深く、ついニヤリとしてしまうスタンプだと思うのですがいかがでしょうか?
未見の方もなんとなく想像がつきますでしょうか?w この勝負は、絶賛好評発売中の「陸王マガジン」中でも川村光大郎さんと金森隆志さんが絶賛しておりますので、陸王ファンの方はこちらもチェックして頂けると更に「陸王」が楽しめるかと思います。
ネガティブに考えれば「陸王」に林さんが出場するメリットより、リスクの方が大きいと思った人が多かったと思います。それでも林さんは陸王に出て、そして勇姿を魅せてくれました。その姿勢に我々スタッフもシビれ、虜になったのです…。
そうして生まれたルアマガムービーLINEスタンプ。歪んだ愛情と言われようが、コレがマシモなりのリスペクト! 皆さまに愛用して頂けると幸いでございます!
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