[釣りプラス]人気企画『釣車王』第3回は、これまで三度陸王タイトルを獲得した”カナモ”こと金森隆志氏の愛車「TOYOTA ランドクルーザー ZX」。「僕にとってクルマはバスボート。だからこそ、日本のフィールドに合ったものが一番」と話すカナモの、こだわり車内積載術をどどーんと公開する!
『釣車王』好評につき続投! カナモ、いきまーーーす!
[釣りプラス]人気企画『釣車王』。第1回が青木大介さん、第2回が川村光大郎さん・・・と来たら、やはり三番バッターは彼しかいない!(長嶋的な意味で)
ミスター陸王のカナモさん!
三度、陸王タイトルを獲得した三冠陸王こだわりの積載術を今回はお見せいたしましょう!
「僕にとってクルマはバスボート。だからこそ、日本のフィールドに合ったものが一番」
金森さんのクルマも青木さんに続き、やはりランクル!
フロントグリル、エアロ等をCSE(Cross Speed Evolution)カスタムした200系中期モデル。
しかしながら、金森さんの愛車といえば真っ先に思い立つのは・・・
だったはず・・・!
それでもランクルにこだわる理由を聞いてみた!
金森隆志「国産車が最高。冗談半分な理由から言うと、おっしゃる通りわたくし前のクルマはエスカレードに乗っておりまして、過去に二度高速道路で止まったことがあります。うち一回はルアーマガジンの取材でした。その際は本当にご迷惑おかけいたしました(苦笑)。
まぁ、真面目に日本のフィールドに合ったクルマがやっぱり最高だよねって話。
エスカレードの前にランクル乗ってたんだけど、やっぱりランクルに戻した理由は僕の場合、オカッパリでいろんな場所へ行くし、野池の釣りもやるからエスカレードは大きすぎました(笑)。おかげさまで運転技術は相当上がりましたけどね。やっぱりランクルクラスのクルマなら比較的どこにでも行けて、悪路だろうが道のコンディションも選ばないし、乗りやすい。あと(青木)大介も言ってたと思うんだけど、死なないクルマ。これはうちの社員にも同じこと言ってて、社用車として選ぶポイントもそこが最優先。もちろん自分も一緒。
あとは僕は道具をいっぱい積みたい人だから、それを満たすって意味でも必然的にこのクルマになりますね。オカッパリだから積荷もライトにして、手軽にっていう考えは僕にはない。トーナメンターが完璧なセッティングを求めるのと同じで、クルマは僕にとってバスボートと同じだから戦う道具としてみたときに重要なモノ。」
備えあれば患いなし。積まれた道具のほとんどは予備。
金森隆志「ここにあるのは基本予備。現場で使うモノは大体限られてくるけれど、不測の事態に対してリール、ラインのバックアップはもちろん、シンカーやフックのほか小物類のバックアップが万全じゃないと嫌なんです。収納は各セクションでまとめています」
トランク右 フック&シンカースペース
各ボックスの中身はフック専用やシンカー専用など、ジャンル別に仕分け。さらにシンカーなら、テキサス用、ビフテキ用、ダウンショット用などを種類別に小ケースに分けるきめ細かさ。
金森隆志「僕は結構小箱に分けちゃう、小箱野郎なんですよw」
トランク左 プラグ&ソフトルアースペース
ルアー類は中身が瞬時に判別できるよう、クリアのコンテナに収納。ワーム、プラグともにジャンル別に仕分け。
クリアコンテナの奥に鎮座するVS-7070[バーサス]の中にVS-3010[バーサス]など仕分け用ボックスがたんまり。
こちらももちろんジャンル別に仕分け。各ルアー各色2色以上はストックされているのが印象的。
ロッドホルダー
カーメイトのロッドホルダーにメインのタックルをキッチリ装着。予備のロッドはシートの間にまとめて保管。
「ネバリスト」としても有名な金森さん。
一級スポットを見抜いて粘るからこそ、状況の変化や不測の事態に対する大量のバックアップが重要なのかなと思いました。
クルマの収納もアングラーと同じで各々スタイルがあって面白いですね。自分のスタイルに合った収納をすれば釣果があがるかも?
さぁ、次は誰のクルマにしようかな~
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