クローラーベイトの中で人気の高い「ダッジ」(レイドジャパン)。使っているうちにどんどん羽が抜けてきたり、フックポイントがナマってきたり…。そこで交換用フェザーフックの自作に初めて挑戦してみた!
ダッジの釣れるヒミツのひとつがフェザーフック!
クローラーベイトの中でもとくに自分が好んで使うのが、レイドジャパンの「ダッジ」。大きすぎないサイズで、どんなフィールドでも使いやすいのが気に入っている点です。
このダッジの釣れるヒミツのひとつが「フェザーフック」。
コレって使っているうちにどんどん羽が抜けてきたりするんですよね。たくさんバスを釣ってるうちにフックポイントも当然ナマってきてしまいますし…。
しかしながらこのフェザーフック、純正品を交換しようにも売っていないんです……。
ズボラで不器用な自分ですから、普段はルアーのチューニングなどはほぼ手を付けないんですが、ないものはしょうがありません。
背に腹は代えられませんので、本格的なクローラーベイトシーズンを前にフェザーフックを「初めて」自作してみることにしました。
フェザーフック自作に必要なもの
今回、用意したものをご紹介。
<道具類>
フックを固定するためのバイス(左)に、フェザーを巻くスレッド(糸)と瞬間接着剤とハサミがあればOK。
<素材>
フェザーはマラブーと呼ばれる鳥の羽を使います。フライ用品として定番で、釣具店やWEB通販で比較的容易に手に入るはずです。いろいろなカラーがありますが、今回は白と赤を選んでみました。
フックはダッジ用ということでピアストレブル(リューギ)の2番をチョイス。
フェザーフックの作り方
■バイスにフックを固定して制作開始
バイスにフックを固定したら、フックに下糸としてスレッドを巻き付けていきます(購入したスレッドが細すぎたのでPEラインで代用……)。フェザーが滑らないようにするための行程です。
最後はエンドノットで締め込んで終了。
■次にフェザーをフックにあてがう
最初はどれだけやったらいいのかわからなくて、多めにやってしまってますが……。
フックとフックの間に1枚ずつつけるのがちょうどいいかと思います。
■フェザーの上からフックの軸にスレッドを巻く
そしてこの羽を固定するために、スレッドをグルグルと巻いていきます。1〜2センチくらいの幅まで巻き付ければいいのではないでしょうか。
■余分な羽の根元をカット
ある程度スレッド巻いたら、今度は羽の根元をカットします。なるべく根元ギリギリでカットするようにしましょう。
■さらにスレッドを巻いてフェザーを固定
フックのアイの部分がしっかり出るようにスレッドを巻き付けていきます。
最後はまたエンドノットで固定。不安なら2〜3回エンドノットをしてもいいでしょう。
う〜ん、我ながら不器用丸出しの雑な巻き付け方…。
■瞬間接着剤で仕上げ
仕上げにスレッド部分を瞬間接着剤で固めます。これで乾いたら完成!
1時間足らずで8個の制作に成功!
なにせ不器用でフェザーフックを作るのははじめてのことでしたが、悪戦苦闘しながらも1時間足らずで8個作ることができました。
クオリティは自分で見てもかなりお粗末ですが……。
また繰り返し作業していけばどんどん作業スピードは上がるし、クオリティも上がっていくと思うので、これからも練習していきます!
ダッジに装着! あとは現場で釣るだけです♪
ちょっとフェザーの量を巻きすぎたかな……。そしてもうちょっと短くてもよかったかも……。
まぁ初めてということで、すべてがうまくいったわけではありませんが、とりあえずマラブーのフェザーフックを自作することはできました!
あとは現場で投げてみて、また不満点などが出てきたら改善していこうと思います♪