メガバス “Into the X” 第6弾は初代ドッグX登場!【毎月届く限定アイテム】



ルアマガ編集部内で「メガバスマニア」呼ばわりされている福重が自腹で購入した「Into the X Anniv. STAGE」(メガバス) の中身を毎回リポートするのがこの企画。本来、購入者しか知り得ないプレミアムルアー&アイテムの内容を、個人的な趣味丸出しで暴露!!

メガバス30周年記念アイテムにまみれる1年間の記録-その6

改めて紹介しておくと、「Into the X」とは、メガバスが提案する新しいルアー購入の形。一度申し込めば、毎月8300円の支払いで、激レアカラーや季節感のあるルアー、限定アパレルなどが定期的に自宅に届く、新時代のサービスだ。

遂に3シーズン目となるInto the X…。加えてメガバスが創立30周年期間と重なる今回は、Anniv. STAGEと銘打って、これまで以上に豪華なアイテムが届く模様。

今回は、そのAnniv.STAGEの第6回の内容を紹介しよう!!

落ち着いて行こう!第6回目!!

あまりにも豪華過ぎて驚愕した第5回のAnniv.STAGE。しかし、Into the Xの購入3年目(!)ともなると、流れが読めるようになるもの。今回は通常営業で銀箱が届いたぞ。

そして中身はこちら

左から、旧ドッグX(レジェンドカラー)/ポップX(干支カラー)/ポップマックス(干支カラー)//マジカルZ。今回は4個のルアーが入っていた。

マジカルZ/パールバックシャッド

マジカルZとは初期のメガバスから発売されていたクランクベイト”Zクランク”のラメ入りカラーのこと。今回のAnniv. Stageでは、これらの復刻版が届く予定なのだ。

今回届いたのはこちら

シンプルな色合いの「パールバックシャッド」

背中側にはイエロー系

お腹側にはシルバーのラメがギッシリ!! 抽象化された中にも、リアルな生命感を感じられるカラーに仕上がっている。

なお、この第6回まで、マジカルZはシャローランナーモデルが届けられてきたが、次回からはディープダイバーモデルが届くとのこと。こうご期待!!



ポップX&ポップマックス/午年カラー

今や毎年の定番となっているポップXの干支カラー。Anniv STAGE.では、これまでに施されてきた数々の干支カラーを限定復刻!! 加えて、ポップマックスも同じ干支のカラーで登場だ。

今回は午年!!

これまでの干支カラーシリーズとは異なり、今回は両方とも同系列のカラーが採用されている。元ネタは2002年の干支カラーで、競走馬がモチーフだ。サラブレットの美しい毛並みと筋骨隆々としたボディラインが見事に再現されている!!

特徴は、年号が記されたゼッケンと、ブリンカー(マスク)。

2017年で’17、2002年に登場した際には’02と記されていた。
競走馬を集中させるために付けされるブリンカー(マスク)がペイントされた顔。さりげなく耳もあるのが可愛らしい。

また、ポップXは2002年の時と同様、黒目を採用。馬のつぶらな瞳が再現されているのだ。

また、両モデルで採用されている黒のフェザーフックは、サラブレットの尻尾を表している。う~ん細かい!!

ドッグX(旧)/急瀬アユ

他に類を見ない、圧倒的な塗装技術で知られるメガバス。Anniv. STAGEでは数多の美しい色の中から選りすぐりのカラーをリメイクし、最も似つかわしいルアーに施して毎月登場するのだ。

今回は、旧ドッグXの急瀬アユ

あまりにも名作が多いメガバス。特にトップウォータープラグには”ポップX”の存在があるために、ついつい隠れがちだと個人的に思う名作がこのドッグX。

1991年にデビューし、翌年にはアメリカのB.A.S.S.トーナメントで日本製ルアーでは初となるビッグフィッシュ賞を獲得した伝説的なルアーなのだ。ちなみにこのルアーに搭載されている”慣性バランサーシステム”は、後に登場するポップXにも搭載されている。

スケーティングが得意な”スライディングタイプ”とドッグウォークが得意な”ウォーキングタイプ”の2種類が同時発売され、その後にはジャイアント、コアユ、スライドシンカーとバリエーションが続々とデビュー。新たにニューバージョンも登場し、現在、旧モデルは生産終了状態となっている。そのため、今回届いたレジェンドカラーの旧モデルはかなりの貴重品だ。

カラーモチーフは、流れの急な浅瀬(=急瀬)に潜むアユ。強い流れに逆らうようにして泳ぐ、引きしまったアユの体躯がドッグXにはピッタリ! アユの持つきめ細かな肌と、そこに反射する美しい光が再現された、煌びやかなカラーだ。


全体的にメタリック系のカラーで塗られており、ベースとなっているのはパールホワイト。そして側面にはスカイブルーでヌメリと光の反射感を表現。お腹部分にはうっすらと赤系の色が入ることで生命感を主張!

背中側のシルバーのおかげで、全体のイメージがビシッと決まっている。

エラ蓋にはオレンジ、エラ下にはピンクが塗り分けられており、表情が生き生きとしているではないか。

終わりに

あまりにも豪華過ぎた第5回と比べてしまえば、いささか地味なラインナップではあるものの、今回も所有感・実用性共に優れたアイテム&カラー達。それぞれのアイテムに込められた思いや考えは考察すればするほど面白い!!

次回は7回目。マジカルZがディープランナーモデルに変わるなど、後半に入って新たな動きもある模様。干支ルアーは羊!! 来るか!?ファーフィニッシュ!!

<関連記事>


[釣りPLUS]>> HOME