“ヒラメキジグ”は青物&ヒラメ狙いの新作メタルジグルアー〈その1〉【LML×ジャンプライズコラボアイテム発売プレゼン】



ルアマガファミリーが釣具の商品開発販売に挑戦する『LML(ルアーマガジンリンクス)』。その第一弾は、まもなく各小売店で発売予定のルアー『ヒラメキジグ』。LML担当フカポンHFE(ハイパーフィッシングエディターなんたらw)が、このルアーの特徴を数回に分けて解説する。曰く、「ルアーマガジンファミリーのPB商品第一弾ですので、ちゃんとご紹介(宣伝)します。いや、まじで自信作なんです。超人気メーカーのジャンプライズのOEM商品だからとかいう安直な自信じゃありませぬ!!」とのこと。では、初回プレゼンテーションを始めてもらおう!


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『ヒラメキジグ』は金型鋳造メイドインジャパン!

まず最初に、『ヒラメキジグ』はメタルジグです。サイズは60mmで重さ30g。40gも発売予定ですが、まずは30gからリリースします。で、人気のソルトルアーメーカー・井上友樹さん率いるジャンプライズのOEM製という体になっております。すべての工程を日本で行っている、メイドインジャパン製でもあります。ジグとしては異例の金型による鋳造です(数を多く作る大規模メーカーは金型での生産をしているところもあります。要は数を作らないと金型のコストをペイできないんですよね)。金型採用により製造精度を上げることができたのが、このルアーのウリのひとつです。

ここでさっそくウラ話を披露しますね。以前からジグ開発を進めていた井上友樹さん、あるときジグの弱点にどうしても合点がいかなくなり、『飛びキング』というプラグルアーの開発にシフトされちゃうんですね。で、ほぼほぼ完成していたジャンプライズ製メタルジグが宙に浮いてしまった。ジグとしてはかなりこだわりのある製品でしたが、ジャンプライズからの発売は見送られました。今後も製品化することがないとのお話を受け、ルアマガソルト編集部がそのコンセプトを引き継ぎ、ジャンプライズの力添えを経て製品化した、というのが正直な流れです。

数年前から、ジャンプライズにて開発をすすめていたジグの原型。これでも魚はしっかりと釣れたそうです。でも「フロント&リアの2フック状態でアクションを破綻させず泳ぐルアー」という理想は、あの井上さんをもってしても実現できなかったそうです。釣れるけど…、ちゃんと泳ぐジグが欲しい!! ということでたどり着いたのが…。


井上友樹さんが見ていたメタルジグの弱点とは?

このメタルジグ、“釣れまーす”とか“イケてまーす”と高らかにコールするのは簡単ですが、息長く愛用していただくためには、酸いも甘いも解説する必要があると感じています。雑誌誌面だとスペースの関係もあり詳しく解説できませんが、そこはWebベース。がっちりいきますよ!

メタルジグの最大の弱点は、シルエットが小さいことによるアピール力の弱さ。です。まぁ金属の塊を試行錯誤して動くように造形化しているルアーですから、インジェクションタイプのような高いアピール力を具現化することはなかなか難しいのは事実です。

ただ、金属の塊で、重量がありますから遠投性には優れています。遠くを狙ったほうが、魚をヒットさせる可能性が格段に上がるサーフの釣りなどには、重宝されているのも事実です。しかし井上さんは言います。

「ヒラメを例にして説明すると、プラグルアーならばヒラメの3m範囲内にルアーを通過させれば、食わないにせよ何らかの反応をさせることができます。でもジグの場合、もっと間合いを詰めてアプローチしないと、反応しないことが多々あります。極論を言えば1m以内」

プラグなら3m。ジグなら1mの範囲内にルアーを通す。ルアーの最適キープレンジは1から1.5m。澄み潮や濁りの時はもっと狭くなると井上さんは考えている。

まぁ、四の五の言わなくても、ジグってプラグよりアクションがでにくい理屈はわかると思います。その弱点をカバーするために、アピール力もあってメタルジグライクに使える『飛びキング』が誕生したんですよね。

ヒラメ釣りにおいて、あらゆるジグを震え上がらせたジャンプライズの最新作プラグ「飛びキング105HS」

メタルジグの長所”フラッシング”を伴うアクションを活かせ!

そんな自己アピールが苦手なメタルジグちゃんですが、最大限にアピール力を上げるアクションがひとつだけあります。それが「フラッシング」です。


…ということで、ここから先がずんずん長くなりそうなので(笑)いったんストップ。続きは次回プレゼンをお待ちください!

〈LML新作ルアー『ヒラメキジグ』発売プレゼンその2 はこちら↓〉


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