岸釣りアングラー必見! 岸釣り特化型ライフジャケットが出るぞ![2]【パズデザイン×ルアーマガジン コラボ・北浦実釣編】



ルアーや小物が十分に収納できて、なおかつ動きやすい岸釣り特化型ライフジャケットを作ろう!ということで立ち上がったこのプロジェクト。すでにSNSやルアマガ誌面でご覧になった方も多いかもしれないが、ソルトフィッシングではお馴染みパズデザイン社が協力してくれることになったのは以前お伝えしたとおり。今回、ファーストプロトにルアマガスタッフの意見を反映してでき上がったセカンドプロトを、マイケルPが実際に釣り場で使ってみた。

セカンドプロト、かなりイケてます。

ファーストプロトの時の話は以下。↓

「なるべくシンプルにしましょう」という意見を反映してでき上がったセカンドプロト。その言葉どおり前面部には大きめのポケットが左右に配置され、スッキリとしたデザイン。ポケット前面部はターポリン加工されているので、ヤブ漕ぎやラフな使用にも対応してくれる。粒状の浮力体が左右に挿入されており、身体にフィットしつつ十分な浮力を確保している。

パズデザインは20年以上も釣り関係のウェアやライフジャケットを手掛けてきた老舗。ルアマガスタッフの意見を、キッチリとカタチにしていただいた。

左右のポケットは長さ22センチ×横幅17センチ×厚さ5センチ。バーサス3010やマグタンクXLが収納可能。

背面部はこんな感じ。もちろん粒状の浮力体が挿入されている。欲を言うと、背面にもポケットがほしいかなと。

シンプルかつ機能的なデザイン。身体に当たる裏側はメッシュ生地が採用されている。身体に固定するベルトは大小3本。太いベルトとバックルで固定できるので、フィット感はかなりいい。

例えて言うなら、マイクロビーズクッションの触り心地。

全面部左右と、背面部に挿入されている粒状の浮力体。軽く、ライジャケ装着時にまったく気にならない。触り心地もいい感じ。

そんなワケで北浦へ。マイケルPの着用インプレッション。

釣行時はシラウオパターン全盛ってことで、でかバス連打を期待しつつ準備。左のポケットにはフックや小物類とワーム5パックほど。右のポケットにはバーサス3010を収納してみた。ポケットに入れたボックスなどの存在感は全然気にならないし、動きやすい。随所に配置されているD管も使い勝手がいい。

使うワームを厳選すれば、容量的には十分だと思う。今回は5パックほど収納。

プラグやスピナーベイトなどを収納したバーサス3010を右ポケットに。ボックスの出し入れはきわめてスムーズだった。

ポイン太くんがプリントされたバーサス3010。お気に入りですw

いつもボートでのライジャケ着用時にやってるのと同じように、左下のD管にラインカッター(爪切りだけどw)を装着してみた。さらに右ポケットの脇にはプライヤーも収納できる。

爪切りと一緒にスナップをくっつけておくと、意外と便利です。
プライヤー収納にピッタリなサイドのメッシュポケット。カラビナ&カールコードを使えばなお良し。


かゆいところに手が届く。細部の作り込みは、さすが老舗パズデザインさん。

前面部左右にはファスナー付きの小さなポケットが。左側には緊急時用のホイッスルが標準装備。右側はクルマの鍵など、貴重品を入れるのに便利。

シンプルなデザインなので、キャストやポイント移動時には一切気にならないし、ルアーの交換もきわめて楽。ヤブにも入ってみたけど、ライジャケが引っかかって邪魔になることはなかった。ポケットはメジャーや取材道具を入れるのに便利だし、陸王取材スタッフの公式ライジャケにしてもいいんじゃないか、コレ(笑)。

コンクリート護岸とはいえ、ウッカリしてると落水の危険も。特に斜面は意外と滑るから要注意。
ポケット開口部が大きいので、ルアーやリグの交換も立ったままで全然OK。シラウオを網で採ってるオジサンが後ろにいた。家に持って帰って食べるらしい。
ポケット前面にターポリン加工が施されているので、ヤブ漕ぎも問題なし。ライジャケ自体が軽いのがいい。

当日は護岸に波が強烈に打ち付けて、そこらじゅうにシラウオが。これを捕食する良型バスを狙うべく、キャストを繰り返したけど…、

残念ながらロッドを大きく曲げたのはヒゲの生えたアイツでした(笑)

発売は2018年秋頃を予定。ルアマガオリジナルモデルもWeb上で販売するよ!

それはさておき、ライジャケのインプレ取材はバッチリできたかなと。今回紹介したセカンドプロトをベースに、さらなる改良を加えて完成する予定。コラボモデルということでもちろん、ルアマガオリジナルとしてWebで販売を予定。ちなみに下の画像はイメージです。お楽しみに~。

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