カバーを攻略すれば釣れる! 挑戦したいけどロッドがない…というアナタに、全釣種対応ビギナーの救世主・ヒロセマンがカバーロッド選びをアドバイス。「カバーロッドといってもカタく考えず、手軽に使えて釣果のカタい1本を紹介しましょう!」
エントリユーザーの救世主! ヒロセマンの真剣セレクトロッド!!
バス釣りの醍醐味のひとつ、カバー攻略。ロッドやラインがタフじゃないと攻めきれない…というハードルを感じている人へ、ロッドのエキスパート・ヒロセマンこと広瀬達樹さんからオススメロッドを聞いた!
「まず、カバーが一年中メインという方は少ないはず。サブ的に使い始められる『価格』も重要ですよね。カバーロッドに求められる要素は、まずキャスト精度と…、一日振り続けられる軽さ。繊細に誘える操作性、アタリがとれる感度。アワセですっぽ抜けないフッキング性能。かけたバスを強引に寄せるパワーなど…」
広瀬さんがプロデュースするメジャークラフト製ロッドの中から、上の条件をクリアして、なおかつ手にしやすい価格のモデルを紹介してもらおう!
【カバーバーサタイル】ビッグベイトにも対応する美味しい1本!
広瀬さんが解説するカバーロッドの必須要素を満たす標準機的な一本がこれ。「7フィートのHパワーでレギュラーファーストテーパー。1オンスクラスのルアーが使えて、遠投性も高いからスイムベイトにも対応。重力級のバーサタイルモデルです。2ピースもあります」
デイズDYC-70H[メジャークラフト]
●全長:7フィート ●継数:1 ●ルアー:3/8〜1・1/2オンス ●ライン:12~25ポンド ●価格:15,800円(税抜き)
【フロッグ対応設計】水面カバー攻略の雄、フロッグを自在に操作するならコレ!
「フロッグはリリーパッドの上をペタペタ引くだけではなく、今はドッグウォークさせての誘いも重要。ロッドの操作性がキモです」
「サオ先が硬すぎないレギュラーファーストが首を降らせやすい。また、空気抵抗の大きいフロッグでも投げやすく、フッキングも良いです。レングスもグリップも長すぎないほうが取り回しやすい。これらの特性を持つフロッグのための1本が68FRです」
デイズDYC-68FR[メジャークラフト]
●全長:6フィート8インチ ●継数:1 ●ルアー:1/4〜2オンス ●ライン:14~30ポンド、PEライン40~60ポンド ●価格:16,000円(税抜き)
【パンチング】超ヘビーシンカーを操る、カバー攻略の新定番!
水面を覆うウィードや浮きゴミ溜まりなど、マット状のカバーを突破して水中にルアーを送り届けるのがパンチングだ。「マットが分厚いほど、重くてすり抜け性能の高いルアーを使います。702Xは2オンスクラスのバレットシンカーがストレスなく扱えるのでパンチングにも向きます。単に硬いだけのロッドではないので、マットカバーの天井部分でシェイクなど、細かいロッドワークにも対応します」
デイズDYC-702X[メジャークラフト]
●全長:7フィート ●継数:2 ●ルアー:3/8〜3オンス ●ライン:14~30ポンド ●価格:16,000円(税抜き)
15,000円クラスでカバー完全制覇(素材は最上位!!!)…コレは”買い”過ぎる!!
メジャークラフト「デイズ」シリーズは、フィネスからエキストラヘビーゲーム、ショートロッドから7フィート…と充実したラインナップが売り。汎用性が高いのも魅力だが、フロッグ専用機や、ヘビークラス、エキストラヘビークラスと”キワモノ”スペックの充実も見逃せない。もちろん、ベイトフィネスロッドや硬軟揃えたスピニング陣など、極めたいゲームにピッタリのモデルが一同に一堂に会す。し・か・も! リーズナブルな値段で…☆ 詳細については、カバーロッド入門を掘り下げた『ルアーマガジン2018年9月号』を読むもよし、ショップで触って検討するもよし。気軽にエクストリームな釣りにトライしてみては?
『ルアーマガジン2018年9月号』のお求めは、全国の釣具店・書店・WEBショップで!
『ルアーマガジン』は毎月26日発売です!(※一部地域除く) 価格は840円(税込)。 お求めは全国の釣具店や書店で! お近くのお店に置いていない場合は、そのお店でご注文いただくか、Amazon等のWeb通販サイトをご利用ください。