「釣れる魚はなんでも釣る。釣れない魚はなんとかして釣る」をモットーに、魚を求めて東西南北どこへでも行きまくる道具道楽アングラー”やまけん”氏による連載企画「無節操アングラーやまけんの”釣りに行ってもいい?”」。今回は、連載第4回で公開した「シェル貼りカスタム」について、動画+補足解説をお届けする。
連載#04「シェル貼りカスタム」の記事をもう一回見てみよう!
「釣りに行ってもいい?」というタイトルなのに、道具関連記事の方がアクセス好調で、「釣りに行っちゃダメ!」って言われてる感もあるやまけんです。
今回は、当連載#04で紹介した「UV硬化樹脂を使ってのルアーシェルカスタム」を動画にしてみました。
動画で使用しているシェルシートは、TRY-ANGLEから発売される「ルアーカスタム用カット済シェルシート」です。
市販のシェルシートを自分でカットしてもまったく問題ありませんので、トラウトルアーに限らず、いろんなものに貼ってみてください。
ちなみにやまけんは、フォールしている最中の遠投カゴに魚が興味を持っているのを目撃してしまったので、カゴにもシェルカスタムしています。
・・・シェルを貼らずにはいられない病気にかかってしまったようです(笑)
UV硬化樹脂以外でコーティングする場合…
当連載#04(と今回の動画)では、UV硬化樹脂(KB-F D-System)を使いました。最短4分で硬化して便利!
…ですが、あえて「UV硬化樹脂以外を使いたい」という頑固な(笑)方に向けて、他のコート剤での注意点を。
セルロースやウレタンの場合は、通常環境だとすぐ硬化が始まるので、ポタポタと容器に戻してはいけません。硬化中の溶剤は外に垂らすように、何かを敷いて準備しておきましょう。
また、ディップ後にルアーを溶剤から引き抜く際は、垂直にゆっくりと。表面張力を利用して余計な溶剤を持ち上げないように主材側に持っていかせます。さらにはゆっくり垂直に抜くことでレベリング(平面出し)をします。
アイに溜まった溶剤を除去する際、他の部分にコヨリを当てないように注意してください。
今回の動画では、ルアー下部に溜まってしまった溶剤を適当に拭っていますが、セルロースやウレタンではご法度です。
また、硬化までは通常6~12時間かかります。
静電気などがホコリを呼ぶので、完全密閉とまではいかなくとも、ホコリが入らないような場所でしっかりと硬化させてください。
…というわけで、シェルシートを使ってルアーカスタム、ぜひぜひ楽しんでくださいね!
っていうか釣行記事にも、もっとアクセスを!!!(笑)