離島と聞くと、アクセスしにくくてなかなか縁のない場所。なんて思っていませんか? 首都圏からも簡単にアクセスできて、非日常感が楽しめ、しかも釣り場としてもサイコー!そんな離島たくさんあるんですよ! ということで今回はルアマガプラス編集部もお世話になっている、長崎県壱岐島をご紹介したいとおもいます。
壱岐島ってどんな島?
長崎県壱岐市に属する玄界灘に浮かぶ孤島。南北の移動は下から上まで車で30分くらい。東西で25分くらいの規模感。ぐるっと一周、島廻を回ると1時間半くらいは必要になるでしょうか。市として機能しているくらいですから、だいたいのことは島内で完結するインフラが整っており、コンビニもファミリマートが2件、ポプラが3件。そしてイオンがありますので重装備なく渡ることのできる島でもあります。
アクセスは福岡港、唐津港からのフェリーや高速船。福岡空港からの飛行機便と比較的手段が整っています。首都圏からはスカイマークやJAL、ANAのパックで福岡空港に向かい、公共機関やタクシーでささっと福岡港に行けば意外に安価で渡航できるのも魅力です。首都圏からの渡航予算は宿込みで30000円〜+島内レンタカー(2泊3日で15000円くらい、パック便なら内包されることも)、フェリーなら4500円前後、高速船なら8000円前後。合計50000〜70000円くらいでトリップできます。
温泉地やグルメ
温泉地もありますから、温泉宿に泊まればそちらも楽しめます。グルメとしては、玄界灘に位置しているだけに海の幸が豊か。特に、ウニは名産ですし、サワラ、マグロなどにも注目。壱岐牛は名だたるブランド牛の種牛として使われるほどなので、絶品です。あと、麦焼酎発祥の地と言われており、数々の酒蔵があるのも知るひとぞ知るといったところでしょうか。
尋常じゃないパワースポットの数々
神話の島としても親しまれており、こちらの島の神社の数は150を越えています。日本でも有数のパワースポットとしても知られており、神社巡りなんてのも「気」を整えるのに最適ですよ。個人的にここの「場」の良さは国内でも有数だと感じています。時々ありませんか? 明るいのに暗い場所とか、暗いけど、安心できる明るい場所的な。壱岐島は後者。こそっとお伝えしますと、特に芦辺あたりの場の良さは尋常じゃありません。あとはどう見ても猿だろ。みたいな岩なんかも有名。この手のオブジェクトに興味のないライターも、ちょっとコレには感動しました。
釣り場としてはどうなのよ
我々釣り人にはとても馴染みのある島。玄界灘に浮かぶ島ということもあり、魚が良く付くポイントとしても知られています。ヒラスズキ、ブリ、ヒラマサ、アオリイカ。そしてルアーマガジンソルト誌の人気企画「アジング王バトル」というプロアングラーの対戦企画のステージとしても取り上げらたようにアジの島、アジの聖地としても知られています。どこがポイントなのかと聞かれますが、港、岬の突端部、アクセスできる場所であれば全域がまさにフィールドになっています。
釣り場としても、観光地としても非常に素敵な島ですので、ぜひ、遊びに行ってみてくださいね!