ルアーマガジンファミリーのプライベートブランドであるルアーマガジンリンクス(LML)は、様々なメーカーとリンクして尖ったアイテムを提供する異色ブランド。ただいま、あのメガバスとのコラボロッドを企画中だが、その開発中に出てきた小ネタをご提供。湾奥、都市河川のシーバスをクランクベイトでハメるパターンがあると言う。そのネタを提供してくれたLMLテスターのフッキーさんに、その話を聞いてみましょう。
まずは6月前後のシーバスクランクベイトパターン。これからは台風や大雨直後の増水時を狙え! 現在開発中のメガバス×LMLのコラボロッド、BUCHINUKI POWER MOBILEは、7フィート1インチのパワーロッド。湾岸地域でのシーバス釣りを意識して作られているパワーロッドですが、想定していたのは、足場高で素早くシーバスを取り込み、素早くフィッシュグリップでキャッチするコンパクト&パワーゲーム。
あのMEGABASS(メガバス)とのスペシャルコラボロッド、BUCHINUKI POWER MOBILEのスペックを大公開! – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
企画から1年以上の歳月をかけてじっくり、開発をすすめてきたメガバスとのコラボロッド「BUCHINUKI POWER MOBILE」そのコンセプト、スペックを公開。スタンバイしているのは唯一無二のパワースピニング「LM-714MS」と、ねじ伏せ型パワーベイト「LM-714MC」。強力無比な双子のマルチピースロッドがなぜ生まれたのか。そしてどこに向かうのか。
ただいま鋭意開発中のBUCHINUKI POWER MOBILEという4Pロッド。かなりのパワーを有しているので、シーバス用に作ったが、様々なパワーゲームに対応可能。スピニングとベイトの2機種があり、ブランクはなんと同じ! フッキー 「そのコンセプトだと、パワーロッドですし、僕が6月前後と台風や大雨直下にやっているクランクベイトのシーバスフィッシングにマッチしそうですね(笑)」
え? クランクベイトでやるシーバスゲームですか? あまり聞かないですね。イレギュラーな使い方で時々投入される方はいらっしゃるかもしれませんけど。
フッキー 「いや、もう、季節すぎちゃったけどハマるのは、まずは6月前後、フィールドは都市河川。上げ潮で岸際が濁るタイミング。しかもデイパターン。魚のコンディションが、悪い時期ですけど、それもキモかな。
まぁ、大野ゆうきさんが作ってるマリブ(マングローブスタジオ)とかでよく釣れる時期なんですけど、ひとつだけ問題があるんすよ」
どんな問題でしょう?
フッキー 「その時期、ミノーライクなルアーを使うと、コイだとかハクレンだとかニゴイだとかが、結構ヒットしちゃう。これが結構めんどくさい(笑)。
で、クランクベイトを使うと、そういった魚を掛けずシーバスだけ選んで釣れることがわかったんですよね。なんで、その時期にクランクベイトを愛用しているんですよ。これ、実は友達が発見したんですけどね。」
えっと、どんなタイプのクランクベイト を使うのですか?
フッキー 「僕ですか? 僕はガオクランク(ザウルス)ですね。こいつ、めちゃくちゃ飛ぶし使いやすいんですよ」
また、往年のルアーの名前が出てきましたね。ガオクランク(ザウルス)じゃないとダメなんですか?
フッキー 「いや、そんなことはないと思いますよ。条件としてはよく飛んで、それなりの水深を陸っぱりで捉えられるクランクなら代替になると思います。あと、引き抵抗が少なくて波動弱め。コンパクトがよいかな。これはワケがあるんですが。
このタイミングで捕食されてるのがカニなんですよ。アフターでなおかつ、捕食されるベイトが入れ替わる時期で、波動が弱く、食べやすいカニが、狙われやすい時期なんですよ。まぁ、これでも良いかな?って。なんで、波動弱めのクランクベイト、しかもコンパクトなやつをアップにアプローチして、ヒットポイントとなるブレイクで機能させなきゃいけない。
なんで、飛距離の出るコンパクトなクランクベイトが必要なんです。
兎に角、今度、一緒にやってみましょうか。BUCHINUKI作っているメガバスさんなら、ディープXシリーズなんかは使えるような気がします」
ちょうど、LBOⅡのモデルが投入されていますからそれがいいかもしれませんね。飛距離も抜群に良いですし、立ち上がりも良いのでその釣りにマッチしそうですね。
メガバスルアー最新重心移動システム”LBO”を本音&本気で考察〈後編〉【”LBO Ⅱ”という完成形】 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
『ルアーマガジン・ソルト』誌の連載企画「タックル進化論」を担当するフカポン。タックルハウス社のK−TENシステムから始まったルアーの「重心移動システム」に注目し、その機構や歴史、各社の同システムのバリエーションについて取材を続けてきたが、本稿ではメガバス社の最新重心移動システム「LBO」について深掘り。後編ではLBOの小型化を実現した「LBO II」について解説する。
フッキー 「ただ、6月だと来年になっちゃいますね。あ、でも台風か大雨が来たらチャンスがありますよ。台風や大雨の直後、都市近郊の川がだだ濁りになっている状況 で、クランクベイトを使ってランカーシーバスを狙うパターンがなくはないです。ただ、そのタイミングはなんでも釣れますけどねw もろもろは、また詳しく話しますけど。
あと、6月のパターンとはちょっと違います。タイミングがピンですね(笑)なおかつ、増水後の釣りになるので、安全面にはかなり留意 する必要があります」
では、ディープX-100LBO、X-200LBO、X-300を使ってその釣りを再現してみましょう。
ディープX-100LBO(メガバス)全長:59mm、重量:3/8oz、タイプ:フローティング、潜行深度:MAX2.5m。ブラックバスルアーの金字塔的クランクベイト 。 Amazon | メガバス(Megabass) ルアー DEEP-X 100 LBO(ディープX 100 LBO) PM セツキアユ | メガバス(Megabass) | ルアー
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DEEP-X100 LBO | Megabass-メガバス
メガバス株式会社は、ロッド・ルアーなどの釣具・アウトドア用品メーカーです。
ディープX-200LBO(メガバス)全長:70mm、重量:1/2oz、タイプ:フローティング、潜行深度:MAX3.5m。こちらもちょうど良いサイズで、3.5mレンジをボトムタッチできる能力があることから、足場高のエリアなどではディープX-100LBOのフォロー的にも使える。 Amazon | メガバス(Megabass) ルアー DEEP-X 200 LBO(ディープX 200 LBO) PM モロコ | メガバス(Megabass) | ルアー
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DEEP-X200 LBO | Megabass-メガバス
メガバス株式会社は、ロッド・ルアーなどの釣具・アウトドア用品メーカーです。
ディープX-300(メガバス)全長:75mm、重量:3/4oz、タイプ:フローティング、潜行深度:MAX5.0m。流石にシーバスロッドでクランキングするサイズと性能ではないが、LMLとメガバスのコラボロッドであるBUCHINUKIならば、扱えることから使用候補にあがっている。ただ、コンパクトなサイズがマストということなので、3種の中では出番がないかもしれない。 Amazon | メガバス(Megabass) ルアー DEEP-X300 M エンドマックス 36040 | メガバス(Megabass) | ルアー
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DEEP-X300 | Megabass-メガバス
メガバス株式会社は、ロッド・ルアーなどの釣具・アウトドア用品メーカーです。
フッキー 「台風は来て欲しくはないですが、安全面も加味して良いタイミングが来たら、ぜひやってみましょうか。
単純に都市型河川の場合、釣れるタイミングとなる上げ潮で、岸際がより濁るんで魚が差してきてなおかつ、手前のブレイクラインで釣りやすくなるんです。
都市河川の場合、増水すると岸際が濁るんです。地方河川の場合は、逆なんですけどね。このカラクリについてはいずれ。たぶん、名うてのプロアングラーの皆さんは常識的に知っているネタだと思うので、ドヤ顔で語るのは恥ずかしいですがw
まぁ、そんなこんなで、90cmクラスが狙える可能性が高くなりますよ!」
ヒラスズキの特効シンキングペンシル・BEST3。在野ロコ「フッキー」の薦める、最強シンペンはこれだ! – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
ルアーマガジンファミリーのプライベートブランド「LML(ルアーマガジンリンクス)」の海部門のテスターを務める「フッキー」。かつては東京湾80cmUPのランカーシーバスハントを基本に据えて釣りを続け、最高年間25本の80cmアップを釣り上げてきた、隠れたスーパーロコ。現在はヒラスズキ釣りをメインに休日の釣りを楽しむアングラーなのだが、そのコダワリの強いフッキーが選ぶ、ヒラスズキをハントするための特効シンキングペンシルを3つ上げてもらった。 アダージョヘビー105(デュエル)/ハードコア・ヘビ…
封印!反則! 在野の湾奥ランカーハンター「フッキー」が薦める、釣れるすぎる鉄板シーバスルアー3選+α – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
さて、ピーク時、湾岸エリアで80cmを超えるランカーシーバスをストイックに狙い続け、年間25本を釣り上げたという、スーパーロコ、「フッキー」。ランカーを選んで釣るために、釣れすぎてサイズが選べなくなるから、使わなくなった&処分した…という、封印、反則級のルアーをピックアップしていただいた。メーカー色のない在野ロコアングラーが選ぶ、そのルアーとは?
東京湾シーバス攻略ルアーを在野スーパーロコが紹介!【ランカー編】 – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
はい! 今回ルアーを勧めてくれるのは、インスタもしねぇ、Facebookもしねぇ、Twitterもしねぇと、地下に潜りまくりつつも、東京湾で最高年間25本の80cmアップのシーバスを釣った実績のある在野の無名スーパーロコ。そのロコにインタビューを敢行! さぁ、メーカー色のないアングラーが薦める湾岸ランカーシーバスをしとめるために選んだとっておきルアーとは?