釣りは、フナに始まり、フナに帰る。HFE(ハイパーフィッシングエディター)のワイ、諸事あってヘラブナ釣りを始めることにします。でも、ヘラ釣りのことミジンコほども知りません。ノー知識です。せいぜい、エサつけて、ウキで釣るくらいしか知りません。イチから初めて…..そうですね、優勝します。ええ、優勝しますとも。何に? 詳しくは本編へレッツゴー!
ヘラ釣りの魅力を伝えてほしい。
全日本ヘラ釣り協会からの要望に応えようじゃないか!
あ、すいません。初めに言っておきます。全日本ヘラ釣り協会なんて組織があるかどうかもしりません。まだ妄想の段階です。Google検索もしてません。執筆段階ではへら釣りの知識を一切入れていない状況です。
とにかく、とある方が、「発売元が身銭を切るほどお買い得なスターターセットを作ったからヘラブナ釣りの楽しさを多くの人に伝えてくれないか」。とルアマガプラスにオファーしてきたのであります。ほうほう。しっかし、ビギナーのためのヘラ釣り〜なんてありきたりな記事で啓蒙してもデジタルの波に砕けて霧散しかねないので、もっとおもしろくしたいね〜ということで、決めました。
ヘラブナ釣り初心者のワイ。『10月に茨城県の筑波湖で開催予定のヘラ釣り大会で優勝する』を目標というか絶対的課題にすえ、ヘラブナ釣りを学んでいくってストーリーでいきましょうと言う話に。ちなみにこんな大会です↓
■開催日:10月31日 開催予定「春のへら鮒釣り感謝祭」←春大会が順延になったため
■参加費:一般4,000円、女性3,000円、高校生以下2,000円
■募集人数:250名(ほか「釣り台」持参の陸釣りの部10名程度、ペアの部8名程度)
■競技時間:07:45~13:30(終了時間16:00)
■競技方法:7kgニアピン競技(フラシ込み・重量オーバーは失格! 入れ替え・ウエイト計測不可)、途中、桟橋ごとの早掛け競争あり! その他規定は筑波湖ルールに準拠。
■競技規定:1.使用タックルメーカー自由、2.生エサ・オカメは禁止、3.スレは厳禁(直ちに放流してください)、4.その他は筑波湖ルールに従っていただきます
■申込み方法:参加申込書(凱のWebサイトからPDFダウンロード)に必要事項を記入の上、参加費を添えて筑波湖(茨城県筑西市中根832)まで現金書留でお郵送ください。
■主催:DMM実行委員会
■お問い合わせ先:筑波湖 TEL 0296-52-5444
さて、知識ゼロの状態から半年後に開かれる猛者集うヘラブナ釣り大会で優勝するほどの力を身につけることができるのか! えと、じゃあ、その超お買い得なスターターセットから紐解いて見ていくことにしますか。
本来、ヘラ釣りはなんぞや? みたいな解説から入っていくのが記事の王道ではあるんですが、すいません、ヘラ釣りの知識ゼロなんで、わかったら解説しますね。ドヤ顔で語らせていただきますよ。
旅(めぐる)へらブナつりセット(セット価格9800円)
コスパ最強のヘラ釣りセットを刺客としてよこしたのは「株式会社 オオモリ」。
ざっくり、へら釣りを始めるのに必要な道具をセットにした「旅(めぐる)へらブナつりセット」という商品があり、それがセット価格9,800円なんですよね。なんでも赤字覚悟のスターターセット! と言うじゃありませんか。小生、意地悪なんで、ホントか嘘か、今から検索しますね。
検索ワードは 「へらぶな釣り 初心者 道具」
トップヒットしたのは、TSURIHACKさんの、ヘラブナ釣りを始めるためのハウツー記事。道具の話が載ってそうな記事もあったので、拝見。んー、なるほど、初心者はこんな気持ちなのか。でも、ちょっと必要な情報が分かりづらいな。いや、ディスってんじゃなくて、こんなもんでしょうね。
ざーっと、調べていくと釣り竿、1万5000円くらい、万力っていう竿を支える道具が安いので5000円くらい。うーん、竿だけで基本、例のセットを軽くオーバーしちゃいますね。
そこで、ルアー釣りのメジャークラフトさんみたいなメーカーがないものかと、再度、検索をかけてみます。いろんな検索ワードで組み合わせて、ざっくり探しますが、案外ないんですよね。結局「ヘラ釣りセット」で検索を最後にかけたところ…..
「旅(めぐる)へらブナつりセット」がトップヒットします。….。うむ。偽りなしだけど、そもそも、セットものの商品数が少なく、ビギナーへの入り口が狭い印象を受けました。そういう意味で「画期的なセット」という看板に偽りはないですし、貴重ですね。
このセット、誕生したのが2019年2月5日!? 小生の誕生日と同じとは、運命を感じますな…。ワイ、これで強くなる。ヘラ王になる!
セットの内容を、へら釣りの知識ゼロのまま眺めて感想を述べてみる。
ということで、「旅(めぐる)へらブナつりセット」。セットは全体でこんぐらいの大きさ。早速オープンしていきましょう。
釣り竿
まずは、釣り竿をみたいですよね。竿袋には九尺とあります。まぁ、竿の長さのことでしょう。約30.3cm☓9なので2m73cm。セットの中に入るくらいなので、もっともヘラブナ釣りにおいて汎用的な長さと捉えていいのでしょうかね? このあたりも追々わかってくると思います。
釣り竿は、シンプル。もう少し安っぽいかと思いましたが、いやいや、そんな印象は受けません。もっとも、ヘラブナ釣りって、和装飾の絢爛さみたいなのも嗜むのかなと勝手に妄想していたので、このシンプルさこそ、もしかしてコストカットなのかもしれませんね。いや、どっちにしろ嫌いじゃないです。
ウキ
次に注目したのは、ウキ。勝手にヘラブナ釣りにハマったら萌えたいポイント個人的第1位。この釣りってウキに少しお金かけたくありません? なんか芸術品みたいな、びっくりするような値段のウキがあるんじゃないかと妄想。6? なんやろこの数字。なんか意味がありそうですね。調べてみます(検索)。
うーんと、セットする錘(オモリ)の重さに対応する数字みたいですね。今は、ちょとスルーします。大事そうな気がしますけど…。
ちなみに、ヘラのウキ、高そうなのを少し調べてみました。そこそこので、3000〜5000円くらいが相場のようですね。それをシチュエーション別に使えるように揃えていく的な感じなのでしょうかね。まぁ、半年後までにびっちり諸々叩き込んで、解説させていただきますよ。なにせ、大会優勝者になるぐらいヲタク化する予定なんで。あ、調べてたら1万円超えなんてのもザラにあるようですね。掘るとおもしろそうな世界ですね!
タモ
釣ったときのヘラブナを、すくうネットですね。この道具も拘る人いそうですねぇ。小生的には、これで過不足ない気がします。
竿掛け(ズーム式)
ヘラ釣り師のたたずまいをここで妄想してみました。ヘラってそういや、竿を常に持ってるイメージはなく、じっとウキを見つめ、アタリがあった時に、さっと竿を持ち上げてヘラを掛けていく。そんな感じだった気がします。となると必然的にいるのは、この竿掛けですね。下の写真右の品がそうです。左の柄は、どうも、ネットの柄だったようです。この道具に関しては、個人的に、そんな萌え要素がないので、機能すればいいや。という印象。
万力と仕掛け
万力というのは、どうも、釣座のどこかにセットして、竿を支える竿掛けをセットする土台のようです。これもきっと、必須道具ですよね。今後、釣り竿などを買い替えていくにしろ、こちらは当分、これを使用できそうな予感がします。もしかして、万力の性能差で負けた….なんてせめぎ合いになったりするのでしょうか? まだわかりませんが、わかってきたら報告いたします。
仕掛けはウキをセットするゴム管と、エサをつける枝バリがついています。これって、たぶん、早々にこだわり始めて、自分で作ったり、高性能な仕掛けを買ったりとステップアップしていく未来が見えますが、まぁ、初めはこれで挑戦してみようかと思います。
さぁ、とりあえず。あれ? でももう一品、編集部に届いていた気がする。そうだ、「へらエサセット」だ! へ? 980円!? これもオオモリの企画商品ですね。
セット内容は、エサのリーディングカンパニー、マルキユーの練りエサ、洗面器☓2個。計量カップ☓3種類、タオル、あとはハサミ。おおぉぉう! これで980円はお買い得やね。即採用。
でも、エサってヘラ釣りではコダワリ要素な気がします。これをベースに色々ブレンドして秘伝のエサとかを開発していくのは楽しそう。
結論。「旅(めぐる)へらブナつりセット」と「へらエサセット」を持っていれば、とりあえずはヘラ釣りはできそうだ。
小生、とりあえず釣りを嗜んでいるので、上に挙げた2セットがあれば、とりあえずへら釣りはできそうだなぁと感じました。あとは、座るための椅子だの座布団が欲しいところですね。まぁ、それは、何かで代用すればいいので….。
歴史も文化もある世界だけど、今の今から、何も知らない状態で始める人にとっては、ちょっと情報が少なすぎな気もしました。そういう意味で、このセットものはとても良い気がします。先生的な人がいると、もしかして、あれはこーで、これはあーで。。。みたいな指導が始まると思うのですが、いや、これで十分でしょ!
とりあえず次回は、ヘラ釣り堀に突撃したいと思います。その前に、少しだけ釣り方をネット検索して調べたいと思います。幸い、このヘラ釣りセットの解説動画があったので、それをじっくり確認してやりたいと思います。