足場もよくてアクセスもいい、格好の釣り場である漁港はメバル釣りにおいても人気フィールドです。でもだからこそ、プレッシャーが気になったり、色々な情報が錯綜したりと迷いがちなのも事実。そんなときにはライトゲームの達人・藤原真一郎さんのローテーションを真似てみるのはいかがでしょうか?
【Profile】
藤原真一郎(ふじわら・しんいちろう)
大阪府在住。大阪湾はもちろん、日本海側のポイントにも詳しいライトリグマスター。Fシステムなど独自の釣法を編み出し、その技は日々進化を続ける。
まずはスタンダードな組み合わせで表層をサーチ!
藤原「漁港なら、まずは単体のジグヘッドリグから入ります。ジグヘッドの重さは1gで、ワームは2in。これを表層付近でただ巻きしてくる、スタンダードな釣りを試してみてください」
宵姫トレモロAJ 2in[がまかつ]
スペック
●全長:2in ●カラー:全10色 ●入り数:8 ●価格:480円
藤原「表層で反応がなければこのまま少し深いレンジも探っていきましょう」
反応の有無に応じてローテーション!
藤原「反応が薄ければ、水の抵抗が強いシャッド系ワームに変えてみます。そうすることで、さらに表層をゆっくり引けますよ。しかもアーミーシャッドなら、高浮力のエラストマー素材なので、そういった使い方に適しているんです!
宵姫 アーミーシャッド 1.8in[がまかつ]
スペック
●全長:1.8in ●カラー:全10色 ●入り数:8 ●価格:550円
藤原「これでも反応が悪かった場合、アーミーシャッドの頭をカットして小シルエットにしてみてください。ジグヘッドも宵姫コブラのようにユラユラと揺れて誘うタイプから、宵姫ラウンドのようにタイトな動きで微細に誘ってくれるものに変えるのがお勧めです」
風や流れ次第ではハードルアーもローテーション!
風が鬱陶しければプラグを試す!
藤原「風が吹いていてジグ単では投げにくい時や、沖の潮目を狙いたいときにはプラグがお勧めです。メバちょこは水面で立つような姿勢になるダイビングペンシル系で、風があっても水を噛んで引きやすいです。メバペンは水平姿勢でスーッと滑らせるだけでもOKなので簡単ですよ!」
メバちょこ[アルカジックジャパン]
メバペン メバル[スミス]
スペック
●全長:55mm ●自重:2.8g●タイプ:フローティング ●カラー:全6色 ●価格:900円
スペック
●全長:45mm ●自重:3g●タイプ:フローティング ●カラー:全15色 ●価格:1200円
沖目を狙いたいならメタルルアー!
藤原「漁港でも、よりサイズが狙える外向きの堤防だったり、強い流れがある場合に使うのはメタルルアーです。プラグでも狙いきれない沖などを狙いたいときにも有効ですね。広範囲を速いテンポで巻いていき、リフト&フォールも効果的ですよ!」
ショアグライダーJr.[アルカジックジャパン]
スペック
●自重:3~10g●タイプ:シンキング ●カラー:全6色 ●価格:430~450円
フラッピンソニック[イマカツ]
スペック
●全長:35mm ●自重:2.5g●タイプ:シンキング ●カラー:全7色