デイシーバスに行くなら“必ず持っておきたい”名作ペンシルベイト『ジャイアントドッグX SW (メガバス)』@1850円【今週のお買い物】



今週も始まりましたルアマガプラス編集部員による釣具自腹インプレ企画。梅雨も明け遂に夏本番! 暑い季節に投げたくなるルアーって皆さんそれぞれありますよね! 編集部・大木も暖かくなったらすぐにバス、ソルト問わず投げたくなるルアーがあるんです…。そう、昨今中々使用する機会も少なった方も多いと思われる操作感をダイレクトに味わえて、ヒットしたら大興奮のあのルアー。今回はその中でもシーバス用にチューンされ、今も尚、人気を誇るロングセラーペンシルベイトをご紹介します。

【Profile】
ルアマガプラス編集部・大木
元大型釣具量販店の店員という経歴を持つルアマガプラス編集部員。バスソルト問わず、幅広く釣りを楽しむことをモットーとする。得意な釣りはシーバスで、時間があれば地元湘南河川でロッドを振るう。特技はモノマネ。写真は最近購入した「仮面ライダーブラック&ブラックRXクロニクル(KADOKAWA)」。世代は少し外れているが、小さい頃、ビデオテープが擦り切れるまで見た大好きな仮面ライダーの書だけに買わずにいられませんでした(笑)

ルアマガプラス読者の皆様、アロハ!
最近革靴を1日履いたら、利き足である右足裏が足底筋膜炎になり、通院してるナウの大木です。

昨年より営業から編集になるという割と異例な人事により、スーツから私服へと通勤スタイルも変わった大木なのですが、まさか1年ぶりに履いただけで足痛めるとはほとほと自分が情けなくなりました(泣)

太ったり、足痛めたりと散々な2020年夏ですが、結局は「運動しろや」と神様からのお告げなのかもしれませんww

でも釣りを長く楽しむためには「健康体」でいることが一番大事なことなんだと改めて思った次第です。

前回ご紹介した通り、引き続きエリアを拡大しながらランガンフィッシングダイエットを励むとともに、平日はちょっと走ったりもしよーかな~とも考えております(※一応大学まで元陸上部)

まあ怪我が完治してからですが(笑)

ということで今回ご紹介する商品は、ダイエットにはうってつけ(?)なのかは分かりませんが、積極的に動かしていくオフェンシブなルアーをご紹介させて頂きます。

またペンシルベイト!? いやいや好きなのには理由があるんです。

今回大木が購入したお買い物はコチラ↓↓

言わずと知れた名作ソルトペンシルベイト『ジャイアントドッグX SW(メガバス)』

昨年数量限定で発売されたコノシロカラーのラインナップの1色である「レンズコノシロRB」をゲットしました!

「またペンシルかよ!」と声が聞こえてきそうですが、でもハイシーズンのトップウォーターゲームってすごいときめきませんか?(笑)

シーバスに限らずなのですが、自分でルアーを動かし、思いっきりバイトしてくる瞬間が見れて、コンディションのいい元気な魚とのファイト。これを体験しちゃったらホントやめられないんです。

それに表層に魚っ気があれば、強い風が吹いたり、水面が荒れていない限りは正直水中にルアーを入れているよりも、フィッシュイーターを一番騙しやすいルアーなのではないかと考えてしまうのです。

ペンシルベイトにハマったのは2年前とまだ歴もかなり浅めなのですが、ハマったきっかけは以前記事でもご紹介した『ジャスティーン(エバーグリーン)』

自分が主によく行くシーバスとバスの釣りの幅を広げたいと思ったとき、両魚種大木のホームフィールドでマッチする共通のルアーが「ペンシルベイト」ではないかと思ったのです

その思惑がドンズバにハマり、特にシーバスでの釣果は大きく向上し、夜主体の釣りだったのがほぼ9割型デイゲームになりました

そしてバスでもしっかりと結果をもたらしてくれて、今年の大木のホームバスフィールドでの初釣果もジャスティーンでした。

45cmクラスのグッドコンディションでしたっ!

今では大木のボックスの中には常に2個以上常備され、冬季でもちょっと暖かい日は「今日ペンシルいけるんじゃ…」と思うくらいペンシル狂になってしまったのです(笑)

世紀の一戦(!?)での破壊力がすごかった!

そんなこんなでペンシル狂となった大木ですが、もちろんメガバスが誇る名作ペンシルにも気にならない訳がありません

気になりだした当時、広告営業を担当していたルアマガソルトにおいて、メガバス×アイマ×フィーモの合同チヌトップ企画があり、メガバススタッフ・アラマキさんがジャイアントドッグX SWでチヌを猛烈バイトにさせ釣りあげてるシーンを見てしまい即座に購入を決意

チヌトップなのかトップチヌなのかというネーミングを統一させるための世紀の一戦。結局どっちになったのかは不明(笑)

動画でアラマキさんが使用していた2013年度の限定カラー「GLX遠州レインボー」。個人的にこのカラーがツボ過ぎて、ネットで探しまくりやっと見つけて即ポチ。購入してから今に至るまで多くのシーバスを釣らせてもらってます

大木が再販を懇願するほど好きな「GLX遠州レインボー」


バスモデルから綿密な微調整を施されたソルトモデル

ここでざっくりジャイアントドッグX SWの生い立ちを説明しますと、ルアーがリリースされたのは今から13年前の2007年

実は激ムズ表層ボイル攻略ルアーなのです。

当時メガバスフィールドスタッフを努めていた鈴木斉さんが開発に携わっていて、中々ルアーに反応させづらい大量のイナッコボイルが、ジャイアントドッグX特有の水面のヒラ打ちと水面にルアーが叩く音だけに僅かながら反応があった。そこで水絡みやアクション、立ち姿勢、比重などの微調整を重ね、生み出されたのがジャイアントドッグX SWだったのです

アクションもバスモデルを継承した水に絡むヒラ打ちドッグウォークとスプラッシュサウンドを実現し、ロッドワークに対しレスポンシブで、スローテンポからアップまで様々なスピードに対応。

ソルトウォーター専用ウェイトセッティングにより高比重となり飛距離も向上し、ナブラ打ちやボイル打ちでも圧倒的な釣獲能力を持ちます。

大木個人的には、たまに潜りながら水面をヒラ打ちする、ローリングドッグウォークアクションが非常に好きで、多少風があったり、水面に波が立っている場合でもしっかりアピールしてくれる気がします。また河川の場合、アップクロスにキャストし、U字を描くようなドリフト気味のドッグウォークや、壁沿いの上流方向に向かって投げて、流れと同調させるように壁沿いをドッグウォークさせたりもしています。高比重により様々なスピードに対応できることであらゆるシチュエーションで使いやすく、なによりアクションさせるのも非常にイージー!

狙ったコースを通せればあとは勝手にルアーが仕事をしてくれます!現在は上記で挙げた以外のカラーも保持していて、予備がないとかなり不安になってしまうくらい(笑)大木のトップシーバスゲームにおいてなくてはならない存在なのです。

今回は弊社を代表する・重量級メガヲタ・フクシゲのカタログコレクションを参照。フクシゲ「これはあくまでも会社用の資料ッス。家帰ればもっとあるッス」

フッキング率を上げるための+αセッティング!

現在大木が使用しているジャイアントドッグX SWは全てチューニング済み

チューニングといっても難しいことをするのではなく、フック部のスプリットリングを1個追加するだけの簡単なもの。

ジャイアントドッグX SWには#3!

しかし、スプリットリングを1つ追加するだけで、唯一水中にあるフックのレンジが一段下がり、フッキング率がかなり上昇するのです!

これは以前、アラマキさんがnadar(現在はメガスブランドに統合)時代においてセルフプロデュースした「CROW(クロウ)」におけるチューニングをそのままジャイアントドッグX SWにおいて流用したものです。
※アラマキさんに連絡したところ本人もジャイアントドッグX SWでも同じチューンされているとのことでした。

また、アラマキさんはリアフックのみにスプリットリングを加えるとのことですが、大木は勘違いし、フロントフックにも加えて使用してました(苦笑)

アラマキさん曰く、シチュエーションによってはフロントチューンも全然アリとのことww
フックは市販でセッティングされているのが、#4なのでそのまま使用するのもよし! またスプリットリングをフロントとリア両方に付けたり、チヌ仕様に吸い込みをよくするのであれば番手を落とし、#5 or#6に換装するのもアリ。

ただし、各社フックメーカーごとに同じ番手でもフックの重さが変わるため、ルアーの浮き姿勢やアクションにも変化もあるのでチューンしたあとはしっかりと動きを確認し、自分の好みのセッティングを見つけてくださいとのことでした。

写真は先日大木が釣り上げたチヌ。ホームである湘南河川にも年々チヌの姿が多く確認されていて、ルアーへの反応も非常に良好!

長い梅雨が明け、遂に夏本番に突入しましたが、気温以上にアツいトップゲームを皆様も今年はエンジョイしてみてはいかがでしょうか? ハマったら本当に抜けられなくなりますからww

また熱中症には要注意こまめな水分補給と適度な休憩を取りながら夏の釣りを楽しみましょう!

P.S.GLX遠州レインボー1つ見つけたので即ポチりました。

マンモスうれぴーww

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