重見典宏も納得!? GOSEN新PE『ROOTS PE×4』をタイラバ&ボートエギングで徹底的に使い込んでみた結果



すでに、リーズナブルで使いやすいということで話題の、ゴーセンのNEWスタンダードPEライン「ROOTS(ルーツ)」。今回は、エギング界の重鎮、重見典宏さんとゴーセンフィールドスタッフで重見さんの盟友でもある川畑篤孝さんが、その実力に迫ります! テーマはボートエギングとタイラバの2本立て! お2人はROOTSをどう評価するのか……!?

今回の実釣をムービーでチェック!

まずはボートエギング! しかし、いきなりの大苦戦! その要因は……?

左が、ゴーセンフィールドスタッフの川畑篤孝さん。重見さんとは古くからの友人。右は、言わずとしれたエギングレジェンド重見典宏さん。重見「読者のためにも、厳しくチェックしていくで!」

高松港を出船して約30分でポイントに到着! まずはボートエギングからスタート! ところが……。

船長「釣れてはいるけど、もうシーズン終盤やからねぇ……。でも、重見さんと川畑さんやったら釣ってくれるでしょ!」

いきなりのプレッシャー!

重見「そんなもん、船長の腕しだいやろ!」

と、やり返す重見さん。そんなやり取りを尻目に、川畑さんは黙々とエギを投入。

川畑「船長が言った通り、ボートエギングも終盤。アオリイカの活性はそんなに高くないから、重めのエギで底をしっかりと取って探っていく戦略。重見さんは、もう少し軽めのエギを使って、中層をフワフワと探ってるから、どっちに反応が出るかやね」

ボトムを中心とした展開で、見事にアオリイカをキャッチした川畑さん。さすが!

ところが、なかなかアオリイカからの反応がない……。2人をもってしても厳しいのか!?

船長「ちょっと浅い所に移動しましょう!」

移動した先は、小豆島が目の前に見える、水深28mほどの浅場だ。そして、この移動の判断が功を奏する!

川畑「き、きたよ! あ~、でもあんまり大きくないわ」

上がってきたのは、400gほどの小ぶりなサイズ。それでも、この状況を考えると大金星だ。

重見「良かったな、釣れて! ところで、ルーツはどない?」

川畑「これ、スゴイいいよ! 重めのエギを操作してても、ライン自体はスムーズで違和感なく使える。まぁ、イカはちょっと小さかったけど、ファイト中の負荷がかかるような場合も、まったくストレスとか不安感はなかったよ」

重見「せやな、ほんまPEラインの進化ってスゴイと思うわ。ボートエギングのようなバーチカルな操作が必要な釣りでは、ラインはある程度細い方が有利やん。潮の抵抗も受けにくいし。せやから0.4号とか細番手を使うねんけど、全然問題ないで、ルーツ。使いやすいよ。ま、オレは釣れてないけどな……」

「ROOTS」とは、ゴーセンが新しくリリースした、スタンダードPEライン。魚種を選ばず使用でき、リーズナブルながら国内生産で安心のクオリティを実現している。2021年春頃には8本組もリリース予定!


不調のボートエギングを切り上げ、タイラバへチェンジ! すると、すぐに反応が…!

船長「エギング一旦やめて、タイラバいきましょうか!」

船長の判断で、エギングを中断。マダイ狙いにチェンジ。ポイント移動!

重見「今度こそは、タイ釣らせてよ、船長!」

気心の知れた船長とのやり取りだが、重見さんの目は本気だ……。

船長「ま、任せて……く、ください……!」

川畑さん、そしてゴーセン社員の岡本さんがダブルヒット!

ほどなくしてタイラバポイントに到着! 早速、タイラバを投入する2人。しかし、意外過ぎる展開が……! 最初にヒットしたのは何と、実釣に同行していたゴーセン社員の岡本さん!
ええっ、マジ……!? 主役を差し置いて……!?

岡本「すいません、やっちゃいました!」

岡本さんが無事、マダイをキャッチした直後……!

川畑「あっ、オレもヒット! ダブルヒットや!」

タイラバに切り替えてすぐの、マダイ連発劇!

川畑「タイラバって、エギングとは違って巻きの釣りなんで、ラインの性能が出やすい釣り。ルーツを使ってみて思うのは、タイラバリトリーブ中が抵抗感がなくてすごくスムーズ。リーズナブルな4本組のPEということを忘れるくらい、釣りに集中できますよ!」

ダブルヒットでの盛り上がりを横目に、釣りに集中する重見さん。

ところで、重見さんは……? 完全沈黙中!?

重見「じゃかましわ! マダイのアタリを取るために集中してんねん! 邪魔せんといて!」

いつもは、いち早く釣果を上げる重見さんなのだが、この日は絶不調!?
と、その時……!

重見「きたで~! お待たせ~! おっ、結構引きよるで!」

川畑「あっ、それ、いいサイズやで! 美味しいところ持っていくなぁ~!」

上がってきたのは、今日イチサイズのマダイだ! さすが重見さん、キメるところはキメますねぇ~!

重見「当たり前や!」

今日イチのマダイをキャッチ!「ルーツ、何の不安もなくやり取りできたで。不満とか全くないです」

マダイの引きを堪能していた重見さん。ルーツの使い心地はどうでした?

重見「エギングのときはルーツの0.4号、マダイではルーツの0.8号を使ってた。タイラバは少しキャストすることもあるから、エギングよりも太めを選択してる。どちらもマルチカラーで、10mごとに5色の色分けされてるから、水深とかアタリのあったレンジの把握がしやすいのがええね。マダイが急に突っ込んでも不安感はないよ。あと、4本組ってスムーズさがどうかなって思ってたけど、実際に使ってみて全く気にならなかった。全然4本組でも十分やでホンマ」

今回使用したのは、10mごとに5色で色分けされた「マルチカラー」。水深やヒットレンジを把握するのに便利だ。

ラインの存在を忘れて釣りに集中できる! それが「ROOTS」の良さ

ボートエギングは不発だったが、タイラバは絶好調!

その後も、コンスタントにマダイを釣り続けるお2人。その間、ラインに関するトラブルはゼロ。ルーツの基本性能の高さを示す結果である。

川畑「最初はね、悪い所あったら遠慮なく言うたろって思ってたんやけど、ネガティブな部分は全くなかったね」

重見「途中から、ラインのこと、完全に忘れてたわ(笑)」

実はこの“ラインの存在を忘れて釣りに集中できる”というのは、ルーツの良さを端的に表しているコメントで、結局、常にラインのことを意識しながらら釣りはしたくないですもんね。

最後は、重見さんが釣り上げたマゴチで締めくくった。

ゴーセンWEBサイトで「ROOTS」の詳しい情報をチェック!

大森崇弘さんによる「ROOTS」実釣インプレッション動画はコチラ