埼玉県と言えば、山と森と川の都。え？埼玉ごときがなにをイキってんだって？ 森林面積割合は全国44位！（あれ？）、河川面積割合は全国2位！（ドヤァ！）。つまり埼玉最高なワケですが（？）、先日、埼玉県の山側エリア、森林率75%（！）、ムーミンパークがあったりする北欧大好き飯能市に、グランピング施設がオープン。渓流釣りスポット名栗川（入間川上流）でヤマメ、イワナ釣りも楽しめますし、家族おもてなしに如何ですか〜。
ノーラ名栗って？
埼玉県飯能市は、東京の癒やしスポット青梅市に隣接する山林の市。そう、埼玉民の癒やしスポット。いいや、首都圏の癒やしスポット！
なにせ、森林率75%を超える「山里」。記者が漁協員を務める入間川の上流部にあたります。名栗という地域は最上流部、有間ダムを要する支流域を指し、イワナやヤマメも釣ることが可能です（ちなみに今年は、上流部の放流は行っていません）。
さて、そんな名栗の里にフィンランドカルチャーを取り入れた、アウトドア施設として2020年にオープンしたのが「ノーラ名栗」。飯能市が、どうもフィンランドを意識した山里づくりを意識していることもあり、親和性が高い企画だったんでしょうね。飯能にはムーミンパークもあるしね！
サウナ施設、バーベキュー施設などからオープンしたノーラ名栗ですが2021年のゴールデンウィークよりグランピング施設がオープンすることになりました。そちらの内覧会に参加してきましたので、今回は新規オープンしたキャンプエリア、グランピング施設に注目します！
手ぶらで楽しめるアウトドア。グランピング。
グランピングは近年、注目を集めつつある施設形態。テントで宿泊するという体験以外は、どちらかというとホテルに近い感覚で宿泊ができる施設です。生粋のアウトドア好きからすると「は？」と思えるほど、いたれりつくせりな施設形態で、サービス料もそれなりです。
こちらも2名利用で30000〜42000円。1名追加につき10000円。感覚的には、ロケーションの良い山間部にあるアッパーなホテルという感じでしょうか。
天幕のような大型テントが仕切られた敷地内にほどよい間隔で立ち並んでいます。テントの中には、ふかふかのベッド。ガウンなんかも用意されています。食事はBBQだったりしてアウトドアなテイストはあるのですが、スタッフがすべて仕立ててくれたりと手間いらず。
こういう「手軽さ」と「快適性」、そして「上質なサービス」がグランピングの特徴。不便を楽しむという従来のアウトドアとは真逆なベクトルではありますが、近年、人気を博しつつあるサービスでもあります。
フィンランド式の本格的サウナでロウリュウって、整いまくるのも良し。近くの温泉（徒歩3〜5分程度）に（チケット付き）、浸かるのも良し。サイクリングするも良し、ハイキングしてみるのも素敵と、自然に寄り添った快適時間がこちらのウリ。
ほら、釣りに行ってばっかりのお父さん。ちょっと、こういった施設に家族をお連れして、おもてなしをしてみるのはいかがですか？ 釣り竿を置いてってというのは酷ですから、渓流用タックルを準備して、おもてなしをメインに据えつつ、のんびりと楽しんでください。2021年4月29日オープン！ 最強埼玉に新たなる名所が誕生でございます！
ビジターの方も、売店やドリンクスタンドなどが併設されていますので、気軽に立ち寄れて、のんびりできますよ！
