はい! お客様! いいもの見つけちゃったので、なんなら紹介して販売しちゃえ! なコーナーですが、「おっと、販促ページね」。と閉じるの待ったです。ほんと、見つけたときうれしくなっちゃったくらい素敵なサンダルなので、皆様にもどうですか? ってアイテムでございます。釣り人ならわかってくれるはず! ちょっぴりお得なルアマガセットを各種用意しましたので、よかったら買っちゃってー!
『ルアマガ オンラインストア』から購入できます!
※在庫不足のため現在販売を中止しています。
アウトドアイベントでのフリップロックスとの出会い
実はルアマガ、4月にアウトドアデイジャパンというイベントに出店してきました。そこにはアウトドアメーカーが数多く集まり出店していたのですが、そこで、とあるディストリビューターさん(阿部商会さん)が、素敵なサンダルを展示していたのです。それがフリップロックス(FlipRocks)!!
実は、釣りはもちろん、ちょっとした水遊びに使うフェルト付きやスパイク付きのサンダルとか開発できないかなーと、ルアマガのものづくり担当でもある記者は悶々としていたのです。
でもそれは難しい。なにせ、サンダルや靴の設計は実はめちゃくちゃ製造コストかかるので断念していたのです。そしたら…..え? このサンダル。
フェルト付き? スパイク付き? ソールを交換できる!? うぉおぉお! すげぇ理想のサンダルじゃんん!! ウマ娘のゴールドシップじゃねぇけど掛かり気味ですわ。紹介していたスタッフさんも引き気味。フリップロックス? それがこのサンダルのブランドっすか!? いいじゃん、いいじゃん、すげーじゃん(AAA)!
「あ、いや、意外にアウトドアの人ってこの手のサンダルにあまり興味ないみたいなんですが、さっきから釣り人の方の反応はめちゃくちゃいいんですよ」
そうでしょうよ、そうでしょうよ! いいですか、キャンプなどのアウトドアは釣りと親和性が高いですが、この手のグッズを真に欲しがるのは釣りガチ勢。つまりアウトドアイベントでセールスするのは悪手! ですがチーム・ルアマガに見つかったが最後です。
「自分が欲しいので売らせてください!」
商魂招魂! しかし、ぬるきゃ売るわけにはいかねぇぜ!
気に入ったものの、これ、実際に使って機能的じゃないと流石にイイ! って販売するわけには参りません。そこでサンプルを取り寄せてテストじゃ、テストぉ!
結論から言います。めっちゃイイ! ほら最近は結論から言わないとね。
イイものはセールストークものってきますわな。ちなみに紹介するフリップロックスって会社はクラウドファンディングで立ち上がったアメリカのブランドで、どうも良く聞くと、ガチの釣り好きが中に居て、そういった背景があるからこのアイデアが出てきたようなんですよね。
さて、このフリップロックスには3つの型があります。
フリップフロップ(オリジナル)、アルティメットサンダル、ネオプレーンブーティー。
フリップフロップ(オリジナル)はサンダル全とした、いわゆる鼻緒付きのオーソドックスな形状。脱ぎ履きがしやすくて普段履きに丁度いい。バックストラップもあるのでホールド性も悪くないです。トーガードが良い塩梅でデザインされているのは他のモデルも共通なんですが、こういったガード性能は、釣りやっていたりアウトドアアクティビティーの明る人じゃないと絶対必用だ! って出てきません。実際、こいつのガード性能は思ったより強いです。小指突き指とかないもんね。
そしてアルティメットサンダル。こちらは長時間の使用も意識して、オリジナルと同じ機動性に加え、高いホールド力ゆえの安全性、快適性を備えています。弱点はオリジナルに比べて履き着心地も良いのですが、脱ぎ履きはめんどくさい。長時間履き続けるタイプの方にはこっちがオススメ。
で、特殊になりますがネオプレンブーティーというモデル。こちらはくるぶしから少し上までネオプレーンで覆う、ブーツタイプ。3mm厚のネオプレーンが採用されているので冬にいいよってことなんですが、結構こいつが軽いんです。イメージとしてはタビに近い(他のモデルも)。しかも靴底のフレキシブルさもそれに近い。曲がるんですよね。
ですので、磯系なんかにもいいはず。ウェーダーを履かない速乾性ウェアなんかで、軽く渓流歩いたりするのにも良いと思います。その場合は夏でも快適なんじゃないかな……。ごめんなさい、こっちは見ただけですのでテストまではしていないのですが、間違いなく機能すると思います。
フリップロックスの大きな特徴 交換可能なソール
はい、この3種類がラインナップされているのですが、こいつの最大の特徴であり機能というのが、交換できるソール(靴底)システム。フリップロックスではこれをグリッピングパッドと呼んでいるようです。
実はウェーダーの使用を前提としたコーカーズというソールが変更できるウェーディングシューズブランドはあるのですが、フリップロックスはもっとライトなサンダルなので差別化できると思います。
フリップロックスの場合、標準で「ティンバーライン」という普段履き、アウトドアユースよりのラジアルソールと、水辺の使用を想定した「カヤッカー」というグリッピングパッドが同梱します。簡単に言えば、標準で2種類のソールが付いてくるんです。お得。
大前提として釣り人的には常識なのですが、ご存知ないかもしれない方もいるので解説。水辺、水中は、めちゃくちゃ滑りやすくなります。水垢、水苔、藻などでツルツル! これを知らなくて池の縁の護岸を注意なく歩いてツルリ! 川を渡ろうと思ったらめちゃくちゃ滑って転倒。ただコケちゃったで済めばいいですが、命に関わる怪我に発展するのが水辺です。単純にそういった場所でグリップする能力というのは、めちゃくちゃ重要なのです。
そうなると性能です。ティンバーラインは林道程度ならグリップ力も高く優秀なグリップ。ですが、水辺に近寄るとさすがに普通の滑るサンダルになってしまいます。単純に水辺絡みの滑りにくさを10段階評価した場合、その評価は1点です。
では、標準付属のカヤッカーはどうでしょうか。フェルト底というのはウェーディングシューズの定番で、水辺でのグリップ力が上がる定番。しかしこの付属のカヤッカー。ちょっと日本で見かけるフェルト底より硬い……。大丈夫か? とテストしたところ、10段階評価で5点。
おや、低くないか? って思った方もいるかもですが、ぶっちゃけ水辺での機動性は格段に上がります。通常のガチ釣り向けウェーディングシューズの滑りにくさは7〜8点と個人的には点数をつけます。なので、水辺で機動するサンダルとしてはすこぶる優秀なのですが、ダッシュで水辺の石を八艘飛びできるかっていうとそれは、ちょっと歴戦の猛者じゃないと無理! な感じです(八艘飛び、歴戦でもしないでください)。あ、これ普通のラジアルソールでやると、死と隣り合わせなんでよろしくおねがいします。
アメリカのフィールドだったらコレでもいいのかもですね。日本の川などはダムが上流にあって、水温が上昇、ヌメや藻が付きやすいって背景もありますので。ちなみにですが、ゴツゴツ系の磯場とかなら簡単には滑らないので、評価は7点くらいまでに上昇します。
なので、標準も十二分に自身を持ってオススメできるわけですが……。ほら、ガチ系も欲しいよね….。サンダルじゃそんなとこ行かないかもだけど、雨の日の消波ブロックとか堤防とか……。なんならちょっとした小磯とか。よっぽど普通の靴よりは滑らないは正義で安全ですし。
交換ソールは標準同梱2種以外に4種あります。更に高い釣り人的性能を求めるとして、購入者の皆さん迷われると思いましたので、それぞれを解説しつつ、ルアマガではオススメの3セットをご紹介、お少しだけお安くさせていただくことになりました。つまりルアマガセットってやつです。
お得! オススメ! ルアマガのフリップフロックサンダルセットは6つ!
まずは2種類のサンダルタイプのどちらかを選択していただいた上で、以下のセットを推奨、販売いたします。ティンバーライン+カヤッカーの標準も販売はしておりますが、セットだと少しだけお得でございます。そして本気のあなたに送るネオプレーンブーティーのセットも!
ちょい釣りスペシャルセット(Flip Rocks+リバーマスター)
サンダル2種類から選択可能
※在庫不足のため現在販売を中止しています。
ひとつめは、「リバーマスター」と呼ばれるステンレススパイクピンが装着されたソールをオススメ!!! こいつは「カヤッカー」にステンレスピンが装着されたバージョン。滑らない10段階評価では8〜9点! ツルツルのちょっとしたザラつきもない大理石のような水底なら滑りますが、ピンのちからは偉大。いきなりグリップ力がアップします。低めのピンになってますから使い勝手もいいです。
イメージとしては、渓流釣り。どちらかというと、ゴツゴツした石、起伏が多い形状の石が多いフィールドなんかにはそもそもフェルト+ピンは強いので安心して使えます。ガサガサなどの水遊びにもいいですし、チョコレート護岸やタイル護岸などもグリップ力が上がりますので陸っぱりのバスアングラーなんかには良いと思います。小石の多いゴロタ浜とかも相性が良いかと思います。
ちょい磯・堤防スペシャルセット(Flip Rocksアルティメット+ウォータートレッカー)
サンダル2種類から選択可能
※在庫不足のため現在販売を中止しています。
ふたつめは、「ウォータートレッカー」というグリッピングパッドが標準2種にプラスで付くセット。リバーマスターと何が違うかというと、ピンの高さ、サイズは同じですがフェルト底ではなくラジアルソールになっております。ちょっとした磯や、消波ブロックの上、堤防の上などでのグリップ力はピンベースですので当然良く、こちらも10段階グリップ力評価で8点。
磯みたいなやや鋭利なギザつきがある岩盤形状だとフェルトタイプだと損耗が激しくなります。また、平坦な防波堤や消波ブロックまわりだと、フェルトの効果が効きにくいので耐久性のあるラジアルソールタイプがオススメ。林道を結構歩いて、河川に入渓するなんて用途の方にはラジアルピンタイプのこちらがいいと思います。やや耐久性があがりグリップ力に関してはフェルトタイプより感覚的に気持ち落ちます(状況によってはこちらが上のグリップ力を示す場合もあります)。
“ネオプレーンブーティーガチ磯”スペシャルセット(+G-REX)
※在庫不足のため現在販売を中止しています。
こちらはネオプレーンブーティーに、G-REXと名付けられた、ラジアルソール+ステンレススパイクピンのグリッピングパッドを付属したセットモデル。G-REXとウォータートレッカーの違いはピンの高さ。G-REXのほうがピンが高いんですね。サンダルと違って、ブーツタイプはフットを覆うタイプですのでガチ系の磯場でもある程度の安全性が担保されます。そこにピン高のG-REX。オススメです。
“冬の快適ボート”スペシャルセット(+マリーンスポーツマン)
※在庫不足のため現在販売を中止しています。
冬の乗合船、すべりやすいボートデッキ……となるとマリーンスポーツマンというグリッピングパッドがオススメ。黒いラバーソールはデッキを汚しがち。そういった配慮も利用者には大事。このパッドはそういったソール由来の汚れを極力抑え、なおかつ波上のパターンでグリップ力をアップしています。そういった用途を想定される方は、ぜひぜひ、こちらのセットをお買い求めください!
ということで、この夏はフリップロックスで制するぜ! 冬はブーティー!