実は今、ソルトウォーターでもクランクベイトが注目されてきているのはご存知だろうか? 密かに、そして確実に広がってきているのがソルトクランクのジャンル。そして、アクアウェーブからロックフィッシュ専用の『ミヤビス45DR』が登場したので、ここで紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部
ロックフィッシュだけでなく、なんでも釣れる小粒ディープダイバー
カラーはアピール系の10色をラインナップ
色は根魚が好きなゴールドや赤、オレンジなど、アピール系を多くラインナップ。イワシやホタルイカなど、ナチュラル・リアル系も見逃せない。
コンパクトでよく飛び、よく潜る超優秀なひと口サイズディープクランク
クランクベイトはブラックバス用のルアーとして定着しているが、ここ最近はソルトでも使う人が増えてきている。大きなリップとずんぐりむっくりしたボディを持つクランクベイトは、水押しアピールが強く、障害物回避性能も高い。
この特徴を活かし、ロックフィッシュ狙いで良い思いをしているアングラーも少なくないのだ。ターゲットはキジハタ、クロソイ、タケノコメバル、カサゴなどなど。根魚が好むのはゴロタや消波ブロックなどで、そこを根掛かりを恐れずにトレースできるのがクランクベイトというわけだ。
ロックフィッシュ専用のクランクベイトが誕生!
アクアウェーブからリリースされたロックフィッシュ専用モデル『ミヤビス45DR』。全長は45mmとかなりコンパクトな設計なのが大きな特徴で、ターゲットに警戒心を与えることなくバイトを誘発できる。
また、カサゴ(ガシラ)など、アベレージサイズがそこまで大きくない魚にも使いやすいサイズ設定と言えるだろう。コンパクトなサイズだが重さは7.4gあり、広範囲をトレースできる遠投が可能。スピニングタックルはもちろん、Mクラスのベイトタックルやベイトフィネスで使ってもおもしろそうだ。
こちらがアクアウェーブからリリースされた『ミヤビス45DR』
アクションは強めのウォブリングで、スローリトリーブでもしっかりと動いて魚にアピール。ローライトコンディションでもルアーの存在感を強く示し、岩の隙間にいる魚にもルアーを気づかせることができる。リップ内部にもウエイトを埋め込んでいるため、前傾の浮き姿勢になっており、リトリーブを開始すると急速に潜っていく。
遠投した先から足元まで、プロダクティブゾーンを長くとれるのもこのルアーの強みだ。さらに小粒ながらも潜行深度は3mオーバーを実現。堤防からの釣りでも、足元までしっかりとルアーをトレースすることが可能だ。
根魚の定番「カサゴ」もこの通り! 小さい体でも果敢に「ミヤビス」を追い、バイト!
これまでワームばかり投げていたようなシチュエーションでも、目先を変えてやることで獲れる魚はきっと増えるはず。ロックフィッシュ狙いの新たな一手として、『ミヤビス45DR』をぜひ使ってみてほしい。
ソルトクランクの釣りはまだまだ開発途中だが、『ミヤビス45DR』を使い込んでいるアングラーに話を聞いたところ、デイとナイトでは使い方が少々異なるそうだ。
デイの場合は、ボトムべったりをノックさせるようにして使うと効果的とのこと。これに対してナイトの場合は、ボトムに到達させてから一瞬止めて若干浮上させた状態で、さらにそこから泳ぐギリギリのスピードでリトリーブするといいという。
これは、日中は岩陰に潜んでいた根魚が、夜になるとベイトを捕食するために岩陰から出てくるためだ。魚の性質を意識しながら釣りをすることで、釣果アップすることだろう。ボトム付近のクランキングで根魚を釣る快感を、ぜひ味わってほしい!
カラーバリエーションも豊富! 全10色展開!
左から「グリーンゴールド」「ホタルイカ」「 キンクロ」「イワシR.B.」「マットオレンジタイガー」
左から「アカキンシグナル」「UVダークシラサエビ」「 パステルクラウン」「フルメタルゴールド」「ブラッディーレッド」
実は万能!? ロックフィッシュだけじゃない!あらゆるターゲットに効くんです!
ミヤビス45DRはロックフィッシュだけでなくシーバスやキビレ、ヒラメなども釣れている。さまざまなフィッシュイーターを魅了する魔力を秘めたルアーなので、自由な発想でいろいろな場所で投げてみよう。
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