シマノから新しくリリースされた、ライトショアジギング用ロッド「コルトスナイパーBB LSJ」を実際に使用し、ショアジギ大好きライターがインプレを実施! 1万円台半ばで購入できるリーズナブルな価格設定のモデルの実力やいかに…!?
●文:ルアーマガジンソルト編集部
インプレアングラー紹介
西村(にしむら)
ルアーフィッシングを愛する中堅(?)の釣りライター。取材を通じて様々な釣り具に触れてきているので、道具に対する確かな選球眼を持つ。雑なアイテムには容赦なく厳しいコメントを出す!?
コルトスナイパーBB LSJのインプレを動画で視聴する
【本記事はルアーマガジンソルト最新号!】
『ルアーマガジンソルト2023年11月号』(9/21発売)では、今回の記事の全文を掲載。特集はエギング、エキスパートのテクニックや最新タックル情報など満載!
誰もが納得の軽さとパワーをこの価格で実現
曲がった際のねじれやパワーロスを防ぐ構造のハイパワーXを搭載。ロッドの軽さを維持したままパワーと強度をアップし、力強いファイトが可能になり、さらにキャストやロッド操作を軽い力で行うことができる。
【スペック】
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | ジグウェイト(g) | プラグウェイト(g) | 適合ラインPE(号) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S96L | 9’6″ | 2.90 | 2 | 148.5 | 177 | MAX 42 | MAX 36 | MAX 2 |
S100L | 10’0″ | 3.05 | 2 | 156 | 188 | MAX 42 | MAX 36 | MAX 2 |
S96ML | 9’6″ | 2.90 | 2 | 148.5 | 182 | MAX 50 | MAX 42 | MAX 2 |
S100ML | 10’0″ | 3.05 | 2 | 156 | 199 | MAX 50 | MAX 42 | MAX 2 |
【そもそもLSJとは?】
多彩な魚種を気軽に狙えるのがライトショアジギング
堤防やゴロタ浜など、比較的エントリーしやすいエリアで、20〜40gほどのメタルジグを使い、多種多様なフィッシュイーターを狙っていくのがライトショアジギング。小〜中型の回遊魚をはじめ、エキサイティングなターゲットを気軽に楽しめる釣りだ。
コルトスナイパーBB LSJの特徴
【ブランクス】高いねじれ剛性のハイパワーXを搭載
曲がった際のねじれやパワーロスを防ぐ構造のハイパワーXを搭載。ロッドの軽さを維持したままパワーと強度をアップし、力強いファイトが可能になり、さらにキャストやロッド操作を軽い力で行うことができる。
【ガイド】ライントラブルを軽減するKガイド
PEラインを使用した際のライントラブルを軽減するKガイドを採用。風が吹いている状態やいろいろな重さのルアーを使っても、高切れやライン絡みというトラブルが少なくなっている。
【グリップ】軽量化つ高強度のCI4+リールシート
カーボン繊維が配合されたシマノ独自の素材をリールシートに採用。軽量で高い強度を備えており、グリップ部分が軽くなったことでジグをしゃくる動作もしやすくなっている。
ファーストインプレッション
西村「定価が2万円代前半で、市場では1万円代中盤ほどで買えるという驚きのコストパフォーマンス。まず見た目からして安っぽさがない! ブランクス、ロゴデザイン、グリップまわりなど、ルックスは完璧。持った感じが軽くて、ダルさは一切なしですね」
エントリーモデルとは思えない充実のシリーズ構成
西村「久しぶりのタックハンターネオ、紹介するのはコルトスナイパーBB LSJです。価格は店頭で1万円中盤ということで、多くのアングラーが気軽に手を伸ばせる価格帯。いろいろな釣りを楽しむ人がサブロッドととして用意しておくのもいいかもしれません。この価格でありながら、ブランクスにはハイパワーX、グリップにはCI4+が使われており、持った感じはかなり軽快。見た目にも価格を超えた高級感が漂っています。この時点でかなり満足度が高い仕上がりです」
ゴロタ浜でも、コルトスナイパーBB LSJを使用。オープンなフィールドでは、10ftモデルが活用する。
西村「長さは9ft6inと10ft、そこにライトアクションとミディアムライトアクションがそれぞれある、とてもわかりやすい4本ラインナップになっています。9ft6inはやや足場が低いところや、縦方向のロッド操作をする釣りに使いやすい長さ。10ftは遠投性能が欲しいときや、足場が高いところで有利なレングス。あとは使うルアーの重さに合わせてLかMLかをチョイスすればいいでしょう」
堤防でのライトショアジギングは、コルトスナイパーBB LSJが最も得意とするフィールドだ。
西村「自分がまずチョイスしたのはS100ML。地磯にエントリーして青物が回遊していないかチェックします。メタルジグ28gをフルキャストしてみると、思いの外シャープで反発力があり、気持ちよくジグが飛んでいく! ジグの着底感度もしっかり伝わってきます。ジグの着底がわかるって、この釣りではかなり重要な要素です。そしてジグのしゃくりやすさもなかなかのもの。このロッド、実は相当すごいんじゃないでしょうか!?」
もちろん、地磯も守備範囲。足場が高い場合は、10ftモデルが活躍。
堤防から磯まで場所を選ばず楽しめる
堤防、ゴロタ浜などエントリーしやすい比較的ライトな場所から地磯などの釣りにもマッチ。足場の高さや狙うターゲットによって4本のうちから長さとパワーがマッチするものをチョイスしよう。
青物が回ってこないときはワームを使って根魚を狙ってもOK。状況に合わせてアングラーの思いのままに楽しめるのがコルトスナイパーBB LSJだ。
青物が回ってこないときはワームを使って根魚を狙ってもOK。状況に合わせてアングラーの思いのままに楽しめるのがコルトスナイパーBB LSJだ。
磯場をメインにインプレを実施。早速アカハタをキャッチ!
青物狙いで入った地磯だが、どうも回遊しておらず…。そこでボトム狙いに切り替えてワームを入れるとアカハタが喰ってきた! 使用ロッドは、コルトスナイパーBB LSJ S100ML。ボトム感度が高く、ワーミングの釣りも快適に行えることが証明された。
コルトスナイパーBB SLJ 全機種解説
【S96L】軽快な操作性のライトアクション
9ft6inのライトアクションで、足場の低い堤防なので使いやすい。メタルジグだけでなく、ミノーなどのプラグにも高い操作性を発揮。
【S96ML】中型青物もがっつり寄せられるパワー
50gまでのメタルジグを軽快にシャクっていける9フィート6インチレングス。ミディアムライトアクションで、パワフルなターゲットが掛かっても安心の力強いファイトが可能。
【S100L】長さを生かした足元までのリトリーブも可能に
10ftの長さがあり、やや足場が高い場所でも使いやすい。メタルジグを高くしゃくったり、ミノープラグなどを足元まできっちり引いてこれる。
【S100ML】遠投性能の高いロングレングスモデル
メタルジグもプラグも両方を楽しめる10ftのミディアムライトアクション。多彩なルアーを使ってイナダやサワラ、シイラなどを狙う場合に活用したい1本。
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※本記事はPRを含みます ※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。