
シチュエーションに特化したロッドを求めるのは、釣り歴が長くなるほど普通なことになってくるだろう。あのとき、こんなロッドがあれば…。あの魚を釣るにはどういったロッドが欲しい…。御存知の通り、エンジンの「スペルバウンドコアハイクラス」はまさしくそんな現場のリアルを反映させたロッドシリーズだ。今回はルアマガスタッフ陣がお借りして実際に使用。その尖りっぷりを体験してきたぞ。
●文:ルアマガプラス編集部
スペルバウンド
エンジンのバスロッドシリーズ。いくつかのシリーズが存在したが、現在のメインストリームは「スペルバウンドコア」へ。
スペルバウンドコア
エンジンが手掛ける本気のバスロッドシリーズ。羽生和人さんを筆頭に、各地で強烈な存在感を放つプロスタッフ陣が全精力を注入。「SPELLBOUND」=「惹きつけるもの」の名を冠したましくコアなスペックが揃うロッドシリーズだ。
インプレした編集部員
フルカワ
自称ストロングアングラーの本誌編集長。某高級スピニングリールを3台所有してからはフィネスにお熱な35歳。
SCHS-66-1/2XUL-ST マイクロベイトスペシャル
●全長:6フィート6-1/2インチ●重さ:67グラム●対応ルアー:1/96 ~ 1/8オンス●適合ライン:モノフィラ2~ 4ポンド/PE0.2 ~ 0.4号●継数:1●アクション:XUL●モデル:ソリッドティップ


PEはもちろんフロロでもマイクロベイトが飛ばしやすい!
まず、ビックリするくらい細いティップにビビる(笑)。
でもなによりもスゴイのは振っただけでロッド全体が曲がるので、ウエイトを乗せにくいベビ
ーライクなどのマイクロベイト系ルアーでも余裕でキャストが可能だったこと。
しかもPEの0.2 ~ 0.3号みたいな細い糸はもちろん、竿が曲がってくれるのでフロロの細い番手でも飛ばしやすいのは大きなメリットですね。
正直、持った瞬間「えっ?」ってなるロッドなんですけど、その名の通り、マイクロベイトを使ってみるとすべてが納得できてしまう唯一無二なロッドかも!
トラウトロッドみたいな投げやすさを持ちつつもバスロッドのような繊細な操作に必要とされる張り感のバランスが秀逸。追従性が非常に高いのでバレる気もしないです。
こちらの内容はルアーマガジン1月号でも掲載中!