[こんなにあるの!?]3月リリースのDAIWA新製品リールを一挙に紹介!

23エアリティの回転性能を追求したセンシティブチューンモデル

エリアトラウトやネイティブトラウト、バスフィッシング、ソルトのアジングなど、リールの回転性能が釣果を大きく左右する釣りは多い。そもそものエアリティの回転性能は高いレベルにあるのだが、その巻き心地をさらに軽く感度を高めたスペシャルチューン、それが、23エアリティST(センシティブチューン)だ。

繊細かつダイレクトな巻き心地を実現する、もうひとつのエアリティ。そのラインナップは、STとST SFを合わせ、フィネスフィッシングに特化した全6モデルをラインナップする。23AIRITY/23AIRITY SFの持つ基本性能はそのままに、回転主要部のBB(ボールベアリング)が、ノーマルモデルのグリス仕様BBからオイル仕様BBに変更されている。グリスBBの特質である高い耐久性をあえて捨ててまで、粘性の低いオイル仕様BBを採用することで、究極の回転性能を実現する。

エアリティSTは、回転主要部のBB(ベアリング)をノーマルモデルのグリス仕様BB(CRBB)からオイル仕様BBへ変更されている。

また、DAIWAのリールを象徴ような技術である、防水・防塵の要のピニオン部のマグシールドを、あえて採用せずとことん軽量化と回転性能の向上に向き合っている。これらのセンシティブチューンにより、極めて無感覚に近い指先へのリーリング抵抗をアングラーにもたらすこととなった。

製品詳細

AIRDRIVE ROTOR(ZAION製)
ローターの回転レスポンスの向上のために、ZAION製のローターを採用。操作性や感度、軽量化に貢献している。

AIRDRIVE BAIL
さらなる軽量化を実現するべく、必要強度を維持しながら、細径化。これにより軽量化を実現している。

IRDRIVE SPOOL
綿密な強度計算のもと、不要な肉を徹底的に削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計となっている。また、作動抵抗の少ないドラグ発音機構を新たに採用し、ドラグ作動時のレスポンス向上を実現する。

AIRDRIVE SHAFT
ピニオンの両端をボールベアリングで支持することで、ハンドルから入力されたパワーを最大限ローターの回転力へと繋げる仕様となっている。

フルメタル(Mg製)モノコックボディ
高剛性且つ軽量コンパクトハウジングに最大径のタフデジギアを封入。

超々ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギア
冷間鍛造で高強度に仕上げた素材に、高精度なマシンカットをほどこすことで理想のギアを実現する。

ATD TYPE-L
魚の引きに合わせて、滑らかに効き続けるATDの特性はそのままに、スピニングリールにおける初動レスポンスをさらに向上させたのドラグ、ATD TYPE-Lを採用する。

LC-ABS(ロングキャスト-ABS)
リング部が前方に出た効果でリング上にラインが乗りにくくなり、従来のABSⅡ比で約5%の飛距離向上を達成。さらに、トラブル回避性能もアップしている。

AIRITY STボールベアリング搭載箇所

エアリティSTには11個のボールベアリングが搭載されている。その内容は下記の通り。いかに回転性能を追求しているかが、ここからも読み取れるはずだ。

  • ピニオン部2BB(オイル仕様BB)(※SFは1BB)
  • ドライブギア部2BB(オイル仕様BB)
  • ドライブギア部2BB(オイル仕様BB)
  • ハンドルノブ部2BB(CRBB)
  • スプール部1BB(CRBB)
  • メインシャフト部1BB(オイル仕様BB)
  • オシレートギア部1BB(オイル仕様BB)
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