
優れたパーミング性と、コンパクトさからは想像もできないほどのタフネスを誇るアブガルシアのハイエンドベイトリール『ゼノン』。その性能はすでに多くのアングラーを魅了しているのだが、2024年、アブガルシアはゼノンがさらにパワーアップするNEW「スプール」を展開するという。
●文:ルアマガプラス編集部
アブワークス ゼノンMG BFスプール
●糸巻き量:8lb50m●価格:1万円(税抜)
アブガルシアが2024年に展開するゼノン用カスタムスプール。
その名も「ゼノンMG BFスプール」。
注目すべき点は2つ。
1つめはスプール素材にマグネシウムを採用している点。
マグネシウムは軽量かつ高強度で魅力的な素材ではあるものの加工が難しく今や殆どスプールに採用されることがなくなっている。
ところがアブガルシアは特許技術によりこの壁を見事にクリア。
ゼノンLTXスプールが12gだったのに対し、ゼノンMGBFスプールは8.8gまで減量することに成功している。
スプール重量が軽くなることにより、キャスティング時のスプールの回り出しが軽量になり、軽いルアーはさらに投げやすくなる。また、マグネットブレーキによる制動もしやすくなるのだ。
そしてもうひとつの注目点が、マグネットブレーキの磁界を受けるプレートが可動するという点。
スプールが高速回転している際にはプレートがせり出しマグネットブレーキがしっかりと効き、回転速度が落ちるに連れてプレートがマグネットから離れることで磁界の影響が弱くなり、ブレーキも弱くなる。
つまりスプール回転をしっかりと抑制したい高速回転時にはブレーキが効きやすく、キャストの後半ではブレーキが弱まり、さらなるひと伸びをもたらしてくれるわけだ。
スプール表面には特殊な処理が施されており、マグネシウム素材でありながらもソルトウォーターにも対応。
また、ボールベアリングは回転の立ち上がりに優れるセラミックボールベアリングを搭載している。。
対応機種は30mm径の『ゼノンMG7』および『ゼノンLTX』。
今回はスプールのみの単体販売を予定しているとのことだが、標準搭載リールや異なるスプール径、ラインキャパシティなど、今後の展開にも期待したい。