装備品だけでは防げない事もある最近のヒグマ事情
いくら万全に対策をしていてもヒグマによる人身事故が最近あった場所やその時のヒグマを捕獲又は駆除が完了していない場合は絶対にその周辺などに近づかないようにしましょう。 ヒグマは非常に学習能力が高く、執着心も強いです。一度でも人間を「食べ物」として認識してしまったり(昨年の道南の大千軒岳のヒグマの事故がこの例に当たると思います)、餌付けされた場合は人を襲ってくる可能性が高くなるといいます。
【とんでもないサイズ…足跡を発見】
獣臭がしたので周囲を確認した時に見つけたヒグマの足跡。まだ真新しく、私がこれまで見てきた足跡の中でも、かなり大きいものでした。
私は釣りに行く時や山に入る時はヒグマの出没情報を確認したり、いつもと違う音が聞こえたり真新しい痕跡を見つけたらどんなに釣れる状況でも即撤退するように心がけています。何よりも命が大事、ビビり過ぎるくらいがちょうど良いと思いますよ。
ということで今回は、北海道生まれ北海道育ちの正真正銘のどさんこで、訳あって幼少期から両親や親類縁者からヒグマの怖さを教えられる特殊な環境で育った小川貴恵が、ヒグマ対策に使用できる装備品などを実際の経験を交えてお話しいたしました。 それではまた次の記事でお会いしましょう。
アングラープロフィール
小川 貴恵(おがわ・たかえ)
北海道出身、北海道在住の、TULALAフィールドスタッフ。釣り好きの父からの影響で、子供の頃からイワナ、ヤマメ、鮭釣りなどを始める。そのうち、自然と渓流魚の美しさに惹かれ、渓流トラウトをメインに狙うようになる。道内のトラウトフィッシングには精通しており、ルアーフィッシングを始め、フライフィッシングも行う多彩なアングラー。
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