[アワビのキラキラが何かに似てる!]えっ?似てるかなぁ!?でも魚は喰い付いてくる

●写真/文:アンナマン(ルアマガ女子部)

2024 ショアジギング特集

針がキモ! マダイのアタリを確実にかける3本針

釣行は3月の終わり。海水温は12度前後とまだ低く、松山沖のマダイの活性はまだまだ低いとのことで、小さなアタリを確実にとるため船長さんアドバイスのもと、今回は市販のものではなく自作の針で行くことに。

上:今回の三本針、下:普段使用している針。

いつもお世話になっている遊漁船「ニライカナイ」さんの船長さんは、おそらく四国一マダイを釣らせてくれる船長さんで、ポイント・釣具・魚の知識が本当にすごいんです!

松山市の名船「ニライカナイ」さん。

この仕掛のポイントは針を6~8号の小さなストレートフック(早掛け)で互い違いに組むこと。この時期のセンシティブなマダイの浅い喰いを確実にかけて1枚を取るには、針が大変重要です。

マダイのアタリを確実に拾い竿頭に!

いざ出船! ポイントに移動するまでの間、タイラバヘッドにアワビシートを仕込みます。あわび本舗さんから出ている、エギ用のアワビシートはタイラバにも効果がある! と私は思ってます(笑)。

確実な乗せ掛けで小さなアタリも逃さない♪

マダイはフォールするルアーを追いかけてくるので、乗り合いでたくさんの釣り人が船からヘッドを落とす中、マダイに自分のヘッドを見てもらうためには、このアワビのキラキラアピールをプラス! 弱ったベイトの鱗や、貝殻に見えているかも……と思いながらいつも貼っています(笑)。

「あわびシート」。ケイムラコーティングでキラッキラ!!

第1ポイントでは一時的な時合があったものの、カサゴしか釣れず(笑)。やべー、と思っていましたが、ドテラで浅いアタリを拾いながら拾いながら、終わってみるとなんとか4枚釣れました。

かかりはほとんどが針1本。大きな針では取れていなかったかも。 

周囲でも追いが途中でなくなったという声が多く、アタリはほとんどボトム。確実に乗るまでとにかくアワセは入れず、追わせて追わせて喰い込ませて取る感じでした。鉛の大きなヘッドを中心に大型もよく出て、船中20枚を超える結果に。

60オーバーもよく出ていました!

賑やかなクーラーボックス

終了間際にフォールでハマチもヒット! これは嬉しい〜! ハマチが食べたかったんよ~(笑)。クーラーボックスはちょうどいい感じでいっぱいになりました! 帰って食べるのが楽しみ〜♪

ラスト1投でハマチもキャッチ♪

汁や臭いもれのしないルアマガの臭わない袋♪

この度新たに販売となる「クーラーボックスが臭わない袋」に入れれば、鋭利なマダイのヒレも安心♪ クーラーBOXにフィットするので安心して魚を持って帰ることができます♪

また、持ち帰った後も、飛び散るウロコや内臓の処理もこの袋の中で済ませてそのままポイすれば、生ゴミの後始末もラクですよ!

タックルデータ

フルソリッドで安定のやりとり。

  • ロッド:NEW フルソリ鯛ラバ FSTR-B67M(メジャークラフト)
  • リール:オシアコンクエストCT200(シマノ)
  • ライン:弾丸ブレイドクロス8本編みマルチカラー 0.8号(メジャークラフト)
  • リーダー:弾丸フロロショックリーダー3号(メジャークラフト)
  • ヘッド: 鯛乃実TGハイブリッド80g(メジャークラフト)
  • アワビシートカスタム :日本あわび モンスターブラック、超GALAXYブラック(あわび本舗)
  • ネクタイ:タイ乃替スリムカーリー(メジャークラフト) 

ココ、実はおいしい☆ 釣魚をおいしくいただく

さてさて、帰って魚を捌いて飲むのも私の楽しみ! 特にハマチの血合いが大好きで、ごま油と塩・たっぷりのネギで生レバ風にしたものは子どもたちも大好きで、釣りたてならではの逸品。

釣った魚は美味しくいただきます! [写真タップで拡大]

「血合いの生レバー風 」。 ネギたっぷりがおすすめ♪ [写真タップで拡大]

マダイは肝も美味しそうだったので、心臓・胃袋と一緒に湯煎してポン酢で♪ 捨てたらもったいない、実はおいしいおつまみ部位です♪

「マダイの内蔵 」。 塩でしっかり洗って火を通します♪ [写真タップで拡大]

「さつま 」。だし汁と麦味噌で仕上げる郷土料理。 [写真タップで拡大]

塩焼きにして愛媛南予地方の郷土料理「さつま」も♪ お店で食べるとけっこうなお値段します(笑)。カマ焼きや鯛めし・ハマチのツナなど、1週間かけて美味しくいただきました♪ 瀬戸内ではそろそろ乗っ込みの荒喰いに期待したいところ! 次回は大型が釣れますように!!

アングラープロフィール

アンナマン

愛媛県でライトゲーム・鯛ラバ・SLJを中心に釣りを楽しんでいます。1人でも多くの方に釣りの楽しさをお伝えしたく、メジャークラフトサポートスタッフ・あわび本舗アンバサダーとしても活動中。「アンナマン」の呼び名は師匠のヒロセマンが名付け親。準備から食べるまでも釣りの楽しいところ! 釣った魚の料理も大好きで、いろんな料理にもチャレンジ♪ 2人の娘たちとも一緒に楽しめる釣りも研究中♪


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